名古屋で医療ピーリング|種類・効果・肌悩み別の選び方を医師が解説
- 2026.10.18
目次
ピーリングは種類によって得意な肌悩みが違います
「ピーリングを受けたいけれど、種類が多くて何を選べばいいのか分からない」
美容皮膚科ではよくあるご相談です。
ピーリングというと、サリチル酸や乳酸を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし現在の美容医療では、使用する成分や作用の考え方が異なるさまざまなピーリングがあります。
まゆりなclinic名古屋栄でも、サリチル酸や乳酸のほか、ミックスピール、リバースピール、マッサージピール、ミラノリピール、ペパーミントピール、ララドクター、アゼライン酸ミックスピールなど複数の薬剤ピーリングを取り扱っています。現在の公式サイトにもこれらのピーリングが掲載されています。
さらに当院では、薬剤によるピーリングだけではありません。
酵素を利用して古い角質を軟化させる酵素クリアファイン、カーボンとレーザーを利用するカーボンピーリング、Er:YAGレーザーで肌表面の角質を微細に除去するミラーピールなどもあります。
つまり、ピーリングは「どれが一番強いか」で選ぶ治療ではありません。
ニキビなのか、毛穴詰まりなのか、くすみなのか、色素沈着なのか、ハリ・ツヤなのか、ざらつきなのか。
何を改善したいのかを整理して、肌状態に合う治療を選ぶことが重要です。
この記事では、名古屋・栄のまゆりなclinic名古屋栄で行っているピーリングを中心に、それぞれの違いと選び方を解説します。
医療ピーリングとは?
ピーリングは、不要な角質や皮脂などにアプローチし、肌表面の状態を整える治療です。
代表的なのが、酸などの薬剤を皮膚へ塗布するケミカルピーリングです。
ただし、「ピーリング」という名称が使われている治療のすべてがケミカルピーリングではありません。
当院には、大きく分けると次のような治療があります。
| 分類 | 方法 | 当院での代表例 |
|---|---|---|
| 薬剤ピーリング | 酸などを皮膚へ塗布 | サリチル酸、乳酸、ミックスピール、リバースピール、ミラノリピールなど |
| 酵素による角質ケア | 酵素で古い角質を軟化 | 酵素クリアファイン |
| レーザーを利用したピーリング | レーザーで肌表面へアプローチ | ミラーピール、カーボンピーリング |
そのため本記事では、薬剤を使用するケミカルピーリングだけでなく、当院でピーリング・角質治療として扱っている治療も含めて紹介します。
「ケミカルピーリング=サリチル酸」ではありません
美容クリニックによっては、メニュー名として「ケミカルピーリング」と書かれ、その実際の施術内容がサリチル酸マクロゴールピーリングであることがあります。
そのため、
「ケミカルピーリングとはサリチル酸ピーリングのこと」
と思っている方もいるかもしれません。
しかし、本来ケミカルピーリングは、薬剤を皮膚へ塗布し、皮膚の一定の層へ作用させる治療を広く指す言葉です。
サリチル酸以外にも、乳酸、グリコール酸、TCAなどさまざまな成分が使用されます。
当院では混乱を避けるため、このコラムでは全体を「医療ピーリング」「ピーリング治療」と呼び、必要に応じて具体的な製剤名を記載します。
💡関連コラムはこちら⇒ピーリングは皮膚科で受けられる?保険適用の有無と美容皮膚科との違い
まゆりなclinicはピーリングの種類が多いのが特徴です
当院では、一つのピーリングですべての肌悩みに対応するのではなく、肌状態や治療目的を確認して選択します。
