面皰圧出とは?効果の根拠・CO2レーザー併用・痛みと料金|名古屋
- 2026.10.31

この記事に関連する施術
目次
面皰圧出とは?効果の根拠・CO2レーザー併用・痛みと料金|名古屋
面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)は、毛穴にたまった皮脂や角質、適応のあるニキビの膿を、医療機関で取り除く処置です。白ニキビや黒ニキビが残る方、内容物がたまっているニキビを早く落ち着かせたい方に検討します。日本皮膚科学会のガイドラインでも、ニキビ治療の選択肢として位置づけられています。
まゆりなclinic名古屋栄では、出口が閉じた面皰など、適応のある病変にCO2レーザーを併用した面皰圧出をおすすめしています。小さな排出口を作って内容物を取り出しやすくするとともに、レーザーの熱作用による局所の殺菌と、同じ部位の再発抑制も目的に行っています。
気になるニキビを自分で潰す前に、ご相談ください。今ある詰まりの処置に加え、新しいニキビを減らす薬や肌に合う施術まで考えることで、その後の肌も整えていきます。自由診療を含めてしっかり治療したい方には、現在の症状とご希望に合わせて治療を組み立てます。
面皰圧出で どのようなニキビを治療するか
「ニキビの芯」と呼ばれるものの多くは、毛穴の中にたまった皮脂や角質です。毛穴の出口が閉じているものを閉鎖面皰、いわゆる白ニキビと呼びます。出口が開き、表面が黒く見えるものが開放面皰、いわゆる黒ニキビです。面皰圧出では、こうした内容物を取り除きます。
| 肌の状態 | 圧出を考える場面 | 診察で確認すること |
|---|---|---|
| 白ニキビ・黒ニキビ | 詰まりが残る、目立つ面皰を処置したい | 出口の状態、詰まりの深さ、周囲の炎症 |
| 膿がたまったニキビ | 排出することで改善が見込める病変 | 膿の位置、痛み、赤みの広がり |
| 深く硬いしこり・強い腫れ | 薬や別の処置を含めて検討 | 炎症の深さ、膿の有無、粉瘤など別の病気 |
赤く盛り上がったニキビでも、押し出せる内容物が少ないことがあります。診察で処置する場所を選び、深い炎症には薬や必要な処置を優先します。痛みが強い、急に大きくなる、赤みが広がる場合は早めに受診してください。
目の周りなどにできる白く硬い粒には、稗粒腫という別の病変もあります。また、鼻の細かな点状の見え方には、皮脂腺の正常な構造や産毛が関わることもあります。白い粒や黒い点をすべてニキビと考えて押し出すことは避けましょう。

面皰圧出のエビデンス ガイドラインと臨床試験
日本皮膚科学会の「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」では、面皰と炎症性皮疹に対する面皰圧出の推奨度はC1です。これは、治療の選択肢の一つとしてすすめる位置づけです。ガイドラインの判断は、主に専門家の臨床経験と合意に基づいています。
今ある内容物を排出する処置として活用し、薬やその後のケアと組み合わせる、という考え方が大切です。診察では、処置で改善を目指す病変と、新しくできるニキビへの対策を一緒に確認します。
2024年の比較試験では 面皰数の減少を確認
Yangらが2024年に報告した研究では、面皰が密集した患者の顔の左右に、CO2レーザーと圧出器による処置を無作為に割り当てて比較しています。2週間おきに4回治療した後、面皰数の平均減少率は次のとおりでした。
| 比較した治療 | 4回治療後の面皰数の平均減少率 |
|---|---|
| 圧出器による処置 | 46.36% |
| ウルトラパルス・ダイナミックCO2レーザー | 64.49% |
この試験では、CO2レーザー側の減少率が統計学的に大きい結果でした。ただし、これは特定の方法で行われた小規模・短期の研究です。当院の「CO2レーザーで開口してから圧出する方法」を直接評価した試験ではなく、長期の再発予防効果はこの結果だけでは判断できません。
