顔脱毛はしないほうがいい?後悔する理由・産毛・硬毛化・向いていない人を医師が解説|名古屋
- 2026.10.26

目次
顔脱毛はしないほうがいい?後悔する理由・産毛・硬毛化・向いていない人を医師が解説|名古屋
「顔脱毛はしないほうがいいと聞いたけれど、本当?」
「産毛を脱毛すると、逆に毛が濃くなることがあるの?」
「顔脱毛でニキビや肌荒れが悪化しないか心配」
顔の医療脱毛を検討している方のなかには、このような不安を感じている方もいらっしゃいます。
顔脱毛は、自己処理の負担を減らすことが期待できる治療です。一方、顔には細く色素の薄い産毛が多く、ワキや脚などの太い毛とはレーザーへの反応が異なります。
また、レーザー脱毛後に毛が太く濃くなる「硬毛化(こうもうか)」という現象が知られており、顔や首は注意したい部位です。
ただし、まゆりなclinic名古屋栄では、これまでの診療経験において、顔脱毛後の硬毛化はほとんど認められていません。
顔脱毛の効果やリスクは、毛質、肌の状態、使用するレーザーや照射条件などによって異なる可能性があります。
結論からいうと、顔脱毛はすべての方に必要な治療ではありません。毛質・肌の状態・脱毛する目的によって、積極的におすすめできる場合もあれば、いったん見送った方がよい場合もあります。
当院では、スプレンダーX・エクセルHR・メディオスターモノリスの3種類の医療脱毛器を導入しています。使用する機種については毎回ご相談いただけ、機種の指定・変更による追加料金はかかりません。
今回は、顔脱毛で後悔しやすい理由、産毛への効果、硬毛化のリスク、ニキビがある場合の対応、顔脱毛を慎重に検討した方がよいケースについて詳しく解説します。
顔脱毛はしないほうがいい?まず知っておきたい結論
顔脱毛を受けた方がよいかどうかは、顔に生えている毛の状態と、ご本人が何を改善したいのかによって変わります。
例えば、鼻下や顎の黒い毛が気になり、頻繁に自己処理をしている方では、医療脱毛によって自己処理の負担が減る可能性があります。
一方、もともと顔の毛が非常に細く、近くで見なければ分からない程度の場合、レーザーによる十分な減毛効果を得られないことがあります。
毛がほとんど目立たない方が「なんとなく肌がきれいになりそう」という理由で顔全体にレーザーを照射する場合は、期待できる効果とリスクのバランスを慎重に考える必要があります。
| 顔の状態・希望 | 顔脱毛を考える際のポイント |
|---|---|
| 鼻下や顎に黒く目立つ毛がある | 医療脱毛による減毛が期待できる場合がある |
| 顔の自己処理を頻繁に行っている | 自己処理の負担を減らせる可能性がある |
| 顔全体に非常に細い産毛しかない | レーザーへの反応が弱く、効果を感じにくい場合がある |
| 軽度のニキビがある | 当院では肌の状態を確認したうえで照射できることが多い |
| 強い炎症や化膿したニキビがある | 照射範囲の調整や炎症の治療を優先する場合がある |
| 日焼けや強い色素沈着がある | 色素変化などのリスクに配慮して判断する |
| 顔の毛が急に濃くなった | ホルモンなどの影響も考慮して評価する |
顔脱毛を始める前には、毛の太さや色、肌の状態、希望する仕上がりを確認することが大切です。
顔脱毛で後悔する主な6つの理由
顔脱毛に関する後悔には、いくつかの共通した原因があります。
1.顔の産毛が思ったほど減らない
顔には、細く短い産毛が多く生えています。
医療レーザー脱毛は、毛に含まれるメラニン色素にレーザーを反応させ、その熱作用を利用して毛の発生に関わる組織へ作用する治療です。
黒く太い毛には反応しやすい一方、細く色素の薄い産毛では反応が弱くなる場合があります。
そのため、顔脱毛を数回受けても、思ったほど変化を感じられないことがあります。
また、毛が少し減っても、残った細い産毛が気になるケースがあります。
2.硬毛化によって毛が太く濃くなることがある
顔脱毛で知っておきたいリスクの一つが硬毛化です。
