脱毛中の日焼けがダメな理由とは?予防法、日焼けしてしまった場合の対処法を解説<医師監修>
- 2022.8.28
脱毛期間中に気を付けなくてはならないことのひとつに、日焼けがあります。日焼けをしてしまうと脱毛効率が低下するだけでなく、度合いによっては施術できないケースもあるため注意が必要です。
このコラムでは、脱毛中の日焼けがダメな理由について解説していきますので、これから脱毛を始める予定の方やすでに通院を始めている方はぜひ参考にしてください。記事を最後まで読んでいただけたら、日焼けしてしまった場合の対処法や予防法について知っていただけるでしょう。
目次
日焼けをしていると脱毛を断られる可能性あり!
日焼けをしていると施術を断られる可能性があるため、脱毛期間中には、紫外線を浴びないように注意しなくてはいけません。
たとえば全身脱毛を行う場合、背中やVIOなどは服の下に隠れているためそこまで用心する必要はありませんが、顔や腕、足などは紫外線を浴びやすい部位のため、日ごろから適切な対策を行わなくてはいけないでしょう。
■どのくらいの期間、日焼けをしてはいけない?
「どれくらい日焼けをしてはいけないの?」と感じている方もいるでしょう。
日焼けをしてはいけない期間の目安は、施術の前後2週間程度です。しかし紫外線が強くなる夏の時期には、色が濃くなってしまうなど肌色に変化をおよぼす可能性があるため、施術の前後だけでなく毎日日焼け止めクリームを塗るなどのケアが必要でしょう。
■どのレベルの日焼けなら脱毛を受けられる?
肌色に変化がない、もしくは日焼けをしてしまっても脱毛する部位でない場合なら脱毛施術を受けられます。しかし脱毛部分の肌色が濃くなってしまい、服で隠れている部分と大きく色が変わっているようなら、施術を受けられない恐れが出てきます。
脱毛中に日焼けをしてはダメな理由
「なぜ、脱毛中に日焼けをしてはいけないの?」「日焼けをするとどうなるの?」と感じている方もいるかもしれません。日焼けがNGなのは、これらの理由があるためです。
<脱毛中に日焼けをしてはダメな理由>
- ・施術後に肌トラブルを起こしやすくなる
- ・脱毛施術の効果が下がる
- ・施術時に痛みを感じやすくなる
紫外線を浴びやすい顔や足、腕などの脱毛を始める予定の方は、必ず目を通してください。
■施術後に肌トラブルを起こしやすくなる
日焼けをしている部位に脱毛機のライトやレーザーを照射してしまうと、施術後に肌トラブルを起こしやすくなるでしょう。日焼け肌はやけどや乾燥によって、普段よりも弱っている状態です。弱った肌にライトやレーザーを照射すると、頑固なシミとして残ってしまう場合もあるでしょう。
■脱毛施術の効果が下がる
日焼けをしている部位は、脱毛機のライトやレーザーを避けて照射をしなくてはいけません。また施術自体ができなくなると、数ヶ月の回復期間を設けなくてはならなくなるため、契約期間内に脱毛を完了できないケースも出てきます。
脱毛施術の効果を下げないためにも、脱毛中は日焼けに注意しましょう。
■施術時に痛みを感じやすくなる
日焼け肌は、やけどや乾燥によって普段よりもデリケートになっています。ちょっとした刺激でも痛みを感じやすい状態になっているため「いつもより痛いな」と感じる恐れがあります。
とくに痛みに弱い方にとっては、脱毛施術が苦痛に感じられるかもしれません。
脱毛中に日焼けをしないための対策
脱毛中に日焼けをしないためにも、これらの対策を心がけてください。
<脱毛中に日焼けをしないための対策>
- ・外出時は日焼け止めを必ず塗る
- ・日傘や帽子を使って肌を守る
- ・UV対策ができる洋服を着る
このように、誰でもできるちょっとした工夫によって、日焼けを避けることが可能です。
■外出時は日焼け止めを必ず塗る
家の近くにあるコンビニに行くだけの場合にも、外出時には日焼け止めを必ず塗りましょう。紫外線は3月頃から強くなりはじめて、5~7月にピークを迎えるといわれています。とくに10~14時までがもっとも強い時間帯だとわかっていますので、この期間や時間帯に外出する際には短時間でも日焼け止めを塗りましょう。
■日傘や帽子を使って肌を守る
日傘や帽子を深く被って肌を守ることも有効な方法です。とくに日焼けをしやすい顔脱毛をする場合には、紫外線を浴びないよう徹底した対策を行いましょう。
■UV対策ができる洋服を着る
洋服を購入する際には、UVカットをしてくれる素材のものを選びましょう。着ているだけで紫外線対策ができるので、手間がかかりません。
UV対策ができる洋服を着ることで「こまめに日焼け止めを塗らないと……」という余計なストレスを感じなくて済むのも嬉しいポイントです。
もし脱毛中に日焼けしてしまったらどうする?
