手の甲のシワには何がいい?CGスタイラー・プロファイロ・レニスナ(ジュベルックボリューム)を比較|名古屋
- 2026.10.7
目次
手の甲のシワには何がいい?CGスタイラー・プロファイロ・レニスナ(ジュベルックボリューム)を比較|名古屋

手の甲のシワが目立ってきたとき、「ヒアルロン酸を入れればいい?」「プロファイロとCGスタイラーは何が違う?」「レニスナ(ジュベルックボリューム)は手にも使える?」と迷う方は少なくありません。
手の老化は、人によって見え方がかなり違います。細かな小じわが目立つ方もいれば、皮膚全体のハリが落ちている方、手の甲が痩せて骨・腱・血管まで目立っている方もいます。
まゆりなclinic名古屋栄では、手の甲の注入治療を大まかに次のように考えています。
CGスタイラー:小じわ ≧ ハリ > ボリューム
プロファイロ:ふっくら感・ボリューム ≧ ハリ > 小じわ
レニスナ(ジュベルックボリューム):組織変化によるボリューム ≧ ハリ > 小じわ
同じ手の若返り注射でも、狙う部分は異なります。
手が老けて見える原因と若返り治療についてはこちら👉手が老けて見えるのはなぜ?シミ・シワ・痩せ・血管・ハリ低下と若返り治療を解説
手の甲のシワはなぜ増える?
手の甲では、加齢や紫外線の影響によって皮膚のハリが低下し、コラーゲンやエラスチンなどの組織も変化します。さらに皮下組織が減ってくると、手全体が薄くなり、細かなシワだけでなく骨、腱、静脈まで目立つようになります。
つまり「手の甲のシワ」といっても、
・皮膚表面の細かな小じわ
・皮膚全体のハリ低下
・手の甲全体の痩せ
・骨・腱・血管が目立つほどのボリューム低下
では、必要な治療が違います。
製剤名から決めるより、何が手を老けて見せているのかを確認することが大切です。
手の状態から治療を選ぶと分かりやすい

CGスタイラー|細かな小じわを直接整えたい方へ

CGスタイラーは、架橋ヒアルロン酸と2種類の機能性ペプチドを組み合わせた注入製剤です。
手の甲では、細かなシワが多数あり、皮膚表面が細かく折れ込んで見える場合に特に使いやすいと考えています。
当院での位置づけは、
小じわ ≧ ハリ > ボリューム
です。
手全体を大きく膨らませる治療というより、細かなシワを整えながら皮膚のハリも出していく使い方が中心です。
例えば、手の甲を見たときに骨や血管はそれほど目立っていないものの、細かなシワが増えて「皮膚がしわっぽくなった」と感じる方にはCGスタイラーが向いています。
◎CGスタイラーはまず1回、経過を見て追加
CGスタイラーは、最初から3回、5回と固定して行う治療ではありません。
当院ではまず1回施術し、その後の小じわ、ハリ、全体の見え方を確認します。十分改善していれば追加する必要はありません。
もう少し小じわを整えたい、ハリを追加したい場合に次の治療を検討します。
ヒアルロン酸による補正は比較的早く確認できるため、まず一度治療して結果を見たい方にも選びやすい方法です。
CGスタイラーについて詳しく見る👉CGスタイラー施術ページ
プロファイロ|手全体のふっくら感・もちもち感を出したい方へ