硬毛化とは、レーザーや光を照射した後に、それまで細かった毛が太く濃くなることがある現象です。
照射部位やその周辺で起こる場合があり、顔・首などで比較的多く報告されています。
ただし、当院の診療経験では、顔脱毛後の硬毛化はほとんど認められていません。
レーザーの種類や照射条件、毛質などが関係する可能性は考えられますが、硬毛化の詳しい発生機序は十分に解明されていません。
3.赤み・毛嚢炎などの肌トラブルが起こる場合がある
レーザー照射後には、一時的な赤み、腫れ、熱感、ヒリヒリ感などが生じることがあります。
また、毛包周囲に炎症が起こり、ニキビに似たブツブツや毛嚢炎が生じる場合があります。
顔は日常的に人目に触れるため、施術後の赤みや肌トラブルが気になる方もいらっしゃいます。
多くの場合は一時的な反応ですが、症状が強い場合や長引く場合は医師による診察が必要です。
4.色素沈着や色素脱失が起こる場合がある
医療レーザーは毛のメラニンだけでなく、皮膚のメラニンにも影響を及ぼすことがあります。
日焼けや強い炎症がある状態で照射すると、やけどや炎症後色素沈着などのリスクが高まる場合があります。
また、レーザーによる皮膚トラブルの結果、色素が薄くなる色素脱失が生じる可能性もあります。
5.もみあげや生え際の形を変えて後悔する
顔の産毛と頭髪の境界は、人によって異なります。
特にもみあげや生え際は、どこまで毛を残すかによって顔の印象が変わります。
医療脱毛で減った毛を、希望どおりに元の状態へ戻すことはできません。
もみあげの長さや形、生え際の位置などに希望がある場合は、照射前に十分な確認が必要です。
6.5回で完全になくなると思っていた
顔脱毛は、1回の施術ですべての産毛がなくなる治療ではありません。
毛には成長期・退行期・休止期という毛周期があり、複数回の照射が必要です。
また、産毛のレーザーへの反応には個人差があり、5回で希望する状態に到達するとは限りません。
顔の毛はホルモンの影響を受けることもあり、治療後に新たな

顔の産毛に医療脱毛が効きにくい理由
医療レーザー脱毛の効果には、毛の太さや色素量が関係します。
一般に、太く濃い毛ほどメラニン色素が多いため、レーザーのエネルギーを吸収しやすくなります。
一方、非常に細く色素の薄い産毛では、十分な熱作用が得られにくいことがあります。
同じ顔でも、鼻下・顎・頬・額・もみあげ周囲では毛の特徴が異なります。
例えば、鼻下や顎に比較的太い毛が生えている方と、頬に目立たない程度の産毛しかない方とでは、期待できる効果が異なります。
また、皮膚の色や照射条件なども結果に影響します。
顔の産毛は、太い毛に比べて減毛効果を得にくい場合があります。産毛に適しているとされる機械を使用したとしても、必ず十分な効果が得られるわけではありません。
当院では、顔の毛の状態を確認し、使用するレーザーや照射方法についてご相談いただける体制を整えています。

顔脱毛の硬毛化とは?当院ではほとんど経験していません
硬毛化は、レーザー脱毛や光脱毛の後に、毛が以前より太く濃く見えるようになる現象です。
顔や首などは、医学的な報告において硬毛化が比較的多く認められる部位です。
2021年に発表されたシステマティックレビュー・メタ解析では、レーザー脱毛・光脱毛を受けた計9,733人を含む研究を解析し、硬毛化の統合発生割合は約3%と報告されています。
ただし、この数字には顔以外の部位や異なる脱毛方法が含まれています。また、研究間のばらつきが非常に大きいため、「顔脱毛を受ける方の3%に硬毛化が起こる」という意味ではありません。
同研究では、硬毛化は顔・首に関連して多く認められ、顔・首以外での報告は少ないことが示されています。
一方、まゆりなclinic名古屋栄では、これまでの診療経験において、顔脱毛後の硬毛化はほとんど認められていません。
当院では3種類の医療脱毛器を導入し、毛質や肌の状態に応じた照射方法を検討しています。