公式サイトで公開しているピーリングだけでも、サリチル酸、乳酸、ミックスピール、リバースピール、マッサージピール、ミラノリピール、ペパーミントピール、ララドクター、アゼライン酸ピーリングなどがあります。
さらに、ジャルプログロウピールなど肌のハリ・ツヤを意識したピーリングや、薬剤を使用しないミラーピールなども選択肢になります。
種類が多ければよいという意味ではありません。
大切なのは、
「その患者様の肌悩みに、どの方法が合うか」
です。
当院のピーリング・角質治療を比較
| 治療 | 主な特徴 | 当院で主に検討する肌悩み | 治療の考え方 |
|---|---|---|---|
| サリチル酸マクロゴール | 角質・毛穴詰まりにアプローチ | ニキビ、皮脂、毛穴詰まり、ざらつき | ニキビ・皮脂系の代表的なピーリング |
| 乳酸ピーリング | 比較的マイルドな角質ケア | くすみ、キメ、ざらつきなど | 刺激にも配慮しながら角質を整える |
| ミックスピールマヌカ | 乳酸・グリコール酸・サリチル酸などを配合 | ニキビ、毛穴、ざらつき | 複数の酸を組み合わせる |
| アゼライン酸ミックスピール | ミックスピール+アゼライン酸 | ニキビ、皮脂、毛穴詰まり、赤み | ニキビと赤みを同時に考える場合にも |
| マッサージピール | PRX-T33を使用 | ハリ、ツヤ、キメ、小じわなど | 角質除去だけでなくハリ感も重視 |
| リバースピール | 3種類の薬剤を段階的に使用 | 肝斑、PIH、くすみ、茶色いニキビ跡など | 色素を意識したピーリング |
| ミラノリピール | TCAを中心に複数成分を配合 | ハリ、ツヤ、くすみ、ざらつき、BODYなど | 皮むけが出ることもある |
| ペパーミントピール | TCA・複数の酸・ペプチド等を配合 | ハリ、ツヤ、毛穴、皮脂、ニキビなど | 清涼感が特徴 |
| ララドクター | 肌管理系ピーリング | ツヤ、くすみ、キメ、ニキビなど | LEDも組み合わせる |
| ジャルプログロウピール | 肌育も意識したピーリング | ハリ、ツヤ、キメ、くすみなど | 肌質全体を整えたい場合に検討 |
| 酵素クリアファイン | 酵素で古い角質を軟化 | ざらつき、くすみ、前処置 | 酸のピーリングとは異なる |
| カーボンピーリング | カーボン+レーザー | 毛穴、皮脂、ニキビ、肌質 | 薬剤ピーリングとは仕組みが異なる |
| ミラーピール | Er:YAGレーザーで角質を微細に除去 | ざらつき、くすみ、キメ、角質肥厚など | 薬剤を使わないレーザーピーリング |
この表はあくまで目安です。
実際には乾燥、赤み、炎症、皮膚の厚さ、現在使用している外用剤、他の美容治療歴なども確認して治療を選択します。
ニキビ・皮脂・毛穴詰まりならサリチル酸系
サリチル酸ピーリングは、ニキビや毛穴詰まりの治療でよく使用されるピーリングの一つです。
サリチル酸には角質へ作用する性質があり、面皰や皮脂、毛穴詰まりが目立つ肌で選択肢になります。
当院では、
・白ニキビが多い
・皮脂が多い
・毛穴が詰まりやすい
・肌表面がざらつく
といった場合に検討します。
ただし、ニキビ治療はピーリングだけで完結するものではありません。
炎症の程度によっては外用治療などを優先することもあります。
💡関連コラムはこちら⇒ピーリングはニキビ・毛穴に効果ある?黒ずみ・開き毛穴・ニキビ跡との使い分け
乳酸ピーリング|比較的マイルドに角質を整えたい場合
乳酸はAHAの一つです。