こうした研究は、面皰に対して処置やレーザーを活用する可能性を示しています。当院では、研究結果を参考にしながら、病変の大きさや出口の状態に応じて処置を選びます。表の数値は当院の治療成績や、個々の患者さまの改善率を示すものではありません。
当院で CO2レーザー併用をおすすめする理由
出口が閉じた面皰では、そのまま圧をかけても内容物が出にくいことがあります。当院では、適応があればCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)で小さな出口を作り、圧出を行います。排出口を確保し、周囲の皮膚への負担に配慮して内容物を取り出すための方法です。
CO2レーザーの熱作用を利用して、局所の殺菌と同じ部位の再発抑制も目指します。内容物を取り出す処置と合わせて行い、その後の治り方や再び詰まる頻度を確認します。
白ニキビが残っている、同じ場所に詰まりが目立つといった場合は、圧出だけでよいか、レーザーを加えるかを診察で決めます。処置する数や範囲、痛みへの対応、費用も先に確認します。
ここで行うレーザーは、面皰の開口と局所への処置に使用します。ニキビ跡の凹凸を広い範囲に照射する治療や、皮脂腺を対象とする治療とは目的・照射方法が異なります。処置後も、新しい詰まりができる要因に合わせた治療を続けます。
自分でニキビを潰す場合と 医療機関での圧出の違い
医療機関では、病変の種類と深さを見極め、清潔な器具を使い、処置する場所や力のかけ方を調整します。内容物が出にくい場合に、どこで処置を止めるかを判断することも大切です。処置後の傷の扱いや、必要な薬についても案内します。
自分で爪を立てたり、針を刺したりして潰すと、内容物を皮膚の奥へ押し込む、周囲を傷つける、感染を起こすといったことがあります。炎症が長引いたり、色素沈着や凹みにつながったりするため、市販の圧出器を使った自己処理もおすすめしません。米国皮膚科学会も、自己圧出による炎症や瘢痕のリスクを説明しています。
すでに潰してしまった場合は、残りを無理に出そうとせず、触るのをやめてご相談ください。特に痛みや腫れが増す、赤みが周囲へ広がる、膿が続く場合は早めの診察が必要です。

圧出した後も 新しいニキビを減らす治療が大切
処置で内容物を取り除いた後も、皮脂や毛穴の角化など、ニキビができる要因は残ります。目立つ面皰への圧出に加えて、薬や日常のケアで、新しくできるニキビを減らすことが大切です。
アダパレンや過酸化ベンゾイルなどの外用薬は、毛穴詰まりへの治療や、改善後の維持療法に用います。乾燥や刺激の程度を見て使い方を調整し、炎症が強い場合には内服薬なども検討します。処置した傷にいつから薬を再開するかは、診察時の案内に従ってください。
細かな詰まりやざらつきが広がっている方には、ミックスピールマヌカやアゼライン酸ピールなどを検討します。角栓や皮脂汚れが目立つ方には、ピーリング効果と毛穴洗浄を組み合わせたハイドラアクアスキンも選択肢です。個々の面皰を処置する圧出と、範囲をもって行う施術の役割を考えて選びます。
ニキビに赤みも重なる方には、ピーリングまたはハイドラアクアスキンに、ライムライトとC-OPERAを組み合わせる治療も提案しています。圧出による傷や炎症がある場所は回復を確認し、同日に行う範囲や次の施術までの間隔を調整します。
ライムライトの施術内容・症例・料金|まゆりなclinic名古屋栄
ニキビ跡になる前から 治療を考える
ニキビの数を減らし、炎症が続く期間を短くすることは、将来のニキビ跡への対策として重要です。目立つ詰まりを自分で触り続けたり、痛いニキビを長く放置したりする前に治療を相談しましょう。凹みが残った後の治療では、別の施術や費用が必要になります。
当院では、自由診療を継続して受ける方の経過確認に、必要に応じて肌診断も活用します。ニキビの数、赤み、新しくできる頻度、治療による刺激を確認し、薬や施術を調整していきます。

痛みとダウンタイム 施術前後に気をつけたいこと
