ララドクターとは?効果・ララピールとの違い・頻度・ダウンタイムを医師が解説|名古屋
- 2026.10.18
目次
ララドクターとは?
ララドクター(LHALA Doctor)は、韓国発のピーリング「LHALA PEEL(ララピール)」をベースに開発された、医療機関向けのピーリング製品です。

従来のララピールで使用されていたLHA、H2sol™、Lipidなどに加えて、LHALA DoctorではINCUBE501、INCUBE701(PLLA)、QPT™、カルシウムなどが追加されています。メーカーでは「第5世代ピーリング」と位置づけています。
ここでいう「第5世代」は医学的なピーリング分類ではなく、製品メーカーによる呼称です。
一般的なピーリングというと、「古い角質を剥がす治療」というイメージがあるかもしれません。
ララドクターは、強い皮むけを起こすことを目的とするのではなく、角質を整えながら、ツヤ・キメ・肌表面のなめらかさなどを整える「肌管理」の一つとして使用するピーリングです。
まゆりなclinic名古屋栄では、施術後にパックとLED照射を組み合わせています。現在の当院ページでも、施術後のパックとLED10分を含むメニューとして提供しています。
💡関連コラムはこちら⇒名古屋で医療ピーリング|種類・効果・肌悩み別の選び方を医師が解説
ララドクターはこんな方に検討します
当院では、主に次のようなお悩みがある方にララドクターを検討します。
・肌のツヤが欲しい
・肌表面のざらつきが気になる
・キメを整えたい
・くすんだ印象が気になる
・毛穴が気になる
・皮脂やニキビが気になる
・大きなダウンタイムを避けながら肌管理をしたい
・定期的に美肌治療を続けたい
ただし、これらの悩みがあれば必ずララドクターが最適というわけではありません。
例えば、はっきりしたシミ、深いニキビ跡、強いたるみなどは、ララドクターよりレーザー・ニードル治療・RF・HIFUなど別の治療が適している場合があります。
ララドクターは「何でも治せるピーリング」ではなく、主に肌表面の質感や肌管理を目的として選択する治療です。
ララドクターの主な成分
ララドクターには複数の特徴的な成分・技術が使用されています。
| 成分・技術 | 特徴 | 記事内での考え方 |
|---|---|---|
| LHA | サリチル酸誘導体の一種 | 穏やかな角質ケア |
| H2sol™ | ララシリーズで使用される成分 | 角質・肌環境を整える目的 |
| Lipid | 脂質成分 | 肌表面を保護する目的 |
| INCUBE501 | メーカー独自技術 | 肌環境・炎症に着目 |
| INCUBE701(PLLA) | PLLA粒子技術 | メーカーが肌再生・コラーゲンへの作用を訴求 |
| QPT™ | カーボン量子点を利用したメーカー独自技術 | 光・レーザーなどとの組み合わせを想定 |
| Calcium | カルシウム成分 | バリア機能などに着目 |
メーカー公式および日本正規代理店では、LHA、H2sol™、Lipid、INCUBE501、INCUBE701(PLLA)、QPT™、カルシウムをLHALA Doctorの主要成分・技術として案内しています。
なお、これらにはメーカー独自技術やメーカーによる作用説明も含まれます。すべてについて独立した大規模臨床試験で効果が確立しているという意味ではありません。
LHAとは?サリチル酸ピーリングとは違う?
ララドクターの角質ケアを考える上で重要な成分の一つがLHA(リポヒドロキシ酸)です。
LHAはサリチル酸の誘導体で、角質を整える作用や面皰に対する作用などが報告されています。サリチル酸そのものとは同一ではありません。
そのため、
「ララドクター=サリチル酸ピーリング」
ではありません。
サリチル酸マクロゴールピーリングでは角質・毛穴詰まり・皮脂・ニキビなどをより中心に考えるのに対し、ララドクターでは角質ケアだけではなく、肌表面のツヤ・キメなどを含めた肌管理として選択することがあります。
💡関連コラムはこちら⇒医療ピーリングは何が違う?サリチル酸・乳酸・ララドクターなど種類と選び方
ラドクターとララピールの違い
ここは非常にお問い合わせの多いポイントです。
ララドクターは、従来のLHALA PEELをベースに、医療機関向けとして追加成分・技術を組み合わせた製品です。メーカー発表では、従来製品に対してINCUBE501、INCUBE701、QPT™、Calciumが追加されたと説明されています。
| ララドクター | ララピール | |
|---|---|---|
| 位置づけ | 医療機関向け | 従来のLHALA PEEL |
| 共通する主な成分 | LHA、H2sol™、Lipidなど | LHA、H2sol™、Lipidなど |
| 追加された主な成分・技術 | INCUBE501、INCUBE701(PLLA)、QPT™、Calciumなど | ― |
