リベルサスはこんな方におすすめです

  • なるべく楽に痩せたい方
  • 運動や食事制限など通常のダイエットで痩せられなかった
  • ダイエットのための時間の確保が難しい
  • 食事制限をしようとしてもどうしても食べてしまう
  • たくさん食べても満腹感が得られにくい
  • 注射が苦手な方(リベルサスは内服です。)

リベルサスとは

リベルサスはGLP-1受容体作動薬の内服薬です。です。本来、GLP-1受容体作動薬はペプチドホルモンであるため、胃で分解されてしまいます。そのため、今まではサクセンダやマンジャロのような注射薬しかありませんでした。そこで吸収促進剤であるサルカプロザートナトリウム(SNAC)を含有することで、胃での有効成分の分解を保護し、吸収を促進することで経口投与でも血中濃度を上げることができるようになったのがリベルサスです。

唯一の経口GLP-1受容体作動薬リベルサスの効果

リベルサスの作用機序

リベルサスのPoint

1 無理なく体重減少ができる

分子量が大きく、皮膚の奥に入ることがないため自然に食欲も減り、満腹感も得られやすいため無駄なカロリー摂取が少なくなります。

2 食欲が減る

マンジャロの成分チルゼパチドは、脳に働きかけ食欲を抑制します。

3 満腹感が得られやすい。

消化管に動きを抑えることで早めに満腹感がでます。

4 食べても太りにくくなる

血糖値が緩やかに上昇するため太りにくくなります。

5 脂肪燃焼も促進

褐色脂肪細胞に働きかけ脂肪燃焼を促します。

6 適応を守れば安全にダイエットができる

健康を害さない体重までのダイエットなら適応になります。
当院では、ベースとなる疾患がないかのチェックと副作用の有無を調べるため定期的な採血検査を推奨しています。

7 1日1回の内服

他のGLP-1作動薬が注射であるのに対し、リベルサスは内服のため注射が苦手な方も安心。

リベルサスの内服のコツ

リベルサスは1日1回の内服です。飲み方の注意点としては、内服後の30分間は食事や他のお薬は内服しないようにしてください。そして、毎日同じ時間帯で内服することで血中濃度が安定します。できれば起床後に内服することをおすすめします。そして、もうひとつは内服する際の飲水量ですが、120mLが推奨されています。(120mLの時の血中濃度の上昇が好ましいというデータがあります。(Bækdal TA et al.:Diabetes Ther 12(7):1915-1927, 2021)

ダイエットの基本は食事と運動

ダイエットの基本は、「食事と運動」です。
カロリー摂取が少なくなり、運動でエネルギー消費すれば必ず体重は減ります。これこそが健康的なダイエットです。どうしても痩せたい場合に短期間サクセンダを使用し、あまり長期的な使用はおすすめしません。短期間使用している間に食事摂取量に慣れ、痩せ習慣を身に着けていただくのがいいのではないかと思います。

料金について

Treatment cost

採血検査

1回
7,700 (税込)

リベルサス

3mg 10日分(初回限定)
3,300 (税込)
3mg 30日分
12,800 (税込)
7mg 30日分
23,900 (税込)


未承認医薬品等(異なる目的での使用)
日本では糖尿病の治療として認められている薬です。GLP-1ダイエットはアメリカのFDA(食品医薬品局)や韓国のKFDA(食品医薬品安全処)、欧州連合加盟28か国で肥満症の適応で承認を取得している薬ですが、肥満治療目的での使用については国内で承認されていません。
入手経路等
当院で使用しているリベルサスは、当院医師の判断の元、中北薬品(株)(医療用医薬品卸会社)を通して入手しております。
国内の承認医薬品等の有無
国内で「肥満治療」の効能・効果で承認されている、GLP-1製剤とGLP-1/GIP 受容体作動薬はありません。
諸外国における安全性等に係る情報
GLP-1の使用に伴う個別のリスク以外の重大な副作用の報告はありません。GLP-1受容体作動薬の注射製剤が米国FDAと国内で肥満治療薬として承認されています。

注意事項(リスク・副作用など)
〇副作用
初期に悪心・嘔気・嘔吐・食欲不振・胃のむかつき・倦怠感が起こる場合があります。
※リベルサスを始めた最初に起こりやすく、体が薬に慣れてくれば次第に無くなっていきます。
〇治療後の通院
リベルサスに関しては、毎月今後の治療方針を決めていきます。
〇使用中の注意事項
3mgからスタートして体が慣れるまで1〜2ヶ月程度続けていただき、効果があればそのままの量を続けていただきます。
効果がない場合は医師と相談の上7mgへ増やします。
以下の方は、事前に医師にご相談下さい。
  • リベルサスの添加物にアレルギーがある方
  • 18歳未満又は75歳以上の高齢者
  • 精神疾患をお持ちの方
  • 摂食障害の方、BMI18.5未満の方、体脂肪率男性15%未満・女性25%未満の方
  • 妊娠中の方・授乳中の方
  • 悪性腫瘍治療中の方
  • 活動性の感染症がある方
  • 糖尿病、膵炎、胆石症、胆嚢炎、重度の腎機能障害、肝機能障害のある方
Q & A

よくある質問

Q
どれぐらいの期間で痩せますか?
Q
何か月ぐらい継続すればいいですか?
Q
副作用が出た場合、どうすればいいですか?
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