当院では、
・くすみ
・ざらつき
・キメの乱れ
・乾燥にも配慮したい
などの場合に検討します。
公式ピーリングページでも、乳酸は他のピーリング剤と比較して分子が大きく、比較的浅い部分へ作用するピーリングとして位置づけています。
「刺激が強い方が効く」という考え方ではなく、肌の状態に合った強さを選ぶことが大切です。
ミックスピールマヌカ|複数の酸を組み合わせる
ミックスピールマヌカは、乳酸をベースにグリコール酸やサリチル酸などを組み合わせたピーリングです。
一種類の酸だけではなく、複数成分の特徴を組み合わせることができます。

当院では特に、
・ニキビ
・毛穴詰まり
・ざらつき
・皮脂
などを確認しながら検討します。
アゼライン酸ミックスピール|ニキビと赤みも考える
アゼライン酸ミックスピールは、乳酸・グリコール酸・サリチル酸を組み合わせたミックスピールをベースに、アゼライン酸を配合しています。

当院では、
・繰り返すニキビ
・ニキビ跡の赤み
・皮脂
・毛穴詰まり
・ざらつき
・顔の赤み
などが気になる方に検討しています。
ニキビがあるからサリチル酸だけ、赤みがあるから別治療だけ、と単純に分けるのではなく、複数の肌悩みを見ながら治療を選択します。
💡アゼライン酸ピーリングの治療ページはこちら
マッサージピール|ハリ・ツヤを重視したい場合
マッサージピールはPRX-T33という製剤を使用する治療です。
TCA、過酸化水素、コウジ酸などを含み、一般的な角質除去目的のピーリングとは少し性格が異なります。

当院では、
・ハリ
・ツヤ
・キメ
・小じわ
・毛穴
・首や手の甲のエイジングケア
などで検討します。
ピーリングという名称でも、ニキビ・毛穴詰まりを主目的とするものと、ハリや肌質を重視するものでは目的が異なります。
💡マッサージピールの治療ページはこちら
リバースピール|肝斑・PIH・くすみなど色素を意識したピーリング
リバースピールは、PRX-T33を含む3種類の薬剤を段階的に使用するピーリングです。

当院では、
・肝斑
・炎症後色素沈着(PIH)
・くすみ
・茶色いニキビ跡
などを確認しながら治療を検討しています。
公式ページでも、3段階で異なる層へアプローチする治療として紹介しています。まゆりなclinic名古屋栄|名古屋栄の美容皮膚科
ただし、肝斑があるから必ずリバースピールを行うわけではありません。
肝斑は刺激によって悪化する可能性があるため、肌状態を確認したうえで、ピコトーニング、OPトーニング、外用など他の治療も含めて判断します。
💡リバースピールの治療ページはこちら
ミラノリピール|ハリ・ツヤだけでなくBODYにも
ミラノリピールはTCAを中心に複数の酸などを含む薬剤ピーリングです。

当院では、
・ハリ
・ツヤ
・くすみ
・ざらつき
・毛穴
・BODYの色調やざらつき
などで使用します。
他のマイルドなピーリングと比べて、治療後に皮むけが起こる場合があるため、ダウンタイムを考慮して選択します。現在も当院のピーリングメニューとして掲載されています。
ミラノリピールと後述するミラーピールは名前が似ていますが、全く違う治療です。
💡ミラノリピールの治療ページはこちら
ペパーミントピール|ハリ・ツヤと皮脂・ニキビも考える
ペパーミントピールは、TCA、リンゴ酸、乳酸、サリチル酸に加え、ペプチドや保湿成分などを配合したピーリングです。
メントールが配合されているため、施術中に清涼感があります。

当院では、
・ハリ
・ツヤ
・開き毛穴
・皮脂
・ニキビ
・ニキビ跡
などを確認しながら使用しています。
マッサージピールと比較されることもありますが、成分構成が異なるため、同じ治療ではありません。
💡ペパーミントピールの治療ページはこちら
ララドクター|肌管理としてツヤ・キメを整えたい場合
ララドクター(LHALA Doctor)は、当院で行っている肌管理系のピーリングです。

当院では、
・ツヤ
・くすみ
・キメ
・ニキビ
・ニキビ跡
などを確認しながら使用しています。
施術後にはLED照射も組み合わせています。現在、ララドクター専用ページもあります。
ララドクターについては既存ページをリライトし、効果・ララピールとの違い・頻度・ダウンタイムなどを詳しく解説します。
💡関連コラムはこちら⇒ララドクターとは?効果・ララピールとの違い・頻度・ダウンタイムを医師が解説|名古屋
ジャルプログロウピール|肌育も意識したピーリング
当院では、ジャルプログロウピールも取り扱っています。

