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額の形がM字のように生え際が後退するタイプです。
AGAとは男性型脱毛症「AudroGeneticAlopecia」
の略です。日本で1,200万人以上の方がAGAで悩んでいます。頭頂部や前髪の生え際などの毛が少なくなっているのが特徴です。
ひとつの大きな原因は、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)です。DHTは、テストステロンという男性ホルモンが5αリダクターゼという酵素により変換される物質です。DHT濃度が高くなることで薄毛が進行します。そしてもうひとつの原因は遺伝です。薄毛の遺伝子はX染色体に関係しています。男性の場合のX染色体は、母方から受け継ぎますので、母方の祖父や曾祖父が薄毛であった場合は、75%〜90%の確率で薄毛になるというデータがあります。
年代別では、20代で約10%、30代で約20%、40代で約30%、50代で40%以上の方が薄毛に悩んでいるというデータがあります。そして近年では、若年の方のAGAが増加傾向になっています。
額の形がM字のように生え際が後退するタイプです。

頭頂部が円状に<薄くなるタイプです。

生え際から徐々に後ろに薄毛になるタイプです。

初期段階でも徐々に進行しますが、気づくといつの間にかAGAがかなり進行していることがあります。毛母細胞が完全に死滅する前に早めに治療することが大切になります。有名なハミルトン・ノートウッド分類を下記に示します。薄毛はこのように進行します。
薄毛の原因であるジヒドロテストステロン(DHT)を作らないようにすれば薄毛の改善に繋がります。どのようにDHTを阻害するかというと、テストステロンをDHTに変換する酵素の5αリダクターゼを阻害すればDHTができにくくなり、毛髪が抜けにくくなります。フィナステリドやデュタステリドがそれに値する薬です。つまり、AGA治療において守りの薬といえます。
そして、毛が抜けなくなっても、新たな毛が生えなければ徐々に減ってきてしまいます。そこで、頭皮の血流を促進し発毛を促します。ミノキシジルがそれに値する薬です。こちらは、攻めの薬と言えるでしょう。また、頭皮環境を整えることも重要になります。ハイドラスカルプケアによって頭皮環境を整えることが可能です。
強力に発毛を促したい場合は、HARG+療法という注射治療もあります。注射ではなく、ジェット噴射で頭皮に押し込む(痛みが少ない注射)方法でも施術可能です。

フィナステリドは、テストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)に変換させる酵素5αリダクターゼを阻害し、DHTの生成を抑えます。実はこの5αリダクターゼは1型と2型があり、フィナステリドは2型のみ、デュタステリドは1型と2型を阻害します。また、デュタステリドの1型の阻害はデュタステリドの数倍高いと言われています。また、半減期もデュタステリドの方が長く、効果も高いのですが、その分副作用のリスクも高くなります。
※フィナステリドの代表的な商品名がザガーロ®(内服薬)です。
※デュタステリドの代表的な商品名がプロペシア®(内服薬)です。


フィナステリドやデュタステリドが抜け毛を減らす「守りの薬剤」であるのに対し、ミノキシジルは発毛を促進する「攻めの薬剤」です。
血管拡張作用があるため、血流を改善し、毛母細胞に酵素と栄養が行きやすくなり発毛が促進されます。

フィナステリドミノキシジルが配合されたリキッドと、加えて発毛に必要なビタミンやアミノ酸、ミネラルが配合された内服の男性型脱毛症治療薬シリーズです。
薬を使用していても頭皮環境が良くないと発毛しにくくなります。頭皮環境のポイントは、「頭皮の清潔」と「頭皮の柔らかさ」です。
洗髪は基本ですが、頭皮に雑菌が多いと脂漏性脱毛症を生じやすくなります。そのため毎日しっかり洗髪するようにしてください。
皮脂が多すぎると毛穴を塞いでしまい、発毛を邪魔しますが、適度な皮脂量は頭皮を乾燥から守り、雑菌の繁殖を防ぎます。
頭皮が硬いと血流が悪くなります。頭皮を柔らかくしておくことで、皮膚や頭皮近くにある組織も柔らかくなり、血管拡張しやすくなります。血流が隅々まで行きやすくなり発毛が促進します。
ハイドラアクアスカルプケアは、頭皮の余分な汚れや雑菌を取ることで頭皮に適切なターンオーバーを促し、皮膚の柔らかさをキープします。血流が改善し、発毛を促します。

HARG+療法は、従来のHARG療法のヒト脂肪幹細胞上清液から徹底的に不純物を取り除いた高純度のエクソソーム製剤です。HARG療法に比べ、より毛髪再生速度が早まりました。男性の薄毛治療以外にも女性の薄毛治療にも使用されます。日本医療毛髪再生研究会により認定を受けた医療機関のみ、HARG+療法を行うことが可能です。
薄毛治療を始める際にまずは、HARG+療法をしてから開始されると効率よく発毛できるとされています。3回目程度から効果が出始めます。治療期間は6回で1クールになります。当院では通常の注射器による注入とキュアジェットを使用した注入の方法があります。

キュアジェットは高速のジェット噴射で薬剤を皮膚に注入する器械です。通常の注射器の場合は、針による注入なので痛みが伴います。キュアジェットはジェット注入なので、痛みはかなり軽減されます。ジェットではあまり薬剤が入らないのではないかと思われがちですが、秒速500mのジェットが噴射されるので、注射器と遜色なく注入できます。
【施術内容】HARG+療法(エクソソーム込)