フォトフェイシャルでシミが取れない?続ける目安とレーザーへの切り替え|名古屋
- 2026.11.2

この記事に関連する施術
目次
フォトフェイシャルでシミが取れない?続ける目安とレーザーへの切り替え|名古屋
フォトフェイシャルなどのIPL治療を受けてもシミが残るときは、同じ照射を重ねる前に、残ったシミに合うレーザー治療を検討しましょう。IPLで取りきれなかったシミをピコスポットで治療する方法もあります。特に細かく薄いシミが広がる方には、当院ではルビーフラクショナルを選ぶことが多くあります。
「まずはIPLから始めたい」という方もいらっしゃいます。炎症後色素沈着(PIH)が心配な方や、レーザーに抵抗がある方には、IPLを選ぶ方法もあります。ただし当院では、残ったシミまでIPLだけで取りきろうと回数を重ねる進め方はおすすめしていません。シミをしっかり改善したい方には、初めからレーザーを含めた計画をご提案します。
まゆりなclinic名古屋栄では、シミの種類と肌の状態、ご希望を確認し、治療後の経過まで見ながら方法を選びます。肝斑や炎症後の茶色みは、老人性色素斑へのレーザー治療と区別して考えます。
当院のIPL治療には、キュテラ社のライムライトを使用しています。フォトフェイシャル®はルミナス・ビー・ジャパン株式会社の登録商標で、ライムライトとは異なる機器を用いる治療です。本記事では、フォトフェイシャル®などのIPL治療後の悩みと、次の治療の選び方を解説します。
薄いシミに用いるルビーフラクショナルを見る
薄いシミだからIPLと決める前に
シミに照射する光やレーザーは、主にメラニンを標的にします。色が薄く、周囲の肌との色の差が小さいシミでは、シミに十分な作用を与えることと、周囲の皮膚を守ることの両立が課題になります。色が薄いほど治療が簡単になる、という関係ではありません。
薄い老人性色素斑を対象とした研究でも、色素レーザーやIPLへの反応が難しいことが指摘されています。そのため当院では、「薄いからまずIPL」とは考えず、シミの広がりや種類を診察し、ルビーフラクショナルなどを含めて方法を選びます。
頬に細かな薄いシミが散らばっている、IPL後にうっすらとしたシミが残っている、といった方には、当院ではルビーフラクショナルを選ぶことが多くあります。薄いシミの改善を治療の主な目的として、照射方法を考えるためです。
ただし、「薄い茶色み」のすべてが老人性色素斑ではありません。肝斑や炎症後色素沈着が混ざる場合は、照射する場所と治療の順番を分けます。ご自身でシミの種類を判断しておく必要はなく、気になる部分を診察でお見せください。
IPL後に色が薄くなったものの、まだ気になる部分が残ることがあります。治療原理から考えると、周囲との色の差が小さくなった部分では、レーザーでも波長や照射方法を慎重に選ぶ必要があります。
一方で、「IPLを受けると、その後のレーザーが効きにくくなる」という因果関係を直接示す十分な臨床データは確認できていません。既にIPLを受けた方も、残った色素の状態を確認し、ピコスポットやルビーフラクショナルへ治療を組み直せます。変化が乏しくなったときは、照射回数を増やす前にご相談ください。

シミをしっかり改善したい方には初めからレーザーも提案します
ルビーフラクショナルは、メラニンに反応する694nmのルビーレーザーを細かな点状に照射する治療です。多数の細かいシミや薄い色むらに対して、範囲を考えながら複数回で改善を目指します。
顔の老人性色素斑に対するフラクショナルQスイッチルビーレーザーには、改善を報告した研究があります。ただし5人を対象とした小規模な報告で、薄いシミに対してIPLより優れることを直接証明した研究ではありません。当院では、この治療の特性と診察所見を踏まえ、細かく薄いシミへの主な選択肢としています。
ルビーフラクショナルの施術内容と料金
目立つシミを1個、数個と絞って治療したい場合や、比較的濃く輪郭がはっきりした老人性色素斑には、ピコスポットを検討します。ご希望の部分にレーザーを照射し、シミの改善を目指します。
ピコ秒レーザーによる老人性色素斑の改善は、比較試験でも報告されています。適応のあるシミでは1回で大きく薄くなることもありますが、照射後の赤みやかさぶた、PIHの経過まで確認し、追加治療の必要性を判断します。
ピコレーザーの施術内容と料金
