毛穴が目立つあなたへ。グリシルグリシン導入をC-OPERAで!<医師監修>
- 2024.6.2
目次
グリシルグリシンとは
グリシルグリシンは、グリシンというアミノ酸が2つ結合したペプチドのことです。
お肌のキメを整え、毛穴の開きの改善効果があるということで昔から有名でしたが、近年再度グリシルグリシンの効果が見直され再注目されております。グリシルグリシン自体は、食べ物(魚介類など)に多く含まれる物質であるため体に悪影響はほぼないと考えられています。
毛穴の開きは不全角化が原因であることがある
毛穴の目立ちの原因で真っ先に思いつくのは毛穴の汚れだと思いますが、実はその前に毛穴の構造から違いがあることが分かっています。拡大して観察すると、毛穴周囲がすり鉢状の構造になっていることがあります。
顕微鏡で観察すると、その部分の角質細胞が核を残したまま上層に上がってきていることがあるのです。
いわゆる不全角化(※)というものです。そして、この原因が不飽和脂肪酸であることまで分かっています。
オレイン酸やパルミトレイン酸によりこの不全角化が助長されることまで判明しています。
※不全角化:正常では、角質細胞の核は皮膚表面に向かう経過で消失しますが、炎症などが原因で皮膚の細胞のターンオーバーサイクルが乱れ、角化の速度が急速になり、核が残ったままで通常の角質細胞ではない不完全な細胞が皮膚表面に現れること。
グリシルグリシンが毛穴の開きに効果がある理由
皮脂に含まれる不飽和脂肪酸が、皮膚表面の角層の不全角化を促進させて毛穴を開かせてしまいます。グリシルグリシンは、不飽和脂肪酸のシグナルを抑える作用があるとされています。角化が正常化することで毛穴の開きが改善します。
その他、グリシルグリシンは、皮膚内のコラーゲン産生にも関与しているのでグリシルグリシンにより皮膚のハリも改善され、たるみによる毛穴にも効果があります。
C-OPERAでグリシルグリシンをお肌の奥まで導入
グリシルグリシンを単純に塗布するだけでも効果はありますが、長期にしっかり効果を出したいということであればC-OPERAによる導入をおすすめします。C-OPERAは、エレクトロポレーションとソノフォレーシス(超音波導入)とクライオシステム(冷却)の3つが同時に行える世界で唯一の医療機器です。エレクトロポレーションはどの器械でもほぼ同じ機能ですが、C-OPERAはソノフォレーシス(超音波導入)を同時に行えるので、エレクトロポレーション単独での効果の5倍以上あると言われております。
まとめ
グリシルグリシンは昔から毛穴の開きには有効な薬剤として有名でしたが、ピコフラクショナルやCO2フラクショナル、ダーマペンなどの毛穴治療をした後に、C-OPERAをすることがあります。その中でグリシルグリシンを追加導入をすることでしっかり毛穴治療ができると考えます。