一般的な「角質を取るだけのピーリング」とは少し異なり、ハリ・ツヤ・キメなど肌質全体を整えたい場合にも検討するピーリングです。
ピーリング治療は、以前のように「皮をむく」ことだけを目的にしたものから、現在では肌質・ツヤ・ハリなども含めて設計された製剤へと種類が広がっています。
そのため、患者様が製品名から自分で選ぶよりも、何を改善したいのかを先に整理する方が選びやすくなります。
酵素クリアファイン|酸ではなく酵素による角質ケア
酵素クリアファインは、酸を使用する一般的なケミカルピーリングとは異なります。
蛋白分解酵素を使用して、古くなった角質を軟化させる治療です。
単独での角質ケアに加えて、ピーリングや他の美容施術の前処置として使用することもあります。
「ピーリング」という言葉だけではなく、
何を使うのか
どの深さへ作用させるのか
何を改善したいのか
を見ることが重要です。
カーボンピーリング|カーボンとレーザーを組み合わせる
カーボンピーリングも、酸を使用する一般的な薬剤ピーリングとは異なります。

皮膚へカーボンを塗布した後にレーザーを照射し、
・毛穴
・皮脂
・ニキビ
・肌質
などへアプローチします。
名前には「ピーリング」と付いていますが、薬剤ピーリングとは仕組みが異なる治療です。カーボンピーリングは当院の美肌治療メニューとして現在も掲載されています。
💡カーボンピールの治療ページはこちら
ミラーピール|薬剤ではなくEr:YAGレーザーで角質を除去
ミラーピールは、当院でも特徴的なピーリング治療です。
FotonaのEr:YAGレーザー(波長2,940nm)を使用して、肌表面の古い角質を微細に除去します。
酸などのピーリング剤を塗布するのではなく、Er:YAGレーザーの水分に吸収されやすい性質を利用し、皮膚表面を少量ずつ蒸散させます。

