サブシジョンを先にするか?ダーマペンを先にするか?<医師監修>
- 2024.6.8
目次
クレーターニキビ跡の治療はまずサブシジョン
ニキビ跡の凹みは表面の問題だけではなく皮下に炎症で生じた線維が関係していることが多くあります。
ニキビができた際に炎症を生じ、その際にできた線維です。その線維が凹みの底を下に引っ張っている状態になっているのです。
実際、サブシジョンをしてみると分かりますが、凹んでいる場所を針が通ろうとすると抵抗を感じます。
患者様としては、プチプチ音がするのがわかります。実際、この線維を切るだけでもかなり改善する方もいらっしゃいます。
ダーマペンやピコフラクショナル、CO2フラクショナルはいつのタイミングでするのがいいのでしょう?とよく聞かれます。
答えとしては、より効率よく治すのであれば、「同時」又は「サブシジョンが完了してから」になります。その逆の「ダーマペンなどをやり切ってからのサブシジョン」は効率が悪くなります。
ダーマペンやフラクショナルレーザーは、表面からのアプローチで、わざとダメージを与え、修復する際に盛り上げる治療です。盛り上がるタイミングに下から引っ張っている線維があると十分に盛り上がれないのです。したがって、まずはサブシジョンで盛り上がれる下準備をしておく必要があるのです。
ですから、表面からのアプローチは、サブシジョンと同時又はサブシジョンが完了してからの方が効率がよいと考えます。以前もサブシジョンのコラムを書いておりますので参照ください。

サブシジョン治療のイメージ
サブシジョンで線維を切除した後に、非架橋ヒアルロン酸を注入することで再癒着を予防します。
サブシジョンは1回でも効果を感じることもありますが、複数回要す場合もあります。
また非架橋ヒアルロン酸の代わりにジュベルックを入れる場合もあります。ジュベルックは再癒着を予防するだけではなく、凹んでいる部分を盛り上がらせる役割もあります。
症例
サブシジョンの症例はこちら
監修医師

まゆりなclinic名古屋栄 院長
<経歴>
三次救急病院、美容皮膚科・美容外科クリニックで、内科・外科・救急医療から美容医療まで幅広い診療経験を積む。2022年に「名古屋・栄の美容皮膚科」としてまゆりなclinic名古屋栄を開院。
医学的根拠に基づき、「本当に良いと思えるものだけを提供すること」を信条とし、効果が不確かな施術は採用せず、自ら体験して効果を実感できた医療だけを厳選して導入しています。
特にシミ取りレーザー(ピコレーザー)ニキビ跡治療(フラクショナルレーザーやクレーター状のニキビ跡に対する剥離治療[サブシジョン]など)、ヒアルロン酸やボトックスを用いた注入治療医療ダイエット(脂肪溶解注射・GLP-1など)を得意としており、一人ひとりに合わせたオーダーメイドな美容医療を提供しています。
わからないことや不安なことがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。医師の視点から、科学的根拠に基づいて丁寧にお応えします。