| 主な考え方 | 角質ケア+肌管理 | 穏やかな角質ケア・肌管理 |
| 機器との組み合わせ | メーカーが光・レーザー等との組み合わせも想定 | 製品設計が異なる |
つまり、ララピールとララドクターは名前が似ているだけではなく、同じLHALAシリーズですが、同一製品ではありません。
まゆりなclinicでは現在、医療機関向けのLHALA Doctorを使用しています。
「第5世代ピーリング」とは?
ララドクターについて調べると、「第5世代ピーリング」という言葉をよく目にします。
これはメーカーがLHALA Doctorを説明する際に使用している位置づけです。公式メーカーサイトでも5th-generation peeling productと表記されています。Lhala
ただし、
第1世代
第2世代
第3世代
第4世代
第5世代
という分類が、皮膚科学上の標準的なピーリング分類として定められているわけではありません。
そのため当院では、
「第5世代だから従来治療より必ず優れている」
という意味では使用しません。
ララドクターという製品の特徴を示すメーカーによる呼称として考えてください。
ララドクターに期待する効果
ララドクターでは、主に次のような変化を目的として治療を行います。
・肌表面のざらつきを整える
LHAによる角質への作用を利用し、古い角質によるざらつきを整えます。
LHAには角質剥離・肌更新作用があり、ニキビ肌などへの使用についても研究されています。
・ツヤ・キメを整える
角質が不均一な肌は、光が乱反射するため、くすんで見えることがあります。
肌表面を整えることで、なめらかさやツヤ感の変化を目指します。
・毛穴・皮脂が気になる肌
角質や皮脂が関係して毛穴が目立っている場合には、ピーリングによる角質ケアが選択肢になります。
ただし、たるみ毛穴や深いニキビ跡による凹凸を、ララドクターだけで大きく改善することは難しい場合があります。
・ニキビができやすい肌
LHAには面皰に対する作用が報告されています。
ただし、炎症性ニキビが強い場合には、ララドクターよりもニキビ治療そのものを優先することがあります。
・ハリ・肌質を整えたい場合
LHALA Doctorにはメーカー独自のINCUBE技術やPLLA粒子技術などが採用されており、メーカーでは肌再生やコラーゲンへの作用を特徴として説明しています。
ただし、注入治療のPLLAと同じ治療ではありません。
ララドクターは皮膚へ塗布して使用するピーリング製品であり、PLLA製剤を皮内へ注射する肌育・ボリューム治療とは使用方法も治療目的も異なります。
ララドクターは1回でも効果を感じる?
施術後に、
・肌がなめらかに感じる
・ツヤが出たように感じる
・肌表面が整った感じがする
などの変化を感じる方もいます。
ただし、効果の感じ方には個人差があります。
また、毛穴・ニキビ・くすみなどを継続的に整えていく場合には、一度の施術だけで判断するのではなく、肌状態を見ながら複数回の治療を検討します。
当院では現在、肌状態や治療目的によりますが、5〜10回程度を一つの目安としてご案内しています。既存ページでも同様の治療回数を案内しています。
ララドクターは何回?頻度は?
ララドクターは、肌状態によっては最短1週間程度の間隔で施術できます。
ただし、
「1週間ごとに必ず受けた方がいい」
という意味ではありません。
肌の乾燥、赤み、ほかの美容治療との間隔、目的などによって頻度を調整します。
当院では現在、
初期に肌状態を整えたい
↓
必要に応じて複数回
↓
その後は肌状態や希望に応じてメンテナンス
という形で考えます。
毎週行うことより、肌の状態に合った間隔で無理なく続けることを重視しています。
ララドクターのダウンタイム
ララドクターは、強い皮むけを起こすことを主目的としたピーリングではありません。
そのため、大きなダウンタイムを避けながら行う肌管理の一つとして選択しやすい治療です。
ただし、「ダウンタイムが絶対にない」という意味ではありません。
施術後には、
・赤み
・ひりつき
・乾燥感
・一時的な刺激感
などが出る可能性があります。
当院の現在の施術ページでも、赤み・ひりつきを副作用・リスクとして案内しています。
肌が敏感な方や、その日の肌状態によって反応には差があります。
ララドクター後のスキンケア
施術後は肌を必要以上に刺激しないことが大切です。
当院では、
・十分に保湿する
・日焼け止めを使用する
・ピーリング作用のあるスキンケアを避ける
・レチノールを含むスキンケアは一定期間避ける
ようご案内しています。
現在の当院ページでは、ピーリング成分やレチノールを含むスキンケアは施術後1週間程度避けるよう案内しています。
普段使用している化粧品や外用薬がある場合は、施術前にスタッフ・医師へお伝えください。
当院では施術後にパック+LED照射を行います
まゆりなclinic名古屋栄では、ララドクター施術後にパックとLED照射を組み合わせています。