ただし、当院における硬毛化の正式な発生率を算出したデータではなく、すべての方に硬毛化が起こらないことを保証するものではありません。
硬毛化の詳しい発生機序は、現在も十分には分かっていません。
毛包への熱作用などが関係する可能性が検討されていますが、特定の原因が確立しているわけではありません。
レーザーの波長や照射条件、毛質などの違いが影響する可能性も考えられます。
しかし、現時点では、特定のレーザーや機種を使用すれば硬毛化を確実に防げるという医学的根拠はありません。
照射後に毛が明らかに太くなった、これまで気にならなかった場所に濃い毛が増えたと感じた場合は、施術を受けた医療機関へ相談してください。
毛の変化を確認し、硬毛化が疑われる場合には、毛質や肌の状態、これまでの照射条件などを改めて評価します。
そのうえで、経過観察、照射方法や機種の再検討、追加治療の必要性などを判断します。
硬毛化した場合でも、追加照射によって改善するケースは報告されています。しかし、必ず改善するわけではありません。
また、硬毛化と思われた毛の変化が、ホルモンの影響など別の原因による場合もあります。
硬毛化が疑われた際は、自己判断で照射を続けたり、機種を変更したりせず、医師の診察を受けることが大切です。

顔脱毛を急がない方がよい人・医師の診察を優先したい人
顔脱毛は、すべての方に同じ条件でおすすめできる治療ではありません。
以下のような場合は、施術の必要性やタイミングを慎重に判断します。
・顔の産毛がほとんど目立たない方
近くで見なければ分からない程度の細い産毛については、十分な減毛効果が得られない可能性があります。
自己処理をほとんどしておらず、日常生活で困っていない場合は、無理に脱毛を始める必要はありません。
・ニキビや皮膚炎の炎症が強い方
顔にニキビがある場合でも、必ずしも医療脱毛を受けられないわけではありません。
当院では、軽度のニキビであれば、肌の状態を確認したうえで通常どおり照射できることが多いです。
一方、赤みや腫れが強いニキビ、化膿したニキビ、広範囲に炎症がある場合などは、照射部位を調整したり、炎症の治療を優先したりすることがあります。
ニキビの有無だけで判断せず、炎症の程度や肌の状態を確認することが重要です。
・日焼け直後や色素沈着が強い方
日焼け直後の肌や強い色素沈着がある肌では、レーザーによる熱作用や色素変化のリスクを慎重に考える必要があります。
また、肝斑などの色素性病変がある場合も、皮膚の状態を確認して照射範囲や施術の可否を判断します。
・顔の毛が急に太く濃くなった方
女性の鼻下や顎などに太い毛が急に増えてきた場合は、ホルモンの影響が関係している可能性があります。
例えば、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)では、月経不順やニキビ、多毛などがみられることがあります。
顔の毛が濃いことだけでPCOSと診断できるわけではありませんが、月経不順などを伴う場合は、婦人科などでの評価を検討することがあります。
ホルモンの影響が続いている場合、医療脱毛を受けても新たな毛が目立つようになり、追加照射が必要になることがあります。
・顔脱毛を毛穴やニキビ跡の治療として考えている方
顔の産毛が減ることで、毛穴周囲の見え方や自己処理に伴う刺激が変化する場合はあります。
ただし、医療脱毛は毛穴の開きやニキビ跡の凹みを直接改善するための治療ではありません。
毛穴の開き、ニキビ跡、皮脂分泌などが主な悩みであれば、それぞれの原因に応じた治療を検討する方が適切な場合があります。
・もみあげや生え際のデザインに迷っている方
もみあげや生え際の形が決まっていない場合は、照射範囲を慎重に検討しましょう。
後から「もう少し毛を残しておけばよかった」と感じても、希望どおりに毛を戻すことはできません。
・妊娠中・授乳中の方、内服薬などに確認が必要な方
妊娠中や授乳中、特定の薬を使用している場合などは、施術を延期することがあります。
自己判断せず、診察時にお申し出ください。
顔脱毛をおすすめできるのはどんな人?