どれだけ入念に日焼け対策を行っていても、日焼けしてしまう場合もあります。この章では、日焼けしてしまった場合に試していただきたい方法を解説していきます。
■日焼けした部位を冷やし、保湿する
まずは日焼けした部位を冷却ジェルなどで冷やし、化粧水や乳液などを使って保湿しましょう。日焼け肌は軽いやけどを起こしている状態です。冷やしてからの保湿で、肌の回復を助けられるでしょう。
■色素沈着を防ぐため美白ケアを行う
日焼けによる色素沈着を防ぐためには、美白ケアが有効です。美白成分が配合された保湿剤やローションを使って、肌を労わりましょう。美白ケアは日焼けの影響によるシミの予防にも効果的です。
また同時に、メラニン生成を抑えるビタミンCの摂取でより効果的に美白ケアができるでしょう。ビタミンCは普段の食事でも摂取できますが、手軽なサプリメントを使うのもおすすめです。
■肌色が戻るまで施術を延期する
安全に脱毛を行うためにも、肌色が元に戻るまでは施術を延期しましょう。自然回復を待つ場合、夏なら約3ヶ月、冬なら約2ヶ月かかります。その間は日焼け対策や美白ケアを行い、これ以上日焼けをしてしまわないよう過ごしてください。
■状態がよくない場合はクリニック・サロンに相談する
日焼けの状態がよくない場合には、クリニック・サロンに相談しましょう。早めの連絡で、余裕を持って予約変更ができます。
脱毛方法には脱毛サロンで行われるサロン脱毛と、医療脱毛クリニックで行われる医療脱毛があります。医師が常駐しているクリニックなら、今の肌状態をチェックした上で、適切な対処方法を教えてもらえるでしょう。
まとめ
脱毛と日焼けの関係について、解説してきました。脱毛中は日焼けをしないよう十分に注意しなくてはいけません。とくに紫外線が強くなる5~7月には、入念なケアを心がけてください。
このコラムでは「日焼けをしてしまって施術を断られた……」などのケースがあるとお伝えしましたが、医療脱毛ができるクリニックで取り扱っている蓄熱式の脱毛機なら、日焼け肌でも安全に施術を受けられる可能性があります。
名古屋にある「まゆりなclinic名古屋栄」では、ショット式(熱破壊式)と蓄熱式の医療脱毛機を採用しております。ショット式(熱破壊式)はメラニン色素に反応して脱毛を促しますが、蓄熱式ならメラニンの量に左右されることなく脱毛が可能です。
2つの脱毛機を使い分けて、患者様の肌状況にあわせて照射しておりますので、さまざまな肌質の方でも安心・安全に脱毛を続けていただけます。万が一脱毛による肌トラブルが発生した場合には、専門医が適切な処置をいたしますのでご安心ください。
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