【ニキビ治療新薬】繰り返すニキビ、ベピオウォッシュゲルでつるつる肌へ
- 2025.6.12
「また、できてる…」鏡を見るたび、口元や頬、顎に現れる憎きニキビ。仕事もプライベートも充実させたいのに、肌荒れのせいで気分までどんより…そんな経験ありませんか?
もう繰り返さない!ベピオウォッシュゲルで、自信の持てるつるつる肌へ。さあ、ニキビに悩む日々から抜け出す、最初の一歩を踏み出しましょう!
ベピオウォッシュゲルってどんな洗顔料?ニキビへの効果を解説
ベピオウォッシュゲルは、ニキビ治療薬として知られる「ベピオゲル」と同じ有効成分である過酸化ベンゾイルを配合した洗顔料です。過酸化ベンゾイルは、ニキビの原因菌であるアクネ菌を殺菌する効果や、毛穴の詰まりを解消する効果が期待できます。これにより、ニキビの炎症を抑え、新たなニキビの発生を予防する効果が期待できます。皮膚科医の視点から見ても、ニキビ治療の初期段階や、ニキビができやすい肌質の改善に役立つと言えるでしょう。
ベピオウォッシュゲルの特長
有効成分:過酸化ベンゾイル(5g)
アクネ菌を殺菌し、毛穴詰まりの原因となる角質を取り除くピーリング効果も併せ持ちます。
洗い流しタイプ
従来のベピオゲルやローションのように従来のベピオゲルやローションのように“塗りっぱなし”ではなく、使用後に洗い流します。過酸化ベンゾイルには脱色作用がありますが、ベピオウォッシュゲルは洗い流すタイプのため、衣服やタオルへの脱色リスクはほとんどありません。ただし、洗顔後のすすぎ残しや、手に残った状態で衣類に触れると脱色の可能性があるため注意が必要です。
顔全体に塗布
今あるニキビを治しながら、目に見えない毛穴の詰まり(コメド・マイクロコメド)の治療を続けることで、ニキビができにくい肌を目指せます。まずは3ヶ月を目標に治療を続けましょう。
9歳から使用可能
従来の過酸化ベンゾイル製剤(ベピオゲルなど)は原則12歳以上が対象でしたが、ベピオウォッシュゲルは9歳以上の方に使用できます。思春期ニキビが気になり始める年齢層にも対応できるのが特徴です。
ベピオウォッシュゲルの使い方
1日何回使うのが正解?使用頻度とタイミングを解説
ベピオウォッシュゲルは、ニキビの原因菌を殺菌し、毛穴の詰まりを解消する効果が期待できますが、使用頻度には注意が必要です。基本的には1日1回の使用をおすすめします。朝晩の使用は、乾燥や刺激を引き起こす可能性があるため、避けるようにしましょう。
使用方法
1日1回、洗顔後にベピオウォッシュゲル1円玉大(直径2cm、厚み2.5mm)の量を顔全体に塗り、5~10分後に洗い流します。
使い始めの4~5日は、おでこなどの狭い範囲を少量から試し、赤みや痒みなどの問題がなければ顔全体に塗布するのが良いでしょう。
こんな方におすすめ
塗るタイプのBPO製剤で刺激が出やすかった方
顔全体や背中・胸にニキビが出やすい方
9歳以上の思春期ニキビに悩むお子さま
副作用は大丈夫?赤み、乾燥…【気になる疑問と対策を徹底解説】
ベピオウォッシュゲルの主な副作用
ベピオウォッシュゲルは、ニキビ治療に有効な成分である過酸化ベンゾイルを配合しています。そのため、使用初期には以下のような副作用が現れることがあります。
乾燥感:過酸化ベンゾイルは、皮脂の分泌を抑制する作用があるため、肌が乾燥しやすくなります。
赤み:炎症を抑える作用がありますが、刺激を感じやすく、赤みが出ることがあります。
かゆみ:肌のバリア機能が低下することで、かゆみを感じることがあります。
ヒリヒリ感:刺激に弱い方は、ヒリヒリとした痛みを感じることがあります。
