アートメイクのデザインはどうやって決めるの?希望のデザインを伝えてもいいのかな?そのお悩みを解決します!〈医師監修〉
- 2022.12.14
目次
メディカルアートメイクとは
そもそもアートメイクって何?
アートメイクは、皮膚の表皮部分だけに専用のニードル(針)で眉毛や唇、アイラインなどに色素を入れる医療メイクです。
刺青やタトゥーと違って表皮(浅い層)に色を入れるので、一生そのままではなく、個人差はありますが、肌のターンオーバーと共に、2~3年ほどかけて徐々に色が薄くなるので、流行りに合わせた色やデザインに修正していくことも可能です。
アートメイクを施すと、メイク時間を短縮できますし、入浴や汗をかいても眉やアイラインが落ちないので、化粧崩れの防止にもなり、プールや温泉などを楽しむことも出来ます。
また眉毛やアイライン、唇を美しく保てるので、顔色も良くなり、素顔にも自信が持てるようになります。また、アートメイクは女性だけではなく男性にもオススメです。
◆痛みはあるの?
まゆりなの眉毛アートメイクでは、施術前に表面麻酔を使用し、十分な時間を置く事で麻酔の効果をしっかり感じていただけます。さらに痛みを感じる前に、二次麻酔を行い途中で痛みが出ないよう施術しておりますで、安心して施術をお受けいただく事が可能です。
◆安全なの?
アートメイクは医療行為とされており、医療機関にて医師もしくは看護師のみが行える施術です。
まゆりなclinicでは、安全管理・衛生管理を徹底し、医師による指導の下で経験豊富な看護師が施術致しますので、安心して施術をお受けいただけます。
アートメイクの施術の流れ
◆カウンセリング
肌の状態をチェックして、ご希望のカラーやデザインをヒアリングいたします。
この際に、ご不安な点や施術前後の注意点など、安心して施術に臨んでいただけるよう、しっかりお話した後、医師による問診をいたします。アートメイクは医療行為にあたりますので、必ず問診を受けていいただきます。その後施術者とより詳細なデザインのご相談をしていただき、麻酔を塗布して施術となります。
◆デザインの相談
眉毛アートメイクのデザインはどんなものがあるの?
眉毛のデザインは大きく「アーチ眉」「平行眉」「あがり眉」「強めアーチ眉」の4種類があります。
「アーチ眉」
全体に緩やかなアーチを描くアーチ眉は、やさしげで女性らしく柔らかな印象になります。王道で流行りに左右されにくく、バランスの整った印象を与えるデザインです。
「強めアーチ眉」
アーチ眉よりもしっかりした曲線をつけた、華やかでエレガントなデザインです。
上品かつ色っぽいゴージャスなイメージを出したい方におすすめです。
「平行眉」
全体に角度を付けず、一定の太さで直線的なデザインの平行眉は、自然な仕上がりになります。若々しさや可愛いいイメージを出したい方におすすめのデザインです。
「あがり眉」
平行眉に角度をつけたデザインです。眉頭から眉尻まで直線的に上がるデザインで、クールでシャープな印象になります。凛としたカッコいいイメージを出したい方におすすめです。
自分にどのようなデザインが合うのかわからない方は、なりたいイメージや雰囲気を施術者に伝えていただくと、施術者が骨格にあった黄金比から眉デザインをご提案いたします。
ご希望のデザインがあっても上手く伝えられないと不安な方は、写真などをご持参いただくと、イメージに合ったデザインをより具体的に捉える事ができますので、満足のいく仕上がりに繋がるかと思います。
眉は顔のイメージを大きく左右するパーツです。黄金比を使ったバランスも大切にしつつ、客観的に見て全体のバランスが取れたデザインを経験豊富な看護師がご提案いたします。
アートメイクのカラーは?