顔脱毛によるメリットを感じやすいと考えられるのは、次のような方です。
- 鼻下や顎などに黒く目立つ毛がある
- 顔の自己処理を頻繁に行っている
- カミソリによる肌への刺激を減らしたい
- 顔の毛を長期的に減らしたい
- 産毛への効果の限界や硬毛化のリスクを理解している
- 複数回の通院や追加照射の可能性を理解している
例えば、鼻下の毛を頻繁に剃っている方では、減毛によって自己処理の回数が減る可能性があります。
自己処理の回数が減れば、カミソリによる摩擦や刺激を減らせる場合もあります。
一方で、黒く目立つ毛が少ない場合は、期待できる変化が限定的なことがあります。
顔脱毛を検討する際には、どこの毛が、どの程度気になっているのかを整理しておくことが大切です。
顔脱毛でニキビ・毛穴・シミはどうなる?
顔脱毛をきっかけに、肌の状態がよくなることを期待される方もいらっしゃいます。
ただし、医療脱毛には得意なことと、直接的な治療対象ではないことがあります。
・ニキビへの影響
顔脱毛によって毛が減り、自己処理による刺激が少なくなる可能性はあります。
また、軽度のニキビがある場合でも、当院では肌の状態を確認して照射できることが多いです。
一方、照射後には毛嚢炎などの皮膚トラブルが起こる場合があります。
強い炎症を伴うニキビがある場合は、ニキビ治療を優先することがあります。
・毛穴への影響
毛が減ることで、毛穴の黒い点や産毛が目立ちにくくなる場合があります。
ただし、皮脂による毛穴の開きや、たるみ毛穴、ニキビ跡の凹みなどには別の原因があります。
医療脱毛だけで毛穴が完全に目立たなくなることは保証できません。
・シミ・肝斑への影響
医療レーザー脱毛は、シミや肝斑の治療を目的としたものではありません。
照射条件や肌の状態によっては色素変化が起こる可能性があるため、気になる色素性病変がある場合は事前に医師へご相談ください。
顔脱毛は何回必要?5回で終わらないこともあります
医療脱毛では、毛周期に合わせて複数回の照射を行います。
まゆりなclinic名古屋栄では、5回コースを基本的な選択肢の一つとしてご案内しています。
ただし、顔には細い産毛が多いため、5回で十分な変化を感じられない場合があります。
回数を重ねて自己処理の負担が減ったと感じる方もいれば、さらに毛を減らしたいと考える方もいらっしゃいます。
また、ホルモンの影響などにより、新たな毛が目立つようになる場合もあります。
5回・8回・10回といった回数だけで、すべての方の仕上がりを予測することはできません。
必要な回数は毛質・毛量・肌の状態・希望する仕上がりなどによって異なります。
顔脱毛は熱破壊式と蓄熱式のどちらがよい?
医療脱毛を調べていると、「熱破壊式」「蓄熱式」という言葉を目にすることがあります。
一般に、熱破壊式は1回ずつレーザーを照射する方式、蓄熱式は連続照射によって繰り返し熱作用を与える方式として説明されます。
ただし、脱毛効果や適した照射方法は、これらの名称だけでは決まりません。
使用するレーザーの波長、出力、照射方法、冷却機能、毛の太さや色、肌の状態などを総合的に考える必要があります。
顔の産毛に対して、蓄熱式であれば必ず効果が高い、熱破壊式であれば必ず硬毛化しやすい、といった単純な判断はできません。
顔脱毛では、特定の機械や照射方式にこだわりすぎず、肌と毛の状態を確認しながら治療を進めることが重要です。
まゆりなclinic名古屋栄では3種類の医療脱毛器を導入しています
当院では、スプレンダーX・エクセルHR・メディオスターモノリスの3種類を使用しています。
いずれも国内で医療機器承認を受けた脱毛器です。
| 脱毛器 | 使用するレーザー | 主な特徴 |
|---|---|---|
| スプレンダーX | アレキサンドライトレーザー・Ndレーザー | 2種類のレーザーを組み合わせ、照射比率を調整できる |
| エクセルHR | アレキサンドライトレーザー・Ndレーザー | 2種類のレーザーを肌や毛の状態に応じて使い分ける |
| メディオスターモノリス | ダイオードレーザー | 冷却しながら連続照射する方法にも対応している |
当院では、使用する脱毛器について毎回ご相談いただけます。
例えば、次のようなご希望にも対応しています。
- 前回と同じ脱毛器で続けたい
- 別の機種について相談したい
- 顔の毛の状態に合わせて機種を検討したい
- 痛みが心配なので照射方法を相談したい
- 機械の違いが分からないので任せたい
同一プラン内での機種の指定・変更料は0円です。
ただし、肌の状態や照射部位によっては、ご希望の機種を使用できない場合があります。
また、3種類の脱毛器があることによって、産毛への十分な効果や硬毛化の予防を保証できるわけではありません。
医師が肌の状態を確認し、施術の可否や適切な照射方法についてご案内します。
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顔脱毛の料金はいくら?
