脱毛豆知識~フェミニンケアとは?~今更聞けないデリケートゾーンのお手入れ法<医師監修>
- 2022.7.1
目次
今話題の「フェミニンケア」ってどんなもの?
「VIOの脱毛ってしてる?」なんてなかなかシラフの女子会では聞けないものですよね。
最近、巷で話題の「フェミニンケア」とは、女性らしさを保つデリケートゾーンのケアをしめす言葉です。
気なってるけど、なかなか踏み出せない方も多いかもしれません。
デリケートな部分なので、ムレやかゆみの解消、ニオイを抑えられるなど様々なメリットがあります。
ケアすることで女性ホルモンであるエストロゲンの減少を緩やかにし、美容や健康に良いのです。
しかし、「フェミニンケア」を行う際は注意点もあります。
まずは、どのような方法があるのかご紹介します。
フェミニンケアを行う方法は、自己処理や脱毛サロン、脱毛クリニックなどでの施術など様々です。
デリケートゾーンのケアはなぜ重要なのか
日本ではまだまだ定着していなくて敬遠されがちなフェミニンケアですが、欧米ではフェミニンケアとして既に定着しているそうです。
膣周りを正しくケアすることは、感染症を予防するだけではなく、例えば肌や髪など全身の潤い・ツヤなどにも影響を与え、
健康面でも内臓を活性化すると考えられているそうです。
また、膣周りは非常に敏感な部分であり、デリケートゾーンの洗いすぎによって膣内環境や膣内のpHが変わり、雑菌や細菌に侵されやすくなり、
匂いやかゆみなどの症状が出てくるとされているのですが、
そのような間違ったケアは乾燥やそれに伴う膣周りの弾力の減少などにも繋がり、結果として匂いやかゆみが出るだけでなく、
ホルモンバランスなどにも影響を及ぼします。
人生100年時代を楽しむために
人生100年時代と言われているこの時代で、昔とは比べものにならないほど長い人生を過ごす方が増えています。
女性ホルモンの減退が進む更年期は45~50歳程度と言われており、
更年期において大きく減少する女性ホルモンのエストロゲンは、女性の体に様々なものを与えてくれます。
女性が強く美しく生きるためにとても重要な要素
例えば、女性らしさ・記憶力や集中力を上げてくれたり、または骨の密度を保ったりと効果をもたらしてくれます。
寿命が長くなった今日においては、閉経によりエストロゲンがゼロとなったその後も長い年月を生きていくということになりますよね。
がしかし、その状態に体が順応していない状態で、認知症などの症状が出て来やすくなるわけなのです。
そういった体の大きな変化から身を守るために、更年期症状が出た方・閉経後の方には、特にフェミニンケアをおススメしています。
女性ホルモン分泌減少の代償は?
女性は、卵巣の機能が終わり、閉経すると、女性ホルモンの分泌が減少します。
女性ホルモンの分泌が減少すると膣を守る分泌物が減るので、乾燥や萎縮性腟炎が起こりやすくなるのです。
症状としては、性交時の痛み 乾燥による出血 なんとなく痛かゆい 尿がしみるなどが挙げられます。
このようなことを予防するためにも、例えば、骨盤あたりの筋肉を鍛えたり、膣が凝り固まらないようにマッサージをしたりと正しくケアをしてあげることで、尿漏れや子宮脱などを防ぐことができるのです。
デリケートゾーンの経皮吸収率が驚きの数字!!
経皮吸収率とは、人間は皮膚から様々なものを吸収しているのですが、その吸収率のことを指しております。
膣まわりの経皮吸収率って、皆さんご存じですか?
腕が1とした場合、デリケートゾーンは42倍なんです!!
身体の中で一番経皮吸収率が一番高いのは、デリケートゾーンなのです。
いいものも悪いものも含め、色々な影響を受けやすい場所なのです。
そのため、膣周りをしっかり上質なものでケアし、保湿をし、血流を良くすることは効率的によい美容健康法といえます。
フェミニンケアのおすすめな方法
VIOラインを脱毛する
なぜデリケートゾーンの脱毛が必要なのでしょうか?
それは清潔になるから。これに尽きると思っています。デリケートゾーンはもちろん排泄器官に近い部位です。
アンダーヘアがあることで綺麗に拭ききれない、汗をかくということが続くと、「ニオイ」「ムレ」の原因になってしまいます。
生理中のかゆみなどの症状で、不快感にも繋がったりしますよ
《清潔》を保つためにアンダーヘアを整える、またはなくすというケアが必要になってくるのです。
将来的にデリケートゾーンのケアが排泄介護をする側の負担を減らすことにつながります。
いわゆる、いま話題になっている介護脱毛です。別のコラムで介護脱毛について書いておりますので是非ご参照ください。
以上のことから、社会的にも VIO脱毛がどんどん見直されていきそうです。
クリームなどで保湿ケアする
デリケートゾーンの保湿は、専用の保湿剤を使って行います。
ドラッグストアなどで簡単に購入することが可能で、保湿クリームやオイル状のものがあります。
フェミニンケアの中で一番手軽な方法でケアすることができます。
デリケートゾーンの嫌なニオイやかゆみを抑えて、乾燥を防いでくれて肌を健やかに保つことができます。
代謝をあげる
温かいお風呂でデリケートゾーンに専用のオイルを塗って、そのまま湯船に浸かります。
およそ5分ほど浸かりながら膣の周りを優しくマッサージしてあげてください。
不純物が溜まっていると一時的におりものが増えることもあります。
血流の滞りをしっかりマッサージによって流してあげることで解消され、デリケートゾーンも肌もうるおいが戻り、ふっくらしてきます。
ハリやツヤ感も生まれ、肌色も明るくなります。
膣HIFU施術
膣の引き締めやゆるみの改善、またはゆるみによって起こる尿もれの改善などに効果的な治療が「膣HIFU」です。
非外科的に超音波を集中させ、表面を火傷させずに熱で引き締める仕組みで、引き締め改善やゆるみを根本的に改善する治療法です。
以下の症状に効果があります。
・膣のゆるみ
・尿もれ
・お湯漏れ(お風呂に入ると膣内に水が入る)
・萎縮性腟炎の予防
若々しく保つためのフェミニンケア
加齢とともにお悩みが増え、どこからどのように直したらよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
お悩みの中で多いのは、お肌、髪のパサつき、抜け毛・薄毛などですよね。
膣周りの凝りをほぐすしてあげることで、髪やお肌もきれいになっていくそうです。
膣の経皮吸収率も考えると、子宮に最も近い部分でもありますし、膣の状態を健やかに若々しく、きれいに保つのはいかに大切なのかわかりますよね。
フェミニンケアをすることでムレやニオイが軽減されるので清潔に保てることができて、
女性として自信が持てる、女性としての自分を見つめ直すキッカケになる、または婦人科系の不や疾患が軽減されるなどのメリットがあります。
まとめ
フェミニンケアとは女性の美と健康のためのデリケートゾーンのケアのことです。
やり方は様々ありましたので、ご自分のライフスタイルにあったものから始めてみてはいかがでしょうか?
デリケートゾーンの脱毛は、自己処理でももちろんケアすることはできますが、
自己処理を繰り返すことでお肌へのダメージはどんどん溜まっていきます。
色素沈着でデリケートゾーンが黒ずんでしまう前にケアするとよいでしょう。
剃毛処理による肌ダメージが心配な方は、まゆりなclinicの医療脱毛をお勧めいたします。
無料でカウンセリングも行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。