眉のデザインと同様、眉のカラーでも印象が変わります。
髪色に合わせて眉のカラーも選ぶのが基本ですが、お好みなどもヒアリングして一人ひとりに合ったカラーをご提案いたします。また、まゆりなclinic名古屋栄ではアメリカの政府機関(FDA)で認可を得た安全性の高い色素を使用しております。色素の州類によっては韓国の国家統合認証(KC)や欧州(EU)における認可も得ています。
眉の技法選択
「3Dグラデーション」
ペンシルで化粧をした時のような眉で、眉尻から目頭にかけてグラデーションをかけていく技法。メイク時間の短縮にオススメ。一時的に濃く感じられますが、タッチアップが容易で、退色が目立ちにくいのが特長です。
「マイクロブレーディング」
1本1本毛流れを描いていきます。自眉毛を活かしながら毛を描く為、自然な仕上がりになります。毛が薄い方、ナチュラルな眉を希望の方に向いています。
「4D(マイクロブレーディング+シェーディング)」
今、女性に一番人気の技法で、1本1本毛流れとシェーディングを描いていきます。自眉毛を活かしながら毛を描く為、自然な仕上がりになり、シェーディングを加える事で更に立体感も出ます。毛が薄い方で、濃度にムラがある方、より立体感ある眉を希望の方に向いています。
「dot.magic.brows」
パウダーで化粧をした時のような眉で、眉尻から眉頭にかけてグラデーションをかけていく技法。メイク時間の短縮におススメ。直後から自然でタッチアップが容易、退色が目立ちにくいのが特徴です。
麻酔塗布
クリーム麻酔とジェル麻酔を併用して痛みが出ないように致します。
施術
デザインに沿って色素を入れます。施術にかかる時間は60~90分ほどになります。ただしカウンセリングやデザインのご相談のお時間も含めますと180分ほどお時間を頂戴しております。
アートメイクは1回で完成するの?
まゆりなclinicのアートメイクは1回の施術で完成とせず、2回目の施術でリタッチ(追加施術)をして色素を定着させイメージに近づけていきます。
なぜ2回必要なの?
表皮に着色するアートメイクは肌のターンオーバーにより色素が抜けてしまいます。
新しい細胞が作られ役目を終えた古い角質が剥がれ落ちるターンオーバーを肌は繰り返していて、通常ターンオーバーは4~6週で起こると言われております。このターンオーバーにより注入した色素の一部も一緒に抜けてしまいます。全て抜けてしまうわけではないのですが、薄くなった部分に色素を再度注入して美しく仕上げる事が必要になります。更に2回目の施術では、ターンオーバーで薄くなる仕組みを利用し、初回の仕上がりを見たうえで、デザインやカラー、そして濃度も調整する事が可能です。特に眉毛は顔の印象を左右する大切なパーツで、微妙な長さや太さ、カラーや濃度で印象がガラリと変わります。このような事から2回目の施術でより美しく理想のイメージに近づける事が可能です。ただし色素の定着度合には個人差があります。2回目の施術を終えても色素の定着が不十分な場合には3回目の施術が必要な場合がございます。
施術後しばらくは色素の定着を妨げるような日焼け、レチノール入りの化粧品の使用やピーリングなどの施術は避けるようにしていただく事も大切となります。
2回目のアートメイクはいつ受けるの?
肌のターンオーバーのタイミングに合わせて1~2か月の間に受けていただく事を推奨しております。大幅なデザイン修正や、1回目の施術時より眉を細くしたり、短くしたり、薄くする事は出来ませんが、理想のイメージがあればこのタイミングでご相談いただけますので、お気軽にご相談くださいませ。
まとめ
アートメイクは医療行為です。まゆりなclinicではメディカルアートメイク専門の看護師が医師指導の下、清潔な環境で安全に施術を行っております。
アートメイクに興味があるけれど不安がある方も多いかと思いますが、安心して施術に臨んでいただけるよう丁寧にカウンセリングを行い、施術中も痛みを感じないようお声がけしながら進めていきます。迷って見える方はぜひ一度まゆりなclinicにカウンセリングを受けにお越しください。