まゆりなclinic名古屋栄では、女性の顔脱毛単独プランと、全身脱毛に顔脱毛を組み合わせるプランをご用意しています。
| 回数 | 料金(税込) |
|---|---|
| 5回 | 87,000円 |
| 8回 | 129,000円 |
| 10回 | 157,000円 |
| 12回 | 175,000円 |
| プラン | 5回料金(税込) |
|---|---|
| 全身+顔 | 198,000円 |
| 全身+顔+VIO | 245,000円 |
※上記は各コースの施術総額です。麻酔・剃毛などが必要な場合は、別途料金がかかります。
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| 同一プラン内での脱毛器の指定・変更 | 0円 |
| 麻酔クリーム | 5g 2,500円 |
| 笑気麻酔 | 30分 2,900円 |
| 剃毛 SSパーツ | 500円 |
| 剃毛 Sパーツ | 800円 |
| 剃毛 Mパーツ | 1,300円 |
| 剃毛 Lパーツ | 2,000円 |
必要な範囲を事前に剃毛していただき、追加の剃毛が不要な場合は剃毛料は発生しません。
顔脱毛では、料金だけでなく、期待できる減毛効果、硬毛化などのリスク、追加照射の可能性についても確認することが大切です。
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顔脱毛を受ける前に確認したい7つのポイント
顔脱毛で後悔しないためには、施術前の確認が重要です。
1.どこの毛を減らしたいか
鼻下、顎、頬、額など、気になる範囲を明確にしましょう。
2.毛の太さや色はどうか
細く色素の薄い産毛では、十分な減毛効果を得られない場合があります。
3.硬毛化のリスクを理解しているか
当院では顔脱毛後の硬毛化をほとんど経験していませんが、医学的に報告されているリスクであることは理解しておきましょう。
4.肌の炎症や日焼けはないか
軽度のニキビは照射できることが多いですが、強い炎症や日焼けがある場合は慎重な判断が必要です。
5.残したい毛の範囲は決まっているか
もみあげや生え際のデザインについて事前に相談しましょう。
6.必要な回数や追加費用を理解しているか
5回で希望する仕上がりになるとは限りません。
7.施術後の肌トラブルへの対応を確認したか
医師による診察や必要な治療を受けられる体制を確認しましょう。

顔脱毛の施術前後に気をつけたいこと
顔は日常的に紫外線や摩擦などの刺激を受けやすい部位です。
施術の前後には、以下の点に注意しましょう。
施術前の注意点
- 強い日焼けを避ける
- 毛抜きやワックスによる自己処理を避ける
- 必要な範囲を肌に負担をかけないように剃毛する
- ニキビや皮膚炎などの症状がある場合は事前に伝える
- 内服薬・外用薬、既往歴などを医師に伝える
- 口唇ヘルペスなどを繰り返す方は事前に相談する
施術後の注意点
- 保湿を行う
- 日焼け止めや帽子などで紫外線対策をする
- 肌を強くこすらない
- 赤みや熱感がある間は刺激を避ける
- 赤み・腫れ・水ぶくれなどが強い場合はクリニックへ連絡する
当院では、顔脱毛の施術当日はメイクを控え、日焼け止めまでのご案内としています。
メイクは、赤みやヒリつきが落ち着いていれば、翌日から軽めに行っていただけます。
肌の状態によっては、さらにメイクを控えていただく場合があります。
顔脱毛のリスク・副作用
医療レーザー脱毛は、長期的な減毛を目指す医療行為です。
顔脱毛では、以下のような症状が起こる可能性があります。
- 照射時の痛み、熱感、ヒリヒリ感
- 赤み、腫れ、乾燥
- 毛嚢炎
- ニキビ様の発疹
- やけど、水ぶくれ
- 炎症後色素沈着
- 色素脱失
- 瘢痕
- 硬毛化・多毛化
- まれに感染などの皮膚トラブル
また、顔のレーザー照射では眼の保護が重要です。眼に近い部位の照射には特別な注意が必要であり、希望する範囲をすべて照射できるとは限りません。
厚生労働省の承認を受けた医療機器を使用していても、副作用が起こらないことを保証するものではありません。
当院の医療脱毛によって肌トラブルが生じた場合は、医師が診察し、必要な治療を行います。その際の診察料・薬代はいただいていません。
美容目的の医療脱毛は自由診療です。
顔脱毛についてよくあるご質問
顔脱毛はしないほうがいいのでしょうか?