当院では、
・肌のざらつき
・くすみ
・キメの乱れ
・細かなコメド
・角質が厚く感じる肌
などに使用します。
| ミラーピール | ミラノリピール | |
|---|---|---|
| 方法 | Er:YAGレーザー | 薬剤 |
| 分類 | レーザーピーリング | 薬剤ピーリング |
| 主な目的 | ざらつき・角質・肌表面の質感 | ハリ・ツヤ・くすみなど |
| 皮むけ | 設定により異なる | 起こることがある |
💡関連コラムはこちら⇒ミラーピールとは?効果・ダウンタイム・ミラノリピールとの違いを医師が解説|名古屋
ミラーピールは毛孔性苔癬のざらつきにも検討します
二の腕などに、
「鳥肌のような細かいブツブツがある」
「触るとザラザラする」
という症状がある場合、毛孔性苔癬(毛孔性角化症)のことがあります。
毛孔性苔癬は角化が関係する皮膚疾患で、上腕などによくみられます。
当院では、毛孔性苔癬によるざらつきが目立つ場合にも、肌状態を確認したうえでミラーピールを治療選択肢として検討しています。
Er:YAGレーザーについては、毛孔性苔癬を対象とした研究もあり、2,940nm fractional Er:YAGレーザーを4回行った比較研究で、肌質や色調の改善を評価した報告があります。ただし、研究で用いられたfractional Er:YAGレーザーと当院のミラーピールは照射方法が完全に同じではないため、「毛孔性苔癬が必ず治る」という意味ではありません。
また、毛孔性苔癬では、ざらつきだけでなく赤みや色素沈着が混在していることもあります。
何を一番改善したいかによって治療を検討します。
肌悩みからピーリングを選ぶと分かりやすい
患者様自身が製剤名をすべて覚える必要はありません。
まず「何に困っているのか」を整理すると、治療を選びやすくなります。
| 肌悩み | 当院で検討する治療の一例 | ピーリング以外も考えるケース |
|---|---|---|
| 白ニキビ・毛穴詰まり | サリチル酸、ミックスピール、アゼライン酸ミックスピール | 炎症が強ければニキビ治療を優先 |
| 皮脂・テカリ | サリチル酸、アゼライン酸ミックスピール、カーボンピーリング | 赤みなどがあれば別治療も検討 |
| くすみ・ざらつき | 乳酸、酵素クリアファイン、ミラーピールなど | シミが主体ならレーザー等を検討 |
| ハリ・ツヤ | マッサージピール、ミラノリピール、ペパーミントピール、ララドクター、ジャルプログロウピールなど | たるみが強ければRF・HIFU等 |
| 肝斑・PIH | リバースピールなど | ピコトーニング、OPトーニング等も検討 |
| 毛穴 | サリチル酸、ミックスピール、カーボンピーリングなど | たるみ毛穴・凹凸なら他治療 |
| 毛孔性苔癬 | ミラーピールなど | 赤み・色素なども含めて判断 |
このように、同じ「毛穴」「くすみ」でも原因によって治療が変わります。
ピーリングだけでは改善しにくいものもあります
ピーリングは幅広い肌悩みに使える治療ですが、万能ではありません。
・深いニキビ跡
深いクレーター状のニキビ跡は、ピーリングだけで十分に改善することは難しい場合があります。
当院では状態に応じて、サブシジョン、CO2フラクショナル、ピコフラクショナル、シルクロ、キュアジェットなどを検討します。
💡ニキビ跡治療の関連記事はこちら
・たるみ毛穴
たるみによって毛穴が縦長に見えている場合、角質を整えるだけでは十分ではないことがあります。
RF、HIFU、注入治療など、皮膚の支持やたるみに対する治療が必要になる場合があります。
💡毛穴治療の関連記事はこちら
・はっきりしたシミ
境界が比較的はっきりした老人性色素斑などでは、ピーリングよりピコスポットなどの方が適することがあります。
薄いシミでは、当院ではルビーフラクショナルを優先して検討することがあります。
・肝斑
肝斑は刺激によって悪化することがあるため、単に強く剥離すればよい病変ではありません。
診察で肝斑の状態を確認し、ピーリング、トーニング、外用などから治療を選択します。
ピーリングは強いほど良いわけではありません
「せっかく受けるなら、一番強いピーリングを受けたい」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、ピーリングでは作用を強くすればするほど良いわけではありません。
必要以上に刺激を与えると、
・赤み
・乾燥
・皮むけ
・皮膚炎
・炎症後色素沈着
などにつながる可能性があります。
特に肝斑や炎症がある肌では、刺激量を考えることが重要です。
治療選びでは、
どの製剤か
どの肌悩みを治したいか
皮膚の状態はどうか
ダウンタイムをどこまで許容できるか
を総合して判断します。
ピーリングは1回で終わる治療?
目的によって異なります。
1回の施術後に、
・肌のなめらかさ
・ざらつき
・ツヤ
などの変化を感じる方もいます。
一方、ニキビや毛穴詰まり、色素、肌質などを整えていく場合は、複数回の治療を検討することがあります。
また、治療間隔はピーリングによって異なります。
サリチル酸ピーリングとミラノリピール、リバースピール、ララドクターなどをすべて同じ間隔で行うわけではありません。
💡関連コラムはこちら⇒ピーリングのダウンタイムは?頻度・副作用・施術後の注意点を解説
ピーリングをしない方がいい場合もあります
肌状態によっては、その日にピーリングを行わない方がよいことがあります。
例えば、
・治療部位に傷がある
・皮膚炎が強い
・活動性の感染症がある
・強い日焼け直後
・ピーリング作用のある薬剤を使用している
・直前に刺激の強い美容治療を受けている
などです。
当院のピーリングページでも、皮膚疾患や傷、活動性感染症、ピーリング作用のある外用剤の使用などについて事前確認を行っています。
