ほうれい線ができる理由

 

1．顔全体のたるみ

表情筋の衰えと真皮内のコラーゲンの劣化や減少で真皮のハリや弾力が失われることにより、頬を支える力が低下し、顔がたるみます。

 

2．骨のくぼみ

小鼻まわりの骨の出っ張りが少ないことと、加齢に伴う骨吸収が促進されることにより徐々に目立ってきます。

 

3．筋肉の衰え

ほうれい線周囲に付着している筋肉が強いためほうれい線ができてしまいます。

 

そして実際は、この３つが合わさって生じることが多いのです。

ほうれい線の一般的な治療法は、ヒアルロン酸注入です。ほうれい線の部分にヒアルロン酸を注射して、段差をなくす。これは簡単なことですが、原因が改善されていないため、これだけでは、イマイチな方法です。

頬骨やこめかみの部分を指で軽く押さえながら持ち上げてください。すると、ほうれい線が薄くなることが分かります。つまり、お顔全体のたるみが主な原因であることが多いので、ヒアルロン酸でお顔全体をしっかりリフトしてから、ほうれい線の注入量を調整する方法が望ましいのです。

まゆりなclinicでは、こめかみの上部と頬骨にヒアルロン酸を入れ、リフトアップを確認してからほうれい線にヒアルロン酸を注入しております。切らないリフトアップということで、ハイフ後ヒアルロン酸注入をする場合もあります。

ほうれい線の主な原因を見極め、原因部位にアプローチしてヒアルロン注射をすることを心がけております。

---

【症例】（40代後半女性）

Before→after

---

監修　まゆりなclinic　院長　加藤成貴