産毛も脱毛できる?効果の高い医療脱毛のメリット、効率よく脱毛する方法を解説<医師監修>
- 2022.7.23
「産毛は脱毛で抜けない」という噂を聞いたことのある方もいるでしょう。顔や背中などには産毛がびっしりと生えていますが、決してそれらの毛を脱毛できないわけではありません。なかには産毛を得意とする脱毛機もあるため、ムダ毛の悩みに合わせて施術の仕方を変えれば、産毛もツルツルにできるでしょう。
このコラムでは産毛の脱毛についてくわしく解説していきます。産毛に効果が高いといわれている医療脱毛のメリットや効率よく脱毛する方法をお伝えしていきますので、ぜひ目を通してください。
目次
産毛の脱毛が難しいのは、メラニン色素が薄いため
産毛の脱毛が難しいといわれているのは事実です。
産毛はメラニン色素が薄いため、脱毛機が反応しづらく、思うような効果を得られない場合があります。また効果があったとしても、太く濃い毛を脱毛する場合よりも施術回数が増える傾向にあるのです。
医療脱毛なら産毛にも効果がある!
医療脱毛なら産毛にも効果が期待できます。医療脱毛とは、専門医が在籍するクリニックで行われる脱毛方法のことです。産毛の脱毛に医療脱毛をおすすめする理由は、次項をご覧ください。
■医療脱毛は永久脱毛ができる唯一の方法!
医療脱毛は永久脱毛ができる唯一の方法であり、脱毛サロンで行われる美容脱毛では永久的な脱毛効果は得られません。
医療脱毛にはレーザー脱毛とニードル脱毛がありますが、現在の主流は「レーザー脱毛」です。医療レーザー脱毛では肌に強力なレーザーを照射して発毛組織を破壊するため、永久脱毛ができます。発組織の破壊は医療行為にあたるため、医療機関でしか行えないのです。
■産毛は医療脱毛で人気の部位
産毛は、医療脱毛でとても人気がある部位です。産毛にも反応する最新の脱毛機を導入している医療脱毛クリニックなら、他のムダ毛よりも効果が出づらい産毛を効率よく脱毛できます。産毛の脱毛を検討している方は採用している脱毛機の種類に注目してください。
■産毛への効果が高い「蓄熱式レーザー脱毛機」
医療脱毛クリニックでは産毛への効果が高い、蓄熱式レーザー脱毛機による脱毛ができます。
脱毛機には「ダイオードレーザー」「アレキサンドライトレーザー」「ヤグレーザー」の3種類あり、さらにレーザー照射方式には「熱破壊式」と「蓄熱式」がありますが、産毛を得意とするのは低出力の熱でバルジ領域にアプローチする「蓄熱式」です。
これから産毛の脱毛を始める方には、蓄熱式レーザー脱毛機による脱毛をおすすめします。
クリニックで産毛を脱毛する5つのメリット
クリニックでの脱毛には多くのメリットがあります。産毛はセルフでの処理もできますが、安心かつ安全にムダ毛のお手入れをしたいと望んでいる方は、医療脱毛を始めましょう。
①透明感のある肌で、顔全体が明るい印象になる
顔の産毛を脱毛すると肌の色がワントーン明るくなるため、顔全体が透明感のある明るい印象になるでしょう。1本1本の産毛は細く見えづらいですが密集していると肌の色をくすませる原因です。顔が暗く見えがちの方や肌の印象を変えたい方は、産毛の脱毛を始めてみてください。
②メイクのノリがよくなる
産毛がなくなると、ファンデーションが肌に密着しやすくなり、メイクのノリがよくなります。産毛が生えたままだと、どうしてもベースメイクの邪魔になってしまうため、メイクが崩れやすくなるのです。メイクのノリに悩まされている方に産毛の医療脱毛はおすすめです。
③ニキビや肌荒れのリスクが減る
産毛脱毛によって、ニキビや肌荒れのリスクが減るでしょう。脱毛が完了すればムダ毛はほとんど生えてこなくなるため、毛穴が引き締まります。毛穴に細菌が侵入することで引き起こされる毛嚢炎などのトラブルのリスクを減らせるのです。また肌環境がよくなるため、ニキビの原因になるアクネ菌の増殖も防いでくれます。
④自己処理の手間・肌への負担がなくなる
ムダ毛がほとんど生えてこなくなるため、今まで行っていた自己処理がほぼ不要になります。手間がかからなくなるだけでなく、肌への負担も減らせるでしょう。
なかには「脱毛によって、かえって肌に負担がかかるのでは?」と思われる方もいるでしょう。たしかに脱毛後の肌は熱を帯びており、デリケートな状態になりますが、適切なケアを行えば赤みやかゆみなどの肌トラブルを引き起こす心配はほとんどありません。肌が弱くカミソリ負けを起こしやすい方や敏感肌の方にも医療脱毛はおすすめです。
⑤脱毛後のアフターケアが充実している
医療脱毛クリニックには、専属の医師がいますので、万が一肌トラブルがあってもすぐに対応可能です。脱毛後のアフターケアを重視する方には、医療脱毛が向いているでしょう。
クリニックでの産毛脱毛する際の3つの注意点