「前回できたから今回も必ずできる」とは限りません。
毎回、現在の肌状態を確認することが大切です。
💡関連コラムはこちら⇒ピーリングは効果ない?しない方がいい人・やりすぎるとどうなるかを医師が解説
ピーリングは皮膚科なら保険で受けられる?
医療機関でピーリングを受けることはできますが、美容目的で行うピーリングは基本的に自由診療です。
「皮膚科で行うピーリング=保険適用」という意味ではありません。
ニキビの場合も、保険診療で行う標準的な治療と、自由診療として行うピーリングは分けて考える必要があります。
保険診療と美容皮膚科のピーリングの違いについては、別の記事で詳しく解説します。
💡関連コラムはこちら⇒ピーリングは皮膚科で受けられる?保険適用の有無と美容皮膚科との違い
名古屋で医療ピーリングを受けるなら「製剤名」より肌悩みから選びましょう
ピーリングは、以前よりかなり種類が増えています。
サリチル酸
乳酸
ミックスピール
アゼライン酸ミックスピール
マッサージピール
リバースピール
ミラノリピール
ペパーミントピール
ララドクター
ジャルプログロウピール
など、それぞれ特徴が異なります。
さらに当院には、
酵素クリアファイン
カーボンピーリング
ミラーピール
など、一般的な薬剤ピーリングとは異なる角質・肌質治療もあります。
現在の公式サイトでも、薬剤ピーリングとミラーピールなど複数のピーリング治療を掲載しています。
種類が多いことそのものを目的にするのではありません。
ニキビなのか。
毛穴なのか。
色素なのか。
ハリ・ツヤなのか。
ざらつきなのか。
肌を確認して、その目的に合う治療を選ぶことが重要です。
まゆりなclinic名古屋栄では、肌状態や現在のお悩みを確認し、複数のピーリング・美肌治療の中から治療方法を検討しています。
まとめ|ピーリングは全部同じではありません
ピーリングという言葉でまとめられていますが、治療内容はかなり異なります。
| 主な悩み | 当院で検討するピーリングの一例 |
|---|---|
| ニキビ・皮脂・毛穴詰まり | サリチル酸、ミックスピール、アゼライン酸ミックスピールなど |
| くすみ・キメ・ざらつき | 乳酸、酵素クリアファイン、ミラーピールなど |
| ハリ・ツヤ | マッサージピール、ミラノリピール、ペパーミントピール、ララドクター、ジャルプログロウピールなど |
| 肝斑・PIH・茶色いニキビ跡 | リバースピールなどを状態に応じて検討 |
| 毛孔性苔癬によるざらつき | ミラーピールなどを状態に応じて検討 |
重要なのは「どれが一番強いか」ではありません。
自分の肌悩みに対して、どの方法が適しているかです。
また、ピーリングだけでは改善しにくいシミ、たるみ毛穴、深いニキビ跡などもあります。
その場合はレーザー、RF、HIFU、ニードル治療、注入治療など、別の治療を含めて検討します。
Q&A
Q1. ピーリングは何種類ありますか?
Q2. 一番効果が高いピーリングはどれですか?
Q3. ケミカルピーリングとサリチル酸ピーリングは同じですか?
Q4. ニキビにはどのピーリングが向いていますか?
Q5. 毛穴にもピーリングは効果がありますか?
Q6. 肝斑にもピーリングできますか?
Q7. ミラノリピールとミラーピールは同じですか?
Q8. ミラーピールは毛孔性苔癬にもできますか?
Q9. ララドクターは普通のピーリングと何が違いますか?
Q10. ジャルプログロウピールは何を目的に行いますか?
Q11. ピーリングは1回でも効果がありますか?
Q12. ピーリングはどのくらいの頻度で行いますか?
Q13. ピーリング後に皮むけしますか?
Q14. ピーリングは強い方が効果がありますか?
Q15. ピーリングは皮膚科なら保険適用になりますか?
文責
まゆりなclinic名古屋栄 院長 加藤成貴
参考文献
- Hayashi N, et al. Japanese Dermatological Association Guidelines: Guidelines for the treatment of acne vulgaris 2017. J Dermatol. 2018;45:898-935.
- Rendon MI, Berson DS, Cohen JL, et al. Evidence and considerations in the application of chemical peels in skin disorders and aesthetic resurfacing. J Clin Aesthet Dermatol. 2010;3(7):32-43.
- Arif T. Salicylic acid as a peeling agent: a comprehensive review. Clin Cosmet Investig Dermatol. 2015;8:455-461.
- Chen X, Wang S, Yang M, Li L. Chemical peels for acne vulgaris: a systematic review of randomised controlled trials. BMJ Open. 2018;8:e019607.
- Bayazit S, Aşkın Ö, Kutlubay Z. Comparative study of the efficacy of fractional Er:YAG 2940 nm laser and Q-switched Nd:YAG 1064 nm laser in keratosis pilaris. J Cosmet Dermatol. 2022;21(9):3809-3813. PubMed