すべての方が顔脱毛を避ける必要はありません。鼻下や顎などに黒く目立つ毛があり、自己処理の負担を減らしたい方では、医療脱毛が選択肢になります。一方、非常に細い産毛しかない場合は、期待できる効果とリスクを慎重に検討します。
顔の産毛は医療脱毛でなくなりますか?
減毛が期待できる場合はありますが、太く濃い毛よりレーザーへの反応が弱いことがあります。非常に細く色素の薄い産毛では、十分な効果が得られない場合もあります。
顔脱毛で逆に毛が濃くなることはありますか?
レーザー脱毛や光脱毛の後に、毛が太く濃くなる硬毛化が報告されています。ただし、当院の診療経験では、顔脱毛後の硬毛化はほとんど認められていません。必ず起こるわけではありませんが、事前に理解しておきたいリスクの一つです。
硬毛化は何%くらいの確率で起こりますか?
2021年のシステマティックレビュー・メタ解析では、レーザー・光脱毛後の硬毛化の統合発生割合は約3%と報告されています。ただし、顔以外の部位も含まれ、研究間のばらつきが大きいため、顔脱毛における個人の発症確率を示す数字ではありません。
硬毛化した場合、機械を変えれば治りますか?
機種や照射方法の変更を検討する場合はありますが、変更によって必ず改善するわけではありません。毛の変化や照射歴を確認し、医師が今後の方針を判断します。
顔脱毛をすると毛穴がなくなりますか?
毛が減ることで毛穴の見え方が変化することはありますが、毛穴そのものがなくなるわけではありません。皮脂による毛穴の開きやニキビ跡の凹みなどは、別の治療が適している場合があります。
ニキビがあっても顔脱毛できますか?
はい。当院では、軽度のニキビであれば肌の状態を確認したうえで通常どおり照射できることが多いです。ただし、強い炎症や化膿がある場合は、照射部位を調整したり、ニキビ治療を優先したりすることがあります。
肝斑やシミがあっても顔脱毛を受けられますか?
肌の状態や色素性病変の種類によって判断が異なります。レーザーによる刺激や色素変化のリスクを考慮する必要があるため、事前に医師へご相談ください。
顔脱毛は5回で終わりますか?
5回での完了は保証できません。顔には細い産毛が多く、毛質や毛量によって必要な回数が異なります。施術後の減毛状態を確認しながら、追加照射の必要性を検討します。
顔脱毛後はいつからメイクできますか?
当院では施術当日はメイクを控え、日焼け止めまでのご案内としています。赤みやヒリつきが落ち着いていれば、翌日から軽めのメイクが可能です。肌トラブルがある場合は医師の指示に従ってください。
熱破壊式と蓄熱式はどちらが顔脱毛に向いていますか?
どちらか一方がすべての方に適しているわけではありません。毛の太さや色、肌の状態、使用するレーザーの波長や照射条件などによって判断します。
顔脱毛の機械は毎回選べますか?
当院では、スプレンダーX・エクセルHR・メディオスターモノリスの3機種から、毎回ご希望をご相談いただけます。同一プラン内での機種の指定・変更料は0円です。ただし、医師の判断によりご希望の機種を使用できない場合があります。
もみあげや生え際の脱毛で後悔することはありますか?
