◆ヤグレーザーの脱毛の仕組み◆

ヤグレーザーとは、医療レーザーのひとつで医療脱毛に使用されるレーザーです。

 

◆剛毛から産毛まで対応できる

◆日焼けや色黒の肌、色素沈着がある部位でも照射可能

◆皮膚の深部まで届くので、毛根の深い男性のヒゲなどに対して効果を発揮する

◆他のレーザーよりは痛みを伴う

◆熱破壊式(HR)でターゲットが毛母細胞、毛乳頭の発毛因子

 

 

 

≪ヤグレーザー脱毛のポイント≫

波長は他のレーザーの中でも一番長く、1064nmの波長です。

波長によって深達性と色素沈着やメラニンへの吸収率が変化します。

 

ここから、ヤグレーザーの特徴やメリット、デメリットについて解説していきます。

 

 

ヤグレーザー脱毛のメリット

◆難しいとされている産毛の脱毛効果を期待できます

産毛はメラニンが少ないため、普通の毛と比べるとメラニンが少なくて細い産毛はレーザーの反応が悪いため、脱毛の効果を上げるのが難しかったりします。

産毛の脱毛効果を上げるために出力を上げると、皮膚のメラニンに反応して火傷するリスクもあります。

しかし、ヤグレーザーはメラニンの親和性が低いので、出力を上げても火傷の心配がほとんどありません。

よって、高出力でレーザー照射が可能なので、産毛に効果を発揮できます。

また、産毛を脱毛すると、脱毛する前より毛が濃く太くなってしまう「硬毛化」が起こる可能性があります。

硬毛化は、まだ原因は解明されていませんが、熱によって破壊しきれなかった毛根が刺激されたことによって、太くなってしまったと考えられています。

出力が中途半端だと起こりうる現象ですが、ヤグレーザーは硬毛化のリスクも少ないと言われています。

理由としては、他のレーザーと比べて波長が長く、高出力で照射できるのではないかと言われています。

 

◆日焼けした肌・色黒の肌にも照射可能

アレキサンドライトレーザーは、メラニンの吸収率が高く日に焼けた肌や色黒肌は火傷のリスクがあるため、照射が出来ないこともあります。

また、ヤグレーザーは日に焼けた肌や色黒肌も照射は可能ですがメラニンの吸収率が低いことから出力を上げないと脱毛効果を上げることが出来ません。

それに伴い痛みを強く感じてしまうこともあります。

ダイオードレーザーに関してはメラニンに反応しにくい特性がありますので、照射が可能です。

ほくろにも照射が可能です。

◆肌の奥深くまでレーザーが届くので根深くて濃い毛に適しています。

アレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーでは対応しきれなかった毛穴が根深い部位に高い脱毛効果を発揮します。

男性のヒゲの部位はヤグレーザーが適しています

◆美肌効果を期待できる

シミ治療や美肌治療の施術で用いられるものとは設定が異なるので、シミが取れたりはしませんが、あくまでも副次的な効果で脱毛によって毛穴が目立ちにくくなり、美肌効果を期待できると言われています。

ヤグレーザーのデメリット

◆他のレーザーに比べて痛みを感じる

メラニンの吸収率が低いため、パワーも上げて照射します。よって痛みも強く感じやすいです。

対策として、当院まゆりなclinicでは麻酔クリームを使用し、痛みを和らげて施術することも可能です。

 

◆施術時間がかかる

照射範囲が狭いため、広範囲の施術だと時間がかかってしまいます。

◆毛質を選ぶ

脱毛効果を発揮できる毛質が限られています。

VIOや男性のヒゲなどの剛毛は、断然ヤグレーザーが効果を発揮できますが、脇や足など少し剛毛かな？という部位はアレキサンドライトレーザーの方がアプローチ性は高いです。

脇や足などの濃さの部位でも、ヤグレーザーで脱毛できないわけではありません。

ただ、レーザーの特性上細かく分けると　VIO、男性のヒゲなどはヤグレーザーで

脇や脚はアレキサンドライトレーザーがおススメです。

 

まとめ

ヤグレーザーの特徴・メリット・デメリットについてお話ししてきました。

産毛、濃くて根深い毛にも対応できるレーザーです。

VIOや男性のヒゲなど今まで納得いく効果が得られなかった方でもヤグレーザーなら効果を実感できるでしょう。

三つのレーザーはそれぞれ得意・不得意分野があるのがおわかりいただいたのではないでしょうか。

レーザーを使い分けることで脱毛効果をしっかり発揮できます。

当院では、レーザーについて、医療脱毛についてしっかりご説明させていただいております。

無料カウンセリングも行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。