圧出時は、押される痛みを感じることがあります。炎症の強さ、部位、処置する数によって感じ方が変わり、CO2レーザーを併用するときは照射に伴う刺激もあります。痛みに不安がある方は、麻酔の必要性や一度に処置する範囲を事前にご相談ください。
処置後は赤み、軽い腫れ、点状の出血やかさぶたがみられることがあります。当院では、圧出後の軽い赤みは数日、内出血が出た場合は2週間ほどを目安に案内しています。レーザーを加えた場合や炎症が強い場合は、傷の状態に応じて経過が変わります。
主なリスクは、痛み、赤み、腫れ、出血、内出血、感染、炎症後色素沈着、瘢痕などです。レーザー併用時には熱傷などのリスクもあります。処置後に痛みや腫れが増す、赤みが広がる、膿が続く、発熱する場合は、次の予約を待たずにご連絡ください。
処置した部分はこすらず、かさぶたを無理に取らないようにします。傷の保護や外用薬を案内された場合は、その方法を守ってください。スクラブ、強いピーリング製品、刺激のある化粧品を自己判断で重ねることは避けます。
洗顔・メイク・日焼け止めを使うタイミングは、傷の状態と併用した治療に合わせて案内します。出血やじゅくじゅくした傷がある部分に、ファンデーションを直接重ねることは控えてください。大切な予定がある方は、施術日を決める前に共有しましょう。

面皰圧出と CO2レーザー併用の料金
以下は、まゆりなclinic名古屋栄の自由診療の税込料金です。CO2レーザーは圧出に追加するオプションです。処置する病変の数と、レーザーを加える場所を確認して費用を案内します。
| 施術内容 | 1か所目 | 2か所目以降・各 |
|---|---|---|
| 面皰圧出 | 5,500円 | 880円 |
| CO2レーザーによる開口・局所の殺菌を目的とした処置の追加 | 3,300円 | 600円 |
1か所に圧出とCO2レーザーを行う場合、この2項目の合計は8,800円です。同じ受診で2か所とも併用する場合は10,280円、3か所とも併用する場合は11,760円となります。レーザーを加える数が違う場合は、実施する内容で計算します。
上記は圧出とレーザーの施術料金のみの計算例です。診察料、麻酔代、薬代などの別途費用の有無や金額は、治療内容と合わせて事前に確認します。料金は2026年10月31日に公式料金表で確認した内容です。
面皰圧出には保険診療で行われるものもありますが、ここに掲載した金額は自由診療の料金です。保険診療の範囲での治療を希望される方は、通いやすい近隣の皮膚科へご相談ください。当院では、CO2レーザー併用や肌全体への施術も含めて、自由診療でしっかり治療したい方のご相談をお受けしています。
面皰圧出についてよくある質問
面皰圧出には効果の根拠がありますか?
日本皮膚科学会の2023年ガイドラインでは、面皰と炎症性皮疹に対して推奨度C1、治療の選択肢の一つとして位置づけています。また、2024年には圧出器とCO2レーザーを比較し、両方で面皰数の減少を認めた試験があります。今ある病変への処置として活用し、継続する薬やケアも合わせて考えます。
白ニキビや黒ニキビは全部取れますか?
一度に処置する数は、詰まりの状態、炎症、肌への負担を見て決めます。出しにくい病変を強く押し続けることは避け、必要に応じて回数を分けたり、薬やピーリングを組み合わせたりします。まずは気になる範囲をご相談ください。
赤いニキビにも圧出できますか?
膿がたまり、排出による改善が見込める病変には検討します。深く硬いしこりや、内容物を出しにくい赤いニキビでは、薬や別の処置を優先します。炎症の状態を診察して判断します。
CO2レーザー併用をすすめる理由は何ですか?
小さな出口を作って内容物を取り出しやすくすることに加え、熱作用による局所の殺菌と、同じ部位の再発抑制を目指すためです。当院では適応のある病変に併用をおすすめしています。処置する数、傷のケア、料金を確認してから行います。
圧出した場所にまたニキビができますか?