「このシミをできるだけ目立たなくしたい」のか、「赤みも含めて顔全体を整えたい」のかによって、選ぶ方法は変わります。当院では、シミの改善が主な目的なら、初診からピコスポットやルビーフラクショナルの適応を確認します。
レーザーから始める場合も、診断と照射条件、施術後のケアが大切です。肝斑、炎症後色素沈着、ADM、盛り上がりのあるイボなどが混在しているときは、それぞれの状態に合う治療を組み合わせます。

PIHが心配な方やレーザーに抵抗がある方はIPLも相談できます
「シミは改善したいけれど、照射後の茶色みが長く残るのは心配」「レーザーには抵抗がある」という方には、IPLによる治療も選択肢です。ライムライトは、シミに加えて赤みや顔全体の色むらを整えたい方にも用います。
アジア人を対象にした比較試験では、IPLを照射した側で、Qスイッチアレキサンドライトレーザーを照射した側よりPIHが少ない結果が報告されています。これは特定の機器・条件を比較した研究で、当院のピコスポットやルビーフラクショナルとの比較ではありません。
IPLでも赤みや熱傷、PIHが生じることがあります。肌の色、日焼け、シミの種類と過去の反応を確認し、改善したい程度と負担の許容範囲を合わせて選びます。レーザーを希望されない方も、遠慮なくお伝えください。
ライムライトの施術内容・症例・料金を見る
IPLで顔全体の色むらを整えた後に、残った目立つシミをピコスポットで治療する考え方もあります。最初はIPLを希望する方でも、経過を見て、気になる部分だけレーザーを相談できます。
残ったものが細かく薄いシミならルビーフラクショナル、輪郭のはっきりした老人性色素斑ならピコスポットというように、残り方に合わせて選びます。初めからその後の選択肢まで相談しておくと、どこまでIPLを続けるかを判断しやすくなります。
希望する部分が薄くなっている、赤みや色むらの改善を実感している場合は、IPLを継続する目的があります。一方、同じシミの変化が乏しくなったときや、目立つ部分をもっと改善したくなったときは、レーザーへの切り替えや追加を相談する時期です。
最初にIPLを選ぶことと、最後までIPLだけでシミを取りきろうとすることは分けて考えます。少し薄くなった段階で満足できれば、その時点で治療を一区切りにできます。残ったシミもさらに改善したい方には、同じ照射を繰り返す前に、ピコスポットやルビーフラクショナルをご提案します。
「まず5回」「残りのコースが終わってから」と回数だけで判断せず、施術後の変化を確認しましょう。レーザーへの抵抗がある場合も、その気持ちを共有したうえで、IPLで目指す範囲と次の選択肢を話し合えます。
| 肌の状態やご希望 | 当院で考える治療の方向 |
|---|---|
| 細かく薄い老人性色素斑を改善したい | 初めからルビーフラクショナルを含めて検討 |
| 輪郭がはっきりしたシミをしっかり治療したい | ピコスポットを検討 |
| PIHが心配 レーザーに抵抗がある | 改善の目標とリスクを共有し、IPLも相談 |
| IPL後に目立つシミが数個残った | 残ったシミへのピコスポットを検討 |
| IPL後に細かい薄いシミが広く残った | 種類を診察し、ルビーフラクショナルなどを検討 |
| 肝斑や炎症後の茶色みが混在している | 照射の追加を急がず、それぞれに合う治療を計画 |
そばかすはIPLでも改善しますが 再発率と改善度は分けて考えます
そばかすにはIPLでも改善が期待できます。一方、そばかすのある15人を含む比較試験では、Qスイッチアレキサンドライトレーザー1回の方が、IPL2回よりそばかすの改善度が高い結果でした。シミをしっかり目立たなくしたい方に、レーザーを検討する根拠の一つです。
ただし、この研究は長期の再発率を比較したものではありません。「IPLの方がレーザーより再発率が高い」と一般化できる十分な比較データは、今回確認した文献では得られていません。照射後にどれだけ薄くなったかと、その後どれだけ再発したかは別の評価です。
そばかすには体質や紫外線が関係し、レーザーで改善しても再び目立つことがあります。当院では、改善の程度と肌の回復を確認し、紫外線対策を続けながら、必要な時期に追加治療を相談することを大切にしています。
レーザー前の準備としてIPLを使う考え方
赤みや複数の色むらが混在する肌では、IPLを先に行い、その後に残った色素斑をレーザーで治療する計画も考えられます。IPLとQスイッチルビーレーザーを組み合わせた25人の研究では、複数の色素斑が混在する顔の色むらの改善が報告されています。
