【ミラドライ】術後のダウンタイム対策|医師監修の過ごし方&アイテムガイド
- 2025.9.11
〜アイスパックベルトで快適にダウンタイムを過ごす〜
ミラドライ後、個人差はありますが数日から数週間程度腫れや痛み、硬化、周囲の違和感などがあります。そのため施術後の「腫れや痛み・熱感」を和らげるケアが大切です。必要に応じてアイスパック(保冷剤)での冷却がとくに有効で、快適にダウンタイムを過ごす助けになります。
目次
💡 ミラドライ後の代表的な症状
ミラドライは切らないワキガ・多汗症治療であり、マイクロ波を用いて汗腺を熱破壊するため、皮膚表面にメスを入れる手術と比べてミラドライ後のダウンタイムが短く軽度ですが、数日〜数週間にかけて症状が続くことがあります。日常生活は比較的すぐに可能ですが、腫れやしこり、感覚の変化が一時的に出る点に注意が必要です。
- 施術直後〜数日
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腫れ・むくみ:脇全体が腫れて盛り上がったようになる。脇を閉じにくい感覚。多くは数日で軽快。
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内出血:紫色や黄色っぽいあざが出ることがあり、1〜2週間で改善。
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痛み・違和感:筋肉痛のような鈍痛や圧迫感、重だるさ。痛み止めでコントロール可能。
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生活:デスクワークや日常生活は可能。運動や飲酒は避ける。
- 1〜2週間
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しこり・硬さ:皮下にしこりのような硬結ができることが多い。2〜4週間程度で自然にやわらぐ。
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感覚の鈍さ:一時的に皮膚の感覚がにぶくなることがあるが、多くは数週間〜数か月で回復。
- 数週間〜数か月
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色素沈着:一部に軽い色素沈着が残ることがあるが、時間とともに薄くなる。
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完全な回復:多くの方は1〜3か月でダウンタイムが解消し、自然な状態に戻る。
これらは一時的な反応であり、適切なケアをすることで回復を早められます。
❄️ アイスパック(保冷剤)によるケア
✅ポイント
- 固定できるベルトタイプを使うことで、脇にしっかりフィットし「ながら冷却」が可能
- 冷却により腫れ・痛み・熱感を軽減
- 手で持たずに済むので就寝中や作業中でも安心

楽天やアマゾンで「脇 アイスノン」などで検索されると出てくるかと思いますので、事前に購入されても良いかと思います。
✅使用方法
- アイスパック(保冷剤)をタオルで包み、直接肌に当てない
- 15~20分程度を目安にインターバルを取りながら冷却
- 就寝時もベルトで軽く固定して使うと快適
🛀 ミラドライ後の注意点
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日常生活:当日からデスクワークや軽い日常生活は可能。当日はシャワー程度に留め、激しい運動・飲酒・サウナなどは1週間程度控える。術後数日は腕の上げ下げに違和感があるため、無理な動作を控える。
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リスク低減:アイシングや圧迫で腫れや痛みを軽減できる。
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個人差:腫れやしこりの出方、回復スピードには個人差がある。
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症例数が多い医療機関では、経過の見極めやアフターケアが充実しており安心。
🏥 まゆりなclinic名古屋栄でのサポート
当院では施術後にアイスパック(保冷剤)をお渡ししております。実際に患者様からも「冷やすことで痛みが和らいで良かった」とのお声をいただいております。

🔍 まとめ
- ミラドライ後の腫れ・痛み・熱感には冷却が最も効果的
- アイスパックベルトは便利で快適なダウンタイムケアにおすすめ
- 正しいアフターケアで、安心して効果を実感いただけます
監修医師
医師 加藤 成貴医師
まゆりなclinic名古屋栄 院長
<経歴>
三次救急病院、美容皮膚科・美容外科クリニックで、内科・外科・救急医療から美容医療まで幅広い診療経験を積む。2022年に「名古屋・栄の美容皮膚科」としてまゆりなclinic名古屋栄を開院。
医学的根拠に基づき、「本当に良いと思えるものだけを提供すること」を信条とし、効果が不確かな施術は採用せず、自ら体験して効果を実感できた医療だけを厳選して導入しています。
特にシミ取りレーザー(ピコレーザー)ニキビ跡治療(フラクショナルレーザーやクレーター状のニキビ跡に対する剥離治療[サブシジョン]など)、ヒアルロン酸やボトックスを用いた注入治療医療ダイエット(脂肪溶解注射・GLP-1など)を得意としており、一人ひとりに合わせたオーダーメイドな美容医療を提供しています。
わからないことや不安なことがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。医師の視点から、科学的根拠に基づいて丁寧にお応えします。
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