ミラドライの麻酔液のpHについて
- 2025.5.28
~局所麻酔時の痛みに、科学的なアプローチでやさしさを~
ミラドライは、わき汗やニオイの原因となる汗腺をマイクロ波で熱破壊する医療機器で、半永久的な効果が期待できる優れた治療法です。しかしその一方で、「施術前の局所麻酔が痛そうで不安」というお声をいただくこともあります。
■ 麻酔液の“pH調整”がカギ
通常、局所麻酔液はやや酸性に保たれていますが、そのまま皮下に注入すると、pHの違いから注入時に強い刺激を感じやすくなるというデメリットがあります。
そこで当院では、麻酔液に炭酸水素ナトリウム(アルカリ剤)を加えてpHを中性に近づけるという調整を行っています。これにより、麻酔を注入する際のジワッとした痛みが大幅に軽減されるのです。
さらに、pHを調整することで麻酔の効きが早くなり、しっかりと効果を発揮するまでの時間が短縮されるという利点もあります。これは、麻酔成分がより効率的に神経に作用しやすくなるためです。
■ まゆりなclinic名古屋栄の独自の工夫
当院では、pH調整に加えて以下のような他院との差別化ポイントにも取り組んでいます:
- ① 3連注射器の使用
1度の穿刺で3方向に麻酔を広げられる特別な注射器を使用し、穿刺回数を最小限に。これにより、注射回数が少なく痛みも軽減されます。 - ② 極細・長さ4mmの専用針を使用
従来よりも**非常に細く短い針(4mm)**を使用することで、皮膚への負担や痛みを極限まで抑えています。
■ 痛みに最大限配慮したミラドライを
まゆりなclinic名古屋栄では、局所麻酔時の痛みに最大限配慮したミラドライ治療を提供しています。科学的根拠に基づいたpH調整、そして高度な医療機器と技術による工夫で、患者様が安心して施術を受けられる環境を整えています。
「ミラドライに興味はあるけれど、麻酔が不安…」
そんな方も、ぜひ一度ご相談ください。