照射範囲によっては、顔の印象が変わることがあります。医療脱毛で減った毛を希望どおりに元へ戻すことはできません。残したい毛の範囲やデザインについて、施術前に相談することが大切です。
ホルモンの影響で顔の毛が増えた場合も脱毛できますか?
医療脱毛が選択肢になる場合はあります。ただし、ホルモンの影響が続いている場合、新たな毛が目立つようになる可能性があります。月経不順などの症状を伴う場合は、必要に応じて婦人科などでの評価を検討します。
顔の産毛が気になりますが、脱毛するか迷っています。
無理に決める必要はありません。毛の状態によっては、自己処理を続ける、気になる部分だけを脱毛する、いったん見送るといった選択肢もあります。当院では、肌や毛の状態を確認したうえでご相談いただけます。
名古屋・栄で顔の医療脱毛をお考えの方へ
顔脱毛を検討する際には、料金や脱毛器の種類だけでなく、顔の毛質、硬毛化のリスク、肌の状態、希望する仕上がりなどを確認することが大切です。
特に顔の産毛は、太く濃い毛に比べてレーザーへの反応が弱い場合があります。
硬毛化は医学的に報告されているリスクですが、当院では顔脱毛後の硬毛化をほとんど経験していません。
まゆりなclinic名古屋栄では、スプレンダーX・エクセルHR・メディオスターモノリスの3種類の医療脱毛器を導入しています。
機種を指定したい方も、機械のことはお任せしたい方も、ご相談いただけます。
顔脱毛を受けた方がよいか迷っている方も、まずは気になる毛の状態や、現在困っていることをお聞かせください。
医師が肌の状態を確認しながら、照射範囲や使用する機種、回数、費用などについてご案内します。
当院では、カウンセリングと施術を個室で行っています。
まゆりなclinic名古屋栄は、矢場町駅から徒歩2分、栄駅から徒歩5分です。
文責:まゆりなclinic名古屋栄 院長 加藤成貴
参考文献
- American Academy of Dermatology Association. Laser hair removal: Overview.
https://www.aad.org/public/cosmetic/hair-removal/laser-hair-removal-overview - American Academy of Dermatology Association. Laser hair removal: FAQs.
https://www.aad.org/public/cosmetic/hair-removal/laser-hair-removal-faqs - American Academy of Dermatology Association. Laser hair removal: Preparation.
https://www.aad.org/public/cosmetic/hair-removal/laser-hair-removal-preparation - Snast I, Kaftory R, Lapidoth M, Levi A. Paradoxical Hypertrichosis Associated with Laser and Light Therapy for Hair Removal: A Systematic Review and Meta-analysis. American Journal of Clinical Dermatology. 2021;22(5):615–624.
https://doi.org/10.1007/s40257-021-00611-w - Endocrine Society. Hirsutism Guideline Resources.
https://www.endocrine.org/clinical-practice-guidelines/hirsutism - 2023 International Evidence-based Guideline for the Assessment and Management of Polycystic Ovary Syndrome.
https://www.monash.edu/__data/assets/pdf_file/0003/3371133/PCOS-Guideline-Summary-2023.pdf


医師 加藤 成貴医師
まゆりなclinic名古屋栄 院長
〈経歴〉
三次救急病院、美容皮膚科・美容外科クリニックで、内科・外科・救急医療から美容医療まで幅広い診療経験を積む。2022年に「名古屋・栄の美容皮膚科」としてまゆりなclinic名古屋栄を開院。
医学的根拠に基づき、「本当に良いと思えるものだけを提供すること」を信条とし、効果が不確かな施術は採用せず、自ら体験して効果を実感できた医療だけを厳選して導入しています。
特にシミ取りレーザー(ピコレーザー)ニキビ跡治療(フラクショナルレーザーやクレーター状のニキビ跡に対する剥離治療[サブシジョン]など)、ヒアルロン酸やボトックスを用いた注入治療医療ダイエット(脂肪溶解注射・GLP-1など)を得意としており、一人ひとりに合わせたオーダーメイドな美容医療を提供しています。
わからないことや不安なことがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。医師の視点から、科学的根拠に基づいて丁寧にお応えします。





















