名古屋でサブシジョンを検討中の方へ|サブシジョン治療の適応とは?ニキビ跡・クレーター治療の正しい選び方を医師が解説
- 2025.8.14
「ニキビ跡のクレーターがなかなか改善しない…」
「フラクショナルレーザーを何度受けても効果が乏しい…」
そんなお悩みを抱えている方に注目されている治療法が、サブシジョン(Subcision)です。
サブシジョンは、皮膚の凹みに繋がる「癒着」を物理的に解除する治療で、クレーター状のニキビ跡(特にローリング型)に非常に有効とされるアプローチです。しかしながら、「どこで受けるべき?」「痛みやリスクは?」「本当に効果あるの?」と不安を抱えている方も少なくありません。
このコラムでは、サブシジョンの基本的な仕組みから、受けるべきかどうかの判断基準、信頼できるクリニックの選び方、そしてクレーターの種類別のおすすめ施術まで詳しく解説します。名古屋でサブシジョンをご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
サブシジョンとは?癒着を剥がして肌を“平ら”にする治療
ニキビ跡がなかなか治らない、浅くならないのは、皮膚の下で癒着(瘢痕)が起きていることがあり、その癒着が皮膚を下に引っ張られて凹みを形成して奥深くまでつながっているためです。
サブシジョンは、専用の針や鈍針(カニューレ)でその癒着を剥がし、皮膚の土台を解放することで肌をなめらかに整えていく治療です。
【保存版】クレーターの種類別おすすめ治療一覧
ニキビ跡のクレーターにはいくつか種類があり、それぞれに適した治療があります。
下記の表は、代表的なクレータータイプに対するおすすめ施術の一例です。
| タイプ | 特徴 | おすすめ治療 | サブシジョン適応 |
|---|---|---|---|
| アイスピック型 | 針でさしたような深く鋭い凹み | サブシジョン、キュアジェット、CO2レーザーなど | 〇(一部適応) |
| ローリング型 | ゆるやかで広く、波状の凹み | サブシジョン、ジュベルック、ACRSなど | ◎(最も有効) |
| ボックスカー型 | 平らで縁がはっきりした浅めの凹み | サブシジョン、フラクショナルレーザーなど | ◎(良好) |
サブシジョンは、ほぼすべてのタイプに“初期アプローチ”として有効です。
まず癒着を解除し、その後の注入やレーザーによる“肌の再構築”へとステップを進めるのが効果的な治療戦略です。
アイスピック型のように鋭く深いクレーターは、皮膚の深層にまで及ぶため、サブシジョン単独での改善は難しい場合もあります。
しかし、初めにサブシジョンで癒着を剥がしておくことで、次に行う施術の効果を引き出す下地作りとなる場合があります。
たとえ最終的な改善が別の治療法であったとしても、サブシジョンは「治療戦略の第一手」として重要な役割を担うことがあります。
治療効果を最大限に引き出すためには、肌構造を正しく理解し、段階的なアプローチを取ることが大切です。
サブシジョンは“最初の一手”としても有効
サブシジョンは単体でも効果がありますが、肌の構造的な癒着を取ることで、その後に行うどんな治療の効き方にも好影響を与えます。
実際、当院では「ダーマペンを繰り返しても効果が出なかった方」が、サブシジョンをきっかけに大きく改善した例が多数あります。
「何を受けてもイマイチだった」と感じている方こそ、“最初の一手”としてサブシジョンを選ぶ価値があるのです。
どこで受けるべき?後悔しないためのクリニック選び3つのポイント
■症例実績があるか
→ サブシジョンは比較的新しい治療のため、施術経験の豊富さが結果に直結します
■組み合わせ治療の選択肢があるか
→ クレーターの種類や深さに応じて、キュアジェット、ジュベルックやACRSなどの注入剤の使い分けができるクリニックは信頼できます。
■医師が丁寧にカウンセリングしてくれるか
→ サブシジョンが向かないケースも正直に教えてくれるクリニックかどうかが重要です。
名古屋でサブシジョンを受けるなら「まゆりなclinic名古屋栄」
名古屋でクレーター治療にお悩みの方に選ばれている「まゆりなclinic名古屋栄」では、次のような特長を持っています。
■ 適応を見極めたうえでのご提案
ダーマペンやレーザーでは効果が乏しかった方でも、肌状態をしっかりと確認した上でサブシジョンが適応かどうかを見極めます。
必要に応じて、キュアジェット、ジュベルック、ACRSとの併用治療をご提案いたします。
■ 施術経験豊富な医師が担当
当院では、ニキビ跡治療の経験豊富な医師が安全かつ効果的に癒着を解除します。
1回ごとに可能な限り徹底的に切除を行い、なるべく少ない回数でサブシジョンが完了することを目標にしています。
■ 「必要な施術だけ」をご提案
当院では、「何でもかんでも治療を勧める」ことはありません。
必要ない施術は行わず、本当に適した治療法だけを丁寧にご説明し、納得いただいてから施術を行います。
最後に サブシジョンは「再起の一手」になるかもしれません
「ダーマペンを続けても効果が出ない」「どうしてもクレーターが気になって自信が持てない」
そんなとき、“内側から根本的に変える”という選択肢としてのサブシジョンは、まさに突破口になり得る治療です。
ですが、適応を正しく見極め、信頼できる医師の元で受けることが何より大切です。
名古屋でサブシジョンを検討中の方は、ぜひ一度、まゆりなclinic名古屋栄の無料カウンセリングにお越しください。
あなたの肌にとって、本当に必要な選択肢を一緒に考えていきましょう。
監修医師

まゆりなclinic名古屋栄 院長
<経歴>
三次救急病院、美容皮膚科・美容外科クリニックで、内科・外科・救急医療から美容医療まで幅広い診療経験を積む。2022年に「名古屋・栄の美容皮膚科」としてまゆりなclinic名古屋栄を開院。
医学的根拠に基づき、「本当に良いと思えるものだけを提供すること」を信条とし、効果が不確かな施術は採用せず、自ら体験して効果を実感できた医療だけを厳選して導入しています。
特にシミ取りレーザー(ピコレーザー)ニキビ跡治療(フラクショナルレーザーやクレーター状のニキビ跡に対する剥離治療[サブシジョン]など)、ヒアルロン酸やボトックスを用いた注入治療医療ダイエット(脂肪溶解注射・GLP-1など)を得意としており、一人ひとりに合わせたオーダーメイドな美容医療を提供しています。
わからないことや不安なことがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。医師の視点から、科学的根拠に基づいて丁寧にお応えします。