ララドクターのQPT™については、メーカー側でも光・レーザー等の機器との組み合わせを想定した技術として説明されています。
ただし、光を当てれば必ず効果が何倍になる、といった意味ではありません。
当院では肌状態を確認しながら施術を組み立てます。
レーザーやIPLと一緒にできますか?
ララドクターは、レーザー・IPLなどほかの美肌治療と組み合わせる場合があります。
ただし、
「ララドクターはどんなレーザーとも必ず同日にできる」
というわけではありません。
使用する機器、出力、肌状態、赤み、乾燥、治療目的などを確認して、同日施術または別日に分けるかを判断します。
例えば、
シミ
赤み
毛穴
肌質
では、必要な治療そのものが異なります。
ララドクターを追加することが目的になるのではなく、その方の悩みに必要な治療を優先します。
ラドクターとサリチル酸ピーリングはどちらがいい?
どちらが上という治療ではありません。
| ララドクター | サリチル酸マクロゴール | |
|---|---|---|
| 主な位置づけ | 肌管理・角質ケア | 角質・毛穴詰まりへのアプローチ |
| 特に考えやすい悩み | ツヤ、キメ、ざらつき、くすみ、肌質など | ニキビ、面皰、皮脂、毛穴詰まりなど |
| 特徴 | LHA+複数の独自成分・技術 | サリチル酸を使用 |
| 治療選択 | 肌質全体も重視したい場合 | 毛穴詰まり・皮脂をより重視する場合 |
例えば白ニキビや皮脂、毛穴詰まりを主に改善したい方では、サリチル酸系のピーリングを優先することがあります。
反対に、ツヤやキメを含めた定期的な肌管理を希望する場合には、ララドクターを検討することがあります。
💡関連コラムはこちら⇒医療ピーリングは何が違う?サリチル酸・乳酸・ララドクターなど種類と選び方
💡ピーリングの治療ページはこちら
ララドクターは「効果ない」と感じることもある?
あります。
ただし、「ララドクター自体に意味がない」というより、治療目的とララドクターの得意分野が合っていない場合があります。
例えば、
・深いニキビ跡

クレーター状の凹凸を大きく改善したい場合、表面的なピーリングだけでは限界があります。
サブシジョン、CO2フラクショナル、ピコフラクショナル、シルクロ、キュアジェットなどを検討します。
・はっきりしたシミ

老人性色素斑など明瞭なシミを除去する目的であれば、ララドクターよりピコスポットなどが適することがあります。
薄いシミでは当院ではルビーフラクショナルを優先して検討する場合があります。
・強いたるみ

フェイスラインや頬のたるみを改善する治療ではないため、HIFU、RF、ATTIVA、糸リフトなど別の治療を検討します。
・1回で大きな変化を求めている
ララドクターは、強いダウンタイムと引き換えに1回で大きく皮膚を変化させることを目的とした治療ではありません。
大切なのは、「ララドクターを受けること」ではなく、改善したい症状に治療が合っているかどうかです。
💡関連コラムはこちら⇒ピーリングは効果ない?しない方がいい人・やりすぎるとどうなるかを医師が解説
ララドクターが向いていない場合
肌状態によっては施術を見合わせたり、別の治療を優先することがあります。
例えば、
・施術部位に強い皮膚炎がある
・傷がある
・活動性の感染症がある
・肌が強く刺激を受けている
・直前に刺激の強い治療を行っている
場合などです。
妊娠中・授乳中の方、治療中の疾患がある方なども事前に医師へご相談ください。
当院の現在のページでも、妊娠・授乳中、悪性腫瘍治療中、活動性の感染症、施術部位の疾患などは事前相談事項としています。
ララドクターの施術の流れ
施術前に肌状態を確認します。
洗顔
↓
肌状態を確認
↓
ララドクターを塗布
↓
製剤をなじませながら施術
↓
パック
↓
LED照射
↓
保湿・紫外線対策

