脱毛後に跡ができてしまうって本当?跡ができる原因、治し方を解説します
- 2022.8.29
脱毛後にアフターケアを怠ると、まれに脱毛跡ができる可能性があります。肌に跡が残ってしまうと見た目に影響を与えてしまうため、適切な対処法を知っておくことが重要です。
このコラムでは、脱毛後に跡ができてしまう原因や治し方について解説していきます。
目次
脱毛後に跡ができてしまうって本当?
脱毛後に跡ができてしまう可能性は誰にでもあります。脱毛後、肌に赤いブツブツのようなものができたら、消えない跡になってしまうかもしれません。
■脱毛後の跡はどんな症状として表れる?
脱毛後の跡は、赤みを帯びていたり、炎症を起こして腫れていたり、毛嚢炎といってブツブツしていたりすることが特徴です。跡をそのままにしておくと、跡を消すのが難しくなってしまい色素沈着などを引き起こす可能性があるでしょう。
脱毛機のレーザーを肌に照射した後、肌にこもった熱が冷めないうちに刺激を与えてしまうことで、跡が残りやすくなると考えられています。
■脱毛後に跡ができやすい部位は?
脱毛後、跡ができやすい部位は「ひじ下」「VIO」「脇」です。ひじ下は紫外線にさらされやすく日焼けしやすい部位のため、レーザーを当てた際にトラブルが起こりやすくなります。
またVIOや脇は皮膚が薄く、下着や洋服の摩擦によって黒ずみが起こりやすい部位です。黒ずみのある部分にはレーザーが反応しやすくなるため、赤みや火傷(やけど)のリスクが高まるでしょう。
■脱毛から何日後に跡ができやすい?
脱毛後すぐに跡ができるのではなく、数日後にできるケースがほとんどです。施術後数日間は肌の状態をチェックして、気になる症状があればすぐに医療脱毛クリニックや脱毛サロンに相談してください。
脱毛後に跡ができる8つの原因
脱毛跡を残さないためにも、まずは跡ができる原因について知っておきましょう。
<脱毛後に跡ができる8つの原因>
- ①レーザー出力の強さ
- ②体質・肌質
- ③体調不良
- ④日焼け
- ⑤脱毛直後の運動・飲酒・入浴
- ⑥脱毛前後の不十分な保湿
- ⑦不適切な自己処理
- ⑧制汗剤
脱毛中の方は、跡を残さないためにもこれらのポイントをチェックしてください。
■①レーザー出力の強さ
脱毛機のレーザー出力の強さが肌質に合っていないと、肌トラブルのリスクが高まって跡が残りやすくなります。医療脱毛クリニックでは施術前に医師による肌診察が行われ、一人ひとりに適した出力レベルが決定されます。脱毛サロンには医師がいないため、心配な方は事前に皮膚科医を受診してください。
■②体質・肌質
地黒、乾燥肌・敏感肌方は、通常の肌質の方よりもトラブルが起こりやすいため脱毛後に跡が残りやすくなるでしょう。そしてアレルギーを持っている方・ケロイド体質の方は、施術自体できない場合もあります。肌質や体質が不安な方は、医師がいる医療脱毛で肌診察を受けてから脱毛を開始してはいかがでしょうか。
■③体調不良
施術日当日に体調不良を抱えていると、肌にも異常が表れやすくなるものです。肌にニキビやブツブツがある状態でレーザーを照射してしまうと、さらに状態が悪くなってしまい、跡が残りやすくなります。体調が悪いなと感じたら、無理せず施術を延期してください。
■④日焼け
日焼け肌にレーザーを照射してしまうと、火傷のリスクが高まります。脱毛機のレーザーは毛のメラニン色素に反応して熱を発生しますが、肌のメラニンにまで反応する恐れがあるのです。日焼けの度合いによっては施術ができないケースもあるため、注意してください。
■⑤脱毛直後の運動・飲酒・入浴
脱毛直後の運動・飲酒・入浴は、血流をよくして体温の上昇を促します。施術後の肌は熱を帯びているため、冷却して落ち着かせる必要がありますが、体温の上昇を促すような行動をすると、かゆみや赤みなどのトラブルを招きやすくなるのです。結果的に、肌に跡を残す原因になるため注意しましょう。
■⑥脱毛前後の不十分な保湿
脱毛後の肌は熱を帯びており乾燥しやすい状態のため、十分な保湿が必要です。肌のうるおいが不足するとバリア機能が低下して、赤みやかゆみなどのトラブルが起こりやすくなるでしょう。
■⑦不適切な自己処理
毛抜きやカミソリ、ワックスを使った不適切な自己処理は、肌や毛穴を傷つけやすく跡を残す原因になりかねません。そのほかにも旧式・中古品の家庭用脱毛器を使うとトラブルの原因になるため、使用は控えましょう。
肌への負担を最小限に抑えたい場合には、電気シェーバーの使用をおすすめします。肌に直接刃が当たらないため、肌を傷つけるリスクを減らせるでしょう。
■⑧制汗剤
脇などに制汗剤を使用すると、毛穴詰まりの原因になって跡が残りやすくなります。脱毛後は制汗剤の使用を控え、汗をかいたら清潔なタオルでこまめに拭き取るようにしてください。
脱毛の跡ができた・なかなか治らない場合の対処法
ここでは「脱毛の跡ができてしまった」「跡がなかなか治らない」場合に試していただきたい対処法をご紹介していきます。
■患部を保湿・冷却する
肌に跡を発見したら保冷ジェルなどを使って冷却した後、化粧水や乳液、クリームを使って保湿しましょう。肌の状態を整えることで肌の回復を促せます。
■化粧水や美白クリームを使ってスキンケアをする
化粧水や美白クリームを使ってスキンケアをする際には、肌へ負担をかけないためにも低刺激の製品を使ってください。肌への刺激を抑えられるアルコールフリーのタイプや美白効果が高いアルブチン、コラーゲンの生成を促してメラニンを抑制するビタミンC誘導体が含まれているスキンケア用品の使用をおすすめします。
■UV対策をする
紫外線を浴びてしまうとさらに肌状態が悪くなってしまうため、UV対策を行ってください。
<UV対策の一例>
- ・日傘を差す
- ・日焼け止めを塗る
- ・帽子を深くかぶる
- ・屋外でのレジャーを避ける など