これらの副作用は、通常、使用開始から数日~数週間程度で落ち着くことが多いですが、症状がひどい場合は使用を中止し、皮膚科医に相談してください。
赤みやかゆみが出たら?症状別の対処法
もしベピオウォッシュゲルを使用して赤みやかゆみが出た場合は、以下の対処法を試してみてください。
塗布量や使用頻度を減らす:気になる部分のみに塗布、または数日おきに使用するなど、頻度を調整してみましょう。
塗布時間を短くする:洗顔時間を短くし、肌への刺激を最小限に抑えましょう。
冷やす:赤みやかゆみが気になる場合は、冷たいタオルや保冷剤で優しく冷やすと、炎症を鎮める効果が期待できます。
保湿を徹底する:乾燥は肌のバリア機能を低下させ、刺激を受けやすくします。洗顔後は、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合された低刺激の化粧水や乳液でしっかりと保湿しましょう。
これらの対処法を試しても症状が改善しない場合は、自己判断で使用を継続せず、必ず皮膚科医に相談してください。
乾燥を防ぐには?保湿ケアのポイント
ベピオウォッシュゲルの使用中は、特に保湿ケアが重要です。以下のポイントを参考に、適切な保湿ケアを行いましょう。
洗顔後すぐに保湿:洗顔後、肌が乾燥する前に、すぐに保湿ケアを行いましょう。
重ね付け:乾燥が気になる部分には、重ね付けをすると効果的です。
油分を補給:乳液やクリームなど、油分を含むアイテムで肌に油膜を作り、水分の蒸発を防ぎましょう。
低刺激なアイテムを選ぶ:アルコールや香料など、刺激になりやすい成分が含まれていない低刺激のアイテムを選びましょう。
外用薬塗布後は乾燥するため、必ず保湿しましょう。保湿を行うことでお肌のバリア機能を保つことができます。
ベピオウォッシュゲルはどこで買える?【入手方法と注意点】
皮膚科受診が必要?処方箋がないと買えないの?
ベピオウォッシュゲルは、医療用医薬品に分類されるため、原則として医師の処方箋が必要です。ニキビの状態を医師が診察し、ベピオウォッシュゲルが適切かどうかを判断した上で処方されます。市販のニキビ洗顔料とは異なり、有効成分である過酸化ベンゾイルが配合されているため、専門家の指示のもとで使用することが重要です。
美容施術との併用について
ベピオウォッシュゲルはピーリング作用を持つ過酸化ベンゾイル製剤であるため、一部の美容施術との併用には注意が必要です。
特に、以下の施術と併用する場合は使用の一時中止や間隔の調整が必要になることがあります。
・ピーリング全般
・レーザー治療
・フォトフェイシャル(IPL)
・ダーマペンやシルクロなどのマイクロニードル施術
肌への刺激が重なると、赤みや乾燥、ヒリヒリ感が強くなるリスクがあるため、施術前後は使用を中止する必要があります。施術を受ける際には、事前に医師への相談や申告をすると良いでしょう。
まとめ|ベピオウォッシュゲルでニキビのないつるつる肌へ!
ニキビ治療は継続が大切
ニキビ治療において最も重要なのは、根気強く継続することです。ベピオウォッシュゲルは、使い始めてすぐに効果が出るわけではありません。肌のターンオーバーを考慮すると、少なくとも1ヶ月程度は継続して使用することをおすすめします。
また、生活習慣の見直しもニキビ改善には欠かせません。バランスの取れた食事、十分な睡眠、ストレスを溜めない生活を心がけましょう。特に、甘いものや脂っこいものの摂りすぎはニキビを悪化させる原因となるため、注意が必要です。
参考文献・情報ソース
- 日本皮膚科学会 ニキビ治療ガイドライン
- 医薬品医療機器情報提供ホームページ(PMDA)
- その他、信頼できる医学・薬学関連の学術論文