クリニックで産毛を脱毛する際には「こんなつもりじゃなかった」と後悔しないためにも、注意点を知っておいてください。
①医療脱毛は少なからず痛みを感じる
産毛の脱毛では痛みを感じにくいものの、少なからず「痛い」と感じる場合もあるでしょう。医療脱毛は比較的痛みが強い施術方法のため、部位によっては「ゴムで弾かれるような痛み」を感じる方もいます。
痛みを感じた場合には我慢せず、スタッフに出力レベルを下げてもらいましょう。
②濃い毛と比較して回数・時間がかかる
産毛の脱毛には、濃く太い毛と比較すると効果を得るまでに回数や時間がかかります。たとえば顔の産毛を脱毛する場合、毛が少なくなったと実感するまでに3回、自己処理の頻度が減るまでに5~8回、脱毛完了までに10回以上必要です。2ヶ月に1度施術を受けた場合、完了までに1年半ほどかかってしまいます。
ただし肌質や毛質には個人差がありますので、回数は前後する可能性があります。これらの数字は脱毛施術を受ける際の目安としてください。
③一時的に炎症や硬毛化が起きる可能性がある
脱毛後には、赤みやかゆみなどの炎症、そして硬毛化が起きる可能性があります。炎症が起こってもすぐに治るようなら様子を見ても構いません。しかし症状が悪化するようなら、クリニックに相談し医師による診察を受けましょう。
硬毛化とは脱毛後に毛が濃く太くなってしまう現象のことです。発症するメカニズムは解明されていませんが、施術を続けていくことで徐々に気にならなくなっていくため、過度な心配はいりません。
効率よく産毛脱毛をするための方法
「できる限り少ない回数で脱毛を終えたい」「効果をアップさせたい!」という方に向けて、効率よく産毛脱毛をするための方法をご紹介していきます。
■施術前に自己処理・メイク落としを済ませておく
施術の前日には自己処理を、顔脱毛をする場合にはメイク落としを済ませておきましょう。
背中などの手が届かない部分の場合、クリニックによってはシェービング無料のサービスが利用できます。サービス内容に含まれていない場合には、別途シェービング代がかかってしまいますので、事前に確認しておきましょう。
メイクが付着したままだと、毛穴が覆われてしまい脱毛効果が下がってしまいます。パウダールームを完備しているクリニックもありますので、メイクを落とす際に利用しましょう。
■施術前後の保湿を徹底する
施術前後には、普段よりも保湿を徹底しましょう。脱毛後の肌は熱を帯びており、とてもデリケートです。乾燥肌になるとブツブツやかゆみが起こりやすくなりますので、肌のバリア機能を補うために化粧水や乳液・ボディクリームを使って肌ケアを行います。
肌にトラブルが起こってしまうと、その部分を避けて照射しなくてはならなくなるため、脱毛効果が下がってしまいます。
■日焼けを避ける
脱毛期間中は日焼けを避けてください。背中なら衣服で隠れているので問題ありませんが、顔は常に露出しており、紫外線にさらされやすい部位のため注意が必要です。短時間の外出でも日焼け止めクリームを塗るほか、帽子を被るなどして適切な対策を行ってください。
■毛周期に合わせて脱毛する
毛周期とは「成長期→退行期→休止期」で構成されている、毛が生えかわるサイクルのことです。3つあるサイクルのうち、成長期の毛にしか脱毛効果を得られないことがわかっていますので、効果を高めるためには毛周期に合わせての脱毛が重要です。
毛周期は部位によって異なりますが、およそ1~3ヶ月に1回のペースで脱毛を続けていくのがベストです。早く効果を得たいからといって頻繁に脱毛しても、ムダ打ちが増えて肌への負担をかけてしまうだけでしょう。
まとめ
産毛の脱毛について、効果の高い医療脱毛のメリットと効率よく脱毛する方法を解説していきました。
産毛をツルツルにしたいと考えている方には、永久脱毛ができる医療脱毛をおすすめします。脱毛が完了すればセルフで処理しなくても済むため、面倒な手間や肌への負担を減らせるでしょう。
「まゆりなclinic名古屋栄」では、ショット式(熱破壊式)と蓄熱式の医療脱毛器を採用しております。産毛の脱毛だけでなく、太く濃い毛を得意とする熱破壊式も導入しておりますので、気になるムダ毛をすみずみまでお手入れ可能です。
当院では、目視はもちろんのこと、肌トーンとメラニンをチェックする機器を使って、お一人おひとりに合わせたパワー調整を行っています。全て国家資格を有する女性が施術いたしますので、肌が弱い方でも安全に脱毛を続けていただけるでしょう。
脱毛をご希望の方は、まずカウンセリングへお越しください。料金プランに関する質問や「全身脱毛が完了するまでに何回必要?」といった疑問にも、担当スタッフが丁寧にお答えします。公式サイトの予約フォームよりお申し込みの上、ご予約の日時にお越しください。