同じ場所に再び詰まりが生じることがあります。処置後は、毛穴詰まりや皮脂、炎症に合う治療を続けて、新しいニキビを減らすことが大切です。繰り返す場合は、薬の使い方や施術の組み合わせを見直します。
面皰圧出は痛いですか?
圧をかける際に痛みがあり、部位や炎症、処置数で感じ方が変わります。レーザー併用時の刺激も含め、痛みが心配な方は施術前にお伝えください。麻酔の必要性や処置範囲を相談します。
赤みやかさぶたはどのくらい続きますか?
圧出後の軽い赤みは数日、内出血が出た場合は2週間ほどが目安です。かさぶたや傷の経過は、病変の状態やレーザー併用の有無で変わります。かさぶたは自分ではがさず、傷のケアについての案内を守ってください。
施術後すぐにメイクできますか?
処置した傷の状態によって案内します。出血やじゅくじゅくした部分に直接メイクを重ねることは控え、再開時期を確認してください。仕事や撮影などの予定がある方は、予約時にお知らせください。
自宅用の圧出器なら使ってもよいですか?
自己処理はおすすめしません。適応や深さ、力加減の判断が難しく、炎症や傷、感染の原因になります。目立つ白ニキビや黒ニキビがある場合は、自分で潰す前にご相談ください。
1か所の料金はいくらですか?
自由診療の面皰圧出は1か所5,500円(税込)です。CO2レーザーを追加する場合は1か所3,300円(税込)を加え、この2項目の合計は8,800円です。診察料・麻酔代・薬代などの別途費用の扱いは事前に確認します。
ピーリングやハイドラと同じ日に受けられますか?
同日に行う内容と範囲は、炎症や処置による傷を確認して決めます。圧出した場所に刺激を重ねると負担になるため、治療の順番や間隔を調整します。ご希望の施術がある場合は、診察で一緒にご相談ください。
名古屋で面皰圧出とニキビの自由診療を相談できますか?
まゆりなclinic名古屋栄では、適応に応じた面皰圧出とCO2レーザー併用に加え、薬、ピーリング、ハイドラアクアスキン、ライムライトなどを相談できます。詰まりを取りたい方も、ニキビを繰り返す肌を継続して治療したい方も、現在の症状とご希望をお伝えください。
面皰圧出は、目立つ詰まりや、排出する適応のあるニキビを治療する方法です。まゆりなclinic名古屋栄では、CO2レーザー併用を含めて、病変に合う処置を提案します。
ニキビをできるだけ早く改善し、その後の肌も整えていきたい方は、早めにご相談ください。今ある病変への処置と、新しいニキビを減らす治療を合わせて考えます。使っている薬の名前や使用期間、肌の変化をお伝えいただくと、次の治療を具体的に相談できます。

医師 加藤 成貴医師
まゆりなclinic名古屋栄 院長
〈経歴〉
三次救急病院、美容皮膚科・美容外科クリニックで、内科・外科・救急医療から美容医療まで幅広い診療経験を積む。2022年に「名古屋・栄の美容皮膚科」としてまゆりなclinic名古屋栄を開院。
医学的根拠に基づき、「本当に良いと思えるものだけを提供すること」を信条とし、効果が不確かな施術は採用せず、自ら体験して効果を実感できた医療だけを厳選して導入しています。
特にシミ取りレーザー(ピコレーザー)ニキビ跡治療(フラクショナルレーザーやクレーター状のニキビ跡に対する剥離治療[サブシジョン]など)、ヒアルロン酸やボトックスを用いた注入治療医療ダイエット(脂肪溶解注射・GLP-1など)を得意としており、一人ひとりに合わせたオーダーメイドな美容医療を提供しています。
わからないことや不安なことがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。医師の視点から、科学的根拠に基づいて丁寧にお応えします。
