一方、この研究にはレーザー単独の比較群がなく、IPLを先に受けることでPIHを予防できるかまでは分かりません。PIHへの配慮から準備治療を考える場合も、IPLの予防効果が確立していると説明する段階ではありません。
当院では、IPLを組み込むときも、何を整えてから次の治療へ進むかを明確にします。PIHへの対策は、照射条件の調整、肌の炎症や日焼けの確認、施術後の紫外線対策や適切なケアを基本として考えます。
シミ治療は照射した後の経過まで重要です
施術後に茶色く見える部分は、シミが残っている場合もあれば、一時的な炎症後色素沈着の場合もあります。表面のかさぶたが取れた直後だけで結果を決めず、数週間から数カ月の色の変化も確認します。
レーザー後の研究でも、施術後の赤みや日中の屋外活動がPIHの発生と関連したと報告されています。赤みが続く時期のケアや日焼けへの配慮を含め、経過に合わせて対応することが大切です。強い痛み、水ぶくれ、赤みの悪化があるときは、予定の受診日を待たずにご連絡ください。
シミ治療を始めるときは、照射前の状態を記録し、その後の反応まで継続して確認できるクリニックを選ぶことをおすすめします。IPLを選ぶ場合も、残ったシミに使えるレーザーや、PIHが生じたときの対応まで相談できると、治療を進めやすくなります。
まゆりなclinic名古屋栄では、ライムライト、ルビーフラクショナル、ピコスポットなどを使い分け、経過を見ながら治療を調整します。継続して治療を受ける方には、必要に応じて肌診断画像も活用し、改善した部分と次に治療する部分を確認します。
他院でIPLを受けた方もご相談いただけます。施術名、回数、最後の施術日、施術後に起きた変化、治療前の写真などを分かる範囲でお持ちください。

当院のシミ治療の料金と費用の考え方
まゆりなclinic名古屋栄の主な料金は以下のとおりです。美容目的のシミ治療は自由診療です。表示は2026年11月1日確認の税込価格です。
| 治療内容 | 料金 税込 |
|---|---|
| ルビーフラクショナル 塗る麻酔・パック付き | 初回33,000円/1回44,000円/3回93,000円 |
| ピコスポット | シミの最長径1mmあたり2,900円 |
| ピコレーザーによる全顔のシミ取り | 通常98,000円/モニター55,000円 |
| ライムライト パック付き | 初回9,800円/1回15,800円/3回39,900円/5回59,800円 |
モニターには撮影や写真使用などの条件があります。全顔のシミ取りも、診察で照射するシミを確認してご案内します。複数の治療を組み合わせる場合は、それぞれの費用がかかります。薬や追加治療も含め、施術前に必要な費用を確認しましょう。
IPL後に残ったシミが少数なら、部分治療の費用と、IPLを追加する費用を比較できます。例えば最長径5mmのシミ1個に対するピコスポットは、上記の料金による施術料の計算では14,500円です。実際には診察で適応と必要な費用を確認します。
1回の価格だけでなく、何を改善するための治療か、どの段階で反応を評価するかまで共有すると、予算に合う計画を立てやすくなります。
ダウンタイムと施術後のケア
ピコスポットでは、照射した部分に薄いかさぶたができ、1〜2週間ほど目立つことがあります。ルビーフラクショナルでも、赤みや細かなかさぶたが出ることがあります。かさぶたが取れた後の赤みや茶色みは、経過を見ながら評価します。
ライムライトは通常、保護テープを使わず当日からメイクができますが、反応したシミが一時的に濃くなり、細かいかさぶたが1週間前後続くことがあります。いずれの治療でも、メイクの再開やスキンケアは肌の状態に合わせてご案内します。
主なリスクは、痛み、赤み、腫れ、熱傷、PIH、色素脱失などです。施術後はかさぶたを剥がさず、摩擦を避けて保湿と紫外線対策を続けます。撮影や旅行などの日程が決まっている方は、治療を選ぶ段階でお知らせください。

フォトフェイシャルやIPL後のシミについてよくある質問
薄いシミならIPLを選ぶ方がよいですか?
薄さだけでIPLを選ぶことはおすすめしていません。薄いシミは周囲の肌との色の差が小さく、治療方法の選択が重要です。当院では、細かく薄い老人性色素斑が広がる場合に、ルビーフラクショナルを選ぶことが多くあります。肝斑などが混在していないかも確認します。
これからシミ治療を始めます。最初からレーザーを受けてもよいですか?