プロファイロは、高分子量と低分子量のヒアルロン酸を組み合わせた製剤です。
一般的なヒアルロン酸フィラーのように、一か所へ形を作ることを目的とするのではなく、手の甲の広い範囲を整え、全体のハリやふっくら感を出したい場合に使います。
当院での位置づけは、
ふっくら感・ボリューム ≧ ハリ > 小じわ
です。
「一本一本のシワより、手全体が薄くなった感じがする」「以前より手がしぼんで見える」「もちもちした手にしたい」という場合にはプロファイロが向いています。
◎プロファイロでも小じわは目立ちにくくなる
プロファイロは小じわ専用の治療ではありませんが、手全体がふっくらしてハリが出ることで、細かなシワが目立ちにくくなることがあります。
ただし、すでに細く刻まれたシワを直接整えたい場合にはCGスタイラーの方が使いやすいことがあります。
逆に、小じわ一本一本よりも「手全体を若々しく見せたい」という場合にはプロファイロを考えます。
◎プロファイロは基本2回
当院では、プロファイロは基本2回を一つの治療単位として考えています。
1回目で変化を確認し、2回目でさらにハリやふっくら感を整えていきます。その後は状態を見ながらメンテナンスを考えます。
プロファイロについて詳しく見る👉プロファイロ施術ページ
レニスナ(ジュベルックボリューム)|手の痩せ・ボリューム低下が強い方へ

レニスナ(ジュベルックボリューム)は、PDLLAを含む注入製剤です。
ヒアルロン酸を注入してその場でボリュームを作る治療とは少し異なり、コラーゲンなどの組織変化を利用しながら、時間をかけてハリやボリュームを整えていきます。
当院での位置づけは、
組織変化によるボリューム ≧ ハリ > 小じわ
です。
特に、
・手の甲がかなり痩せている
・骨が目立つ
・腱がはっきり見える
・静脈が浮いて見える
・手全体の厚みが減った
といった場合には、レニスナ(ジュベルックボリューム)が候補になります。
◎レニスナ(ジュベルックボリューム)は時間をかけて変化を見る
レニスナ(ジュベルックボリューム)は、注入直後だけで仕上がりを判断する治療ではありません。
コラーゲンを中心とした組織変化によって徐々に手の甲を整えていくため、即時性よりも中長期的な変化を目的に使用します。
当院では3~5回程度を一つの目安として、手の厚みやハリを確認しながら治療します。
「すぐに一度で完成させたい」という方より、時間をかけて自然にボリュームを回復させたい方に向いています。
レニスナ(ジュベルックボリューム)について詳しく見る👉レニスナ施術ページ
CGスタイラー・プロファイロ・レニスナ(ジュベルックボリューム)を比較