肌状態によって施術内容を調整する場合があります。
症例



【施術内容】ララドクター
【治療回数】3回
【リスクや副作用】:赤み、ひりつき
【料金】¥69,900(税込)
※症例写真を見る際には、照明・撮影条件・肌状態などによって見え方が変わるため、すべての方が同じ経過になるわけではない点にも注意が必要です。
ララドクターの料金
2026年10月現在の料金です。
| 回数 | 料金(税込) |
|---|---|
| 初回 | 24,800円 |
| 1回 | 28,000円 |
| 3回 | 69,900円 |
| 5回 | 109,000円 |
| 7回 | 146,300円 |
| 10回 | 198,000円 |
ララドクターの施術料金には、施術後のパックとLED照射10分が含まれています。現在の既存ページに掲載されている料金を反映しています。料金は変更になる場合があります。
名古屋でララドクターを受けたい方へ
ララドクターは、
「皮をむけばむくほどよい」
というタイプのピーリングではありません。
古い角質を整えながら、
ツヤ
キメ
ざらつき
くすみ
毛穴
肌質
などを総合的に整えていく肌管理として使用します。
一方で、ピーリングにはララドクター以外にも、サリチル酸、乳酸、リバースピール、ミラノリピール、ペパーミントピール、アゼライン酸ミックスピールなど多くの種類があります。
まゆりなclinic名古屋栄では、一律にララドクターをおすすめするのではなく、肌状態と目的を確認した上でピーリングを選択します。
「ララドクターが気になっているけれど、自分の肌に合うか分からない」という場合も、まず現在の肌状態から治療方法を検討します。
💡関連コラムはこちら⇒名古屋で医療ピーリング|種類・効果・肌悩み別の選び方を医師が解説
まとめ|ララドクターは角質ケア+肌管理を考えたい方の選択肢
ララドクターは、ララピールをベースに開発された医療機関向けのピーリングです。
従来のLHALA PEELで使用されてきたLHA、H2sol™、Lipidなどに加え、INCUBE501、INCUBE701(PLLA)、QPT™、Calciumなどが採用されています。
当院では、
・ツヤ
・キメ
・ざらつき
・くすみ
・毛穴
・ニキビができやすい肌
・大きなダウンタイムを避けながら行う肌管理
などを目的として検討します。
ただし、深いニキビ跡、明瞭なシミ、強いたるみなどは別の治療が適している場合があります。
ララドクターという製品名から治療を決めるのではなく、まず現在の肌悩みを整理して、ララドクターが合うのか、別のピーリングや美容治療が合うのかを判断することが大切です。
Q&A
Q1. ララドクターとは何ですか?
Q2. ララドクターとララピールは何が違いますか?
メーカー資料
Q3. 「第5世代ピーリング」とは何ですか?
Q4. ララドクターは1回でも効果がありますか?
Q5. ララドクターは何回受けるのがおすすめですか?
Q6. ララドクターの施術間隔は?
Q7. ダウンタイムはありますか?
Q8. ララドクターは皮むけしますか?
Q9. ニキビにもララドクターはできますか?
参考文献(PubMed)
Q10. 毛穴にも効果がありますか?
Q11. サリチル酸ピーリングとどちらがいいですか?
Q12. 敏感肌でも受けられますか?
Q13. レーザーやIPLと同じ日にできますか?
Q14. ララドクター後にレチノールは使えますか?
Q15. ララドクターは「効果ない」と言われることがありますが?
Q16. ララドクターに入っているPLLAは注射するPLLA製剤と同じ治療ですか?
文責
まゆりなclinic名古屋栄 院長 加藤成貴
参考文献
- H2MEDI Co., Ltd. LHALA Doctor. LHALALA Official.
LHALA DoctorはLHA、H2sol™、INCUBE技術、PLLA粒子技術等を組み合わせた製品としてメーカー公式サイトで紹介されています。Lhala - H2MEDI Co., Ltd. LHALA Peel Headquarter H2medi Co., Ltd. Releases Upgraded Version Glass Skin Peeling “LHALA Doctor.” 2025.
従来のLHALA PEELとの成分・技術の違いについてのメーカー発表。Lhala - 株式会社VIUM. LHALA Doctor 製品情報.
日本正規代理店による主要成分・医療機関専売品としての製品情報。【公式】ララピール日本正規代理店|本物正規品を安心導入|販促・講習サポート完備 - Zeichner JA. The Use of Lipohydroxy Acid in Skin Care and Acne Treatment. J Clin Aesthet Dermatol. 2016;9(11):40-43. PubMed
- Saint-Léger D, Lévêque JL, Verschoore M. The use of hydroxy acids on the skin: characteristics of C8-lipohydroxy acid. J Cosmet Dermatol. 2007;6(1):59-65. PubMed
- Rendon MI, Berson DS, Cohen JL, et al. Evidence and considerations in the application of chemical peels in skin disorders and aesthetic resurfacing. J Clin Aesthet Dermatol. 2010;3(7):32-43. PubMed