シミの種類と肌の状態に適応があれば、最初からレーザーを検討できます。目立つ老人性色素斑にはピコスポット、細かく薄いシミにはルビーフラクショナルなどを提案します。先にIPLを受けることが必須というわけではありません。
IPLで取りきれなかったシミだけピコスポットにできますか?
残ったシミがピコスポットに適していれば治療できます。IPLで全体の色むらを整えた後、目立つ部分だけ照射する方法もあります。残り方が細かく薄い場合は、ルビーフラクショナルも含めて検討します。
IPLで薄くなったシミは レーザーでも取れなくなりますか?
IPL後でもレーザーによる治療を検討できます。周囲との色の差が小さい部分では、波長や照射方法を慎重に選びます。IPLを受けたことでレーザーが効かなくなると断定できる十分な比較データはなく、現在のシミの状態から方法を考えます。
PIHが心配なのでレーザーではなくIPLにしたいです。
ご希望を踏まえて相談できます。特定のレーザーと比べてIPLでPIHが少なかった研究もあります。ただし、IPLにもPIHや熱傷のリスクがあります。どこまでシミを改善したいか、施術後の見た目や生活への影響をどこまで許容できるかを共有して選びます。
まずIPLを受けて そのまま最後まで続けてもよいですか?
IPLから始める選択肢はあります。希望する改善が得られている間は継続を検討できますが、残ったシミまでIPLだけで取りきろうと回数を重ねることは当院ではおすすめしていません。変化が乏しくなったときや、もっとしっかり改善したいときは、回数にこだわらずレーザーの追加や切り替えを相談します。
そばかすはIPLよりレーザーの方が再発しにくいですか?
そばかすの改善度でレーザーがIPLを上回った比較試験はありますが、長期の再発率まで比較した結果ではありません。再発率の差を一般化できる十分なデータは確認できていません。どちらの治療でも紫外線対策を続け、再び目立つ部分は経過を見て相談します。
レーザーの前にIPLを受けるとPIHを防げますか?
IPLとレーザーを組み合わせて色むらの改善を得た研究はありますが、IPLを先に受けることでPIHを予防できると示す十分な比較データはありません。準備治療を組む場合は目的を明確にし、照射条件や肌の状態、施術後のケアまで含めて考えます。
フォトフェイシャルと当院のライムライトは同じものですか?
どちらもIPLを用いる光治療に属しますが、同じ製品ではありません。フォトフェイシャル®はルミナス・ビー・ジャパン株式会社の登録商標です。まゆりなclinic名古屋栄のIPL治療では、キュテラ社のライムライトを使用しています。
他院でIPLを受けています。途中から相談できますか?
ご相談いただけます。施術名、回数、最後の施術日、これまでの反応を分かる範囲でお伝えください。残ったシミと肌の回復を確認し、ピコスポット、ルビーフラクショナル、ライムライトなどから、その後の治療を計画します。
シミをしっかり治療したい方は 初めから経過までご相談ください
細かく薄いシミ、輪郭のはっきりしたシミ、IPL後に残ったシミ。それぞれに合う方法を選ぶことで、治療の目的が明確になります。当院ではレーザーを中心に考える場合も、PIHへの不安などからIPLを選ぶ場合も、その後の経過まで含めて計画します。
名古屋・栄でシミをしっかり改善したい方は、まゆりなclinicへご相談ください。初めての治療から、IPL後の残ったシミへのピコスポットまで、今の肌とご希望に合わせてご提案します。

医師 加藤 成貴医師
まゆりなclinic名古屋栄 院長
〈経歴〉
三次救急病院、美容皮膚科・美容外科クリニックで、内科・外科・救急医療から美容医療まで幅広い診療経験を積む。2022年に「名古屋・栄の美容皮膚科」としてまゆりなclinic名古屋栄を開院。
医学的根拠に基づき、「本当に良いと思えるものだけを提供すること」を信条とし、効果が不確かな施術は採用せず、自ら体験して効果を実感できた医療だけを厳選して導入しています。
特にシミ取りレーザー(ピコレーザー)ニキビ跡治療(フラクショナルレーザーやクレーター状のニキビ跡に対する剥離治療[サブシジョン]など)、ヒアルロン酸やボトックスを用いた注入治療医療ダイエット(脂肪溶解注射・GLP-1など)を得意としており、一人ひとりに合わせたオーダーメイドな美容医療を提供しています。
わからないことや不安なことがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。医師の視点から、科学的根拠に基づいて丁寧にお応えします。



