細かな小じわだけならCGスタイラーを考えやすい
手全体のボリュームは比較的保たれていて、「細かなシワだけが気になる」という場合にはCGスタイラーを第一候補として考えやすくなります。
小じわそのものへアプローチしながらハリも出せるためです。
ただし、手全体がかなり痩せ、骨や血管まで目立っている方では、小じわだけを整えても手全体の老化感が十分に改善しないことがあります。
その場合にはプロファイロやレニスナ(ジュベルックボリューム)も考えます。
手全体をふっくらさせたいならプロファイロ
「シワを一本ずつ消したい」というより、「手全体がもう少しふっくらしたら若く見えそう」という場合にはプロファイロが向いています。
皮膚全体のハリやふっくら感が出ることで、小じわだけでなく骨・腱・血管の見え方も変わることがあります。
手の痩せが軽度~中等度で、皮膚全体の質感も一緒に改善したい方には使いやすい治療です。
強い痩せならレニスナ(ジュベルックボリューム)
手の甲のボリューム低下が大きく、骨や腱、静脈がかなり目立っている場合には、レニスナ(ジュベルックボリューム)を検討します。
ここでは細かな小じわより、手全体の「痩せ」が老化印象の中心になっています。
この状態で小じわだけを追いかけるより、まず手の厚みを戻した方が、全体として若々しく見える場合があります。
プロファイロとレニスナ(ジュベルックボリューム)はどう違う?
どちらも手のふっくら感やボリューム低下に使えますが、変化の作り方が違います。
プロファイロはヒアルロン酸を利用して、手全体のハリやもちもち感を比較的広く整えます。レニスナ(ジュベルックボリューム)はPDLLAによるコラーゲンなどの組織変化を利用し、時間をかけてボリュームやハリを作ります。
そのため、
比較的早く、手全体のふっくら感・ハリを出したい
→ プロファイロ
時間をかけて、痩せた手のボリュームを整えたい
→ レニスナ(ジュベルックボリューム)
と考えると分かりやすくなります。
小じわ+手の痩せが両方ある場合
実際には、一つの老化変化だけという方は多くありません。
例えば、
・細かな小じわ
・手全体のボリューム低下
・骨・腱・血管の目立ち
が同時にある場合です。
このような場合には、プロファイロやレニスナ(ジュベルックボリューム)で手全体のベースを整えたうえで、残る細かな小じわへCGスタイラーを追加するという考え方もあります。
最初からすべてを行う必要はなく、治療後の変化を見ながら必要なものを追加します。
血管が目立つ場合にもプロファイロ・レニスナ(ジュベルックボリューム)は使える
手の甲の血管が目立つ場合、静脈そのものに異常があるとは限りません。
加齢によって皮膚や皮下組織が薄くなり、それまで隠れていた正常な静脈が見えるようになっているケースが多くあります。
この場合には、静脈そのものを消すのではなく、周囲の皮膚・皮下組織のハリやボリュームを整えることで血管を目立ちにくくする方法があります。
プロファイロやレニスナ(ジュベルックボリューム)は、こうした手の痩せを伴う血管浮きにも使いやすい治療です。
手背静脈を美容目的で閉塞する治療については、別の記事で詳しく解説します。
手の血管・骨が目立つ場合の治療について👉手の甲の血管・骨が目立つのはなぜ?静脈をつぶさずに若返らせる治療を解説
一般的なヒアルロン酸で手をふっくらさせる方法との違い
一般的なヒアルロン酸フィラーを手の甲へ注入し、ボリュームを補う方法もあります。
ただし、手はよく動き、皮膚も薄いため、単純に多くのヒアルロン酸を入れれば自然になるという部位ではありません。
当院では、細かな小じわならCGスタイラー、広い範囲のふっくら感ならプロファイロ、組織変化を利用したボリューム改善ならレニスナ(ジュベルックボリューム)というように、目的に合わせて製剤を使い分けています。
シミがある場合は注入より先に治す?
手の甲には、シワと同時に老人性色素斑やくすみがあることがよくあります。
シミが強く目立つ場合には、まずピコスポットやルビーフラクショナルなどで色調を整え、その後に注入治療を行うことがあります。一方、手の痩せや小じわが強く、シミが軽度であれば注入治療を先に行うこともあります。
どちらを絶対に先にするという決まりはありません。同日に治療する場合も多々あります。
今の手を最も老けて見せているものは何かを確認して治療順を決めます。
手のシミとシワを一緒に治す場合の順番について👉手の甲のシミとシワを一緒に治すには?レーザーと注入治療の順番を解説
注入治療だけでなく肌表面を整えることも重要
CGスタイラー、プロファイロ、レニスナ(ジュベルックボリューム)で手の小じわやボリュームを整えても、皮膚表面にくすみや乾燥が強く残っていれば、手全体としては老けた印象が残ることがあります。
そのため必要に応じて、ジェネシス、C-OPERA、ピコトーニング、OPトーニングなどを組み合わせます。
ジェネシス
