生理中に脱毛はできる?おすすめできない理由、重なったときの対処法を解説<医師監修>
- 2022.7.26
「脱毛の予定があるのに生理がきそう……」「生理中に脱毛するとどんなリスクがある?」と感じている方もいるでしょう。女性にとって生理は切っても切り離せない問題です。生理期間中に脱毛することで悪影響をおよぼすのでは?と考えてしまうのは当然のことでしょう。
また脱毛は1回では終わらないため、長期間通わなくてはいけません。通院の予約日が生理周期と被ってしまう可能性は十分にありますので、重なってしまった場合の対応策について考えておく必要があるでしょう。
このコラムでは脱毛を検討中の女性に向けて、生理期間と重なったときの対処法を解説していきます。生理中の脱毛がおすすめできない理由についてもお伝えしていきますので、脱毛を始める前にぜひ目を通してください。
目次
生理中に脱毛はできる?
生理中でも脱毛できますが、基本的にはおすすめしていません。またVIO脱毛とヒップの脱毛はNGとしているクリニックがほとんどですので、施術を受ける際には注意しましょう。
■生理前・生理中の脱毛はおすすめしない
生理前・生理中は肌が敏感になっており、少しの刺激でも肌トラブルが起こりやすい状態です。安全性を考慮すると、脱毛施術はおすすめできません。
そして生理前・生理中はホルモンバランスが崩れやすい時期でもあるため、肌の調子だけでなく体の調子も悪くなってしまいがちです。生理期間中の脱毛は極力避けたほうがよいでしょう。
■生理直後はVIO脱毛とヒップの脱毛ができない
タンポンをつけていても経血が流れる恐れがあるため、衛生の問題上、VIO脱毛とヒップの脱毛はできません。生理中だけでなく終わりかけも「感染症」や「皮膚疾患」などのリスクがあるためNGです。終わった直後もクリニックによっては制限される場合があります。
■生理の3日後から排卵までの間に脱毛するのがおすすめ
「脱毛が推奨されていないのはわかったけれど、一体どの期間に脱毛の予約を入れたらよいの?」と悩んでいる方もいるでしょう。
脱毛施術は、生理の3日後から排卵までの間に行いましょう。ホルモンバランスが安定して心身の調子がもっともよくなる時期ですので、脱毛施術による負担を最小限に抑えられると考えられています。
もし生理中に脱毛に行ってしまってもバレない?
生理中であることを黙っていても、スタッフは気付く可能性が高いでしょう。とくにVIOやヒップの脱毛ではタンポンをしていても経血が流れることがあるため、生理期間と重なりそうな場合には早めに予約変更を行ってください。
■生理前・生理中の脱毛は危険なので必ず避けましょう
生理前・生理中に脱毛すると、肌のトラブルだけでなく体調不良につながる恐れがあり危険です。おすすめできない理由については、次の項でくわしくお伝えしていきます。
生理前・生理中の脱毛がおすすめできない理由
「生理前や生理中でもタンポンをしていたら問題ないのでは?」と思っている方もいるでしょう。脱毛がおすすめできない主な理由については、こちらをご覧ください。
<生理前・生理中の脱毛がおすすめできない理由>
- ・痛みを感じやすくなるため
- ・肌トラブルが起きやすくなるため
- ・感染症を引き起こす可能性があるため
トラブルを引き起こさないためにも、脱毛中の方やこれから脱毛を始める予定の方は、必ず目を通してください。
■痛みを感じやすくなるため
生理前・生理中は肌が敏感になっており、少しの刺激でも痛みを感じやすくなります。普段よりも痛みが強くなる恐れがあるため、痛い思いをしなくて済むようスケジュールの変更をおすすめします。
■肌トラブルが起きやすくなるため
ホルモンバランスが乱れて肌が敏感になっているため、肌トラブルが起こりやすい期間です。今までトラブルは起きたことがないという方でも、生理期間中には赤みやかゆみ、やけどなどのリスクが高まりますので、極力避けましょう。
■感染症を引き起こす可能性があるため
経血を介して感染症を広げてしまう可能性があるため、脱毛はおすすめできません。
VIO脱毛とヒップの脱毛以外の場合でも、施術台に横になったり体勢を変えたりする際に経血が漏れる可能性があります。感染症を引き起こしてしまうとクリニックのスタッフや医師、看護師にも影響が出てしまうため、最悪の事態を想定すると、生理期間中以外に脱毛を行う必要があるでしょう。
生理と脱毛施術日が重なってしまったら
生理と脱毛施術日が重なってしまう可能性は十分にあります。とくに生理の周期が安定していない方は「先の予定が立てづらいな」と感じてしまうこともあるはずです。
①キャンセル条件を確認する
もし生理と脱毛施術日が重なってしまったら、クリニックのキャンセル条件を確認しましょう。クリニックによって「キャンセル料無料」「前日の19時までに連絡」などキャンセルできる条件は異なります。
②できるだけ早くクリニック・サロンに連絡する
クリニックによって決まっているキャンセル可能期間を過ぎてしまうと、追加費用を支払わなくてはならなくなる恐れがあるため、生理期間と重なりそうだとわかったらできるだけ早くクリニック・サロンに連絡しましょう。
ペナルティには「罰金」や「1回分消化扱い」などがあり、クリニックによって決まりは異なります。費用負担を最小限に抑えるためにも、早めに判断しましょう。
③生理の3日後以降にリスケジューリングをする
再予約をする場合には、生理の3日後以降になるよう調整しましょう。生理が終わりかけの期間だけでなく終わった直後もクリニックによっては施術が制限される場合があるため、余裕を持ってスケジュールを組むことをおすすめします。
まとめ
このコラムでは「生理中に脱毛はできる?」「生理期間中に脱毛すると、どんなリスクがあるの?」などの疑問にお答えしてきました。
生理中でも脱毛は可能ですが、衛生面や感染症拡大のリスクを考えると推奨はできません。またVIO脱毛とヒップの脱毛はNGとしているクリニックが多く、部位によって考え方は異なります。
生理中に黙って施術を受けても、スタッフにバレる可能性は高いでしょう。生理期間と重なりそうだとわかったら、できる限り早めにスケジュールを変更してください。
脱毛方法には、脱毛サロンで行われる「光脱毛」もありますが、これから脱毛を始める予定の方は、医師が常駐している医療脱毛クリニックでの脱毛をお選びください。医療脱毛には「レーザー脱毛」と「ニードル脱毛」がありますが、現在の主流は「レーザー脱毛」です。
医療レーザー脱毛なら永久的な脱毛効果が得られるため、気になる部分のムダ毛をすみずみまできれいに処理できます。光脱毛よりも少ない回数で脱毛を終えられるため、生理周期と重なってしまう確率を下げられます。
名古屋市にある「まゆりなclinic名古屋栄」では、脱毛が初めての方でも安心して通えるクリニックを目指しています。脱毛施術は、すべて国家資格を有する女性が担当しておりますので、美容から健康のことまで何でもお気軽にご相談ください。
当院では、ショット式(熱破壊式)と蓄熱式の医療脱毛器を採用しており、一人ひとりにあわせて脱毛器を使い分けております。肌への負担を抑えた照射を行うために、目視はもちろんのこと、肌トーンとメラニンをチェックする機器も使用しておりますので肌を労わりながら脱毛を続けていただけます。
当院での脱毛をご希望の方は、無料カウンセリングへお越しください。カウンセリングでは担当スタッフが脱毛や料金に関する質問や疑問にお答えします。公式サイトより予約を済ませていただいた上で、予約日にご来院くださいますようよろしくお願いいたします。