→ キメ・表面的なハリ・軽い赤み
C-OPERA
→ 保湿・乾燥
ピコトーニング/OPトーニング
→ くすみ・色調
というように、注入とは別の役割があります。
注射を使わない手の若返りについてはこちら👉手の甲を注射なしで若返らせるには?ジェネシス・C-OPERA・ピコトーニング・OPトーニングを比較
迷ったら「一番気になるもの」を基準にする
治療選びを簡単にすると、
細かな小じわが一番気になる
→ CGスタイラー
手全体をふっくら・もちもちさせたい
→ プロファイロ
手がかなり痩せ、骨・腱・血管が目立つ
→ レニスナ(ジュベルックボリューム)またはプロファイロ
小じわと痩せの両方が強い
→ 状態に応じて組み合わせ
となります。
「人気の治療だから」「新しい製剤だから」で選ぶより、現在の手に何が足りなくなっているかを確認した方が自然な仕上がりになります。
よくある質問
Q1.手の甲の細かなシワには何が向いていますか?
当院ではCGスタイラーを使いやすいと考えています。細かな小じわを整えながら、ハリも出したい場合に向いています。
Q2.手全体をふっくらさせたい場合は?
プロファイロを検討します。手全体のふっくら感やハリ、もちもち感を出したい場合に向いています。
Q3.手が痩せて骨や血管がかなり目立ちます
レニスナ(ジュベルックボリューム)やプロファイロを検討します。強いボリューム低下では、細かなシワだけを治療するより、まず手全体の厚みを整える方がよい場合があります。
Q4.CGスタイラーは何回必要ですか?
まず1回行い、シワやハリの経過を見て必要であれば追加します。
Q5.プロファイロは何回必要ですか?
当院では基本2回を一つの治療単位として考えています。
Q6.レニスナ(ジュベルックボリューム)は何回必要ですか?
3~5回程度を目安に、手のボリュームやハリの変化を見ながら治療します。
Q7.プロファイロとレニスナ(ジュベルックボリューム)はどちらがいいですか?
比較的早くふっくら感やハリを出したい場合にはプロファイロ、コラーゲンなどの組織変化を利用して時間をかけてボリュームを整えたい場合にはレニスナ(ジュベルックボリューム)を選びやすくなります。
Q8.CGスタイラーとプロファイロを両方することはありますか?
あります。手全体をプロファイロで整えた後、残る細かなシワへCGスタイラーを使用するなど、状態によって組み合わせます。
Q9.手のシミも同時に治療できますか?
できます。レーザーと注入治療では目的が異なるため、シミ、シワ、痩せのどれを優先するか確認して順番を決めます。
Q10.注入治療をすると手が不自然に膨らみませんか?
必要以上のボリュームを入れないことが重要です。手の甲は皮膚が薄くよく動くため、単純に膨らませるのではなく、失われたハリや厚みを自然に補うことを目指します。
まとめ|手のシワ治療は小じわ・ハリ・ボリュームで選ぶ
手の甲の若返り注射は、どれも同じ治療ではありません。
当院では、細かな小じわにはCGスタイラー、手全体のふっくら感・ハリにはプロファイロ、強い痩せや骨・腱・血管の目立ちにはレニスナ(ジュベルックボリューム)を中心に考えています。
CGスタイラーは、小じわ ≧ ハリ > ボリューム。まず1回行って経過を確認します。
プロファイロは、ふっくら感・ボリューム ≧ ハリ > 小じわ。基本2回で手全体を整えます。
レニスナ(ジュベルックボリューム)は、コラーゲンなどの組織変化によるボリューム ≧ ハリ > 小じわ。3~5回程度を目安に、時間をかけて手の厚みを整えていきます。
実際の手では、小じわ、痩せ、乾燥、シミ、くすみが混在していることが多くあります。そのため一種類の注入製剤ですべてを治療するのではなく、必要に応じてレーザー、ジェネシス、C-OPERA、トーニングなども組み合わせます。
まゆりなclinic名古屋栄では、「手のシワだからこの注射」と一律には決めません。小じわ、ハリ、ふっくら感、骨・腱・血管の見え方まで確認し、どの治療を優先するかを決めています。
監修医師

監修医師・文責
加藤 成貴 医師
まゆりなclinic名古屋栄 院長
三次救急病院、美容皮膚科・美容外科クリニックで、内科・外科・救急医療から美容医療まで幅広い診療経験を積み、2022年に「名古屋・栄の美容皮膚科」としてまゆりなclinic名古屋栄を開院。
医学的根拠に基づき、「本当に良いと思えるものだけを提供すること」を大切にし、患者さま一人ひとりの肌状態や希望に合わせた治療を行っています。
資格
- 日本内科学会 内科認定医
- 日本内科学会 総合内科専門医
- 日本循環器学会 循環器専門医
- アラガン・エステティックス ボトックスビスタ®認定資格医
- ジュビダームビスタ®認定資格医
- ジュビダームビスタ®バイクロス認定資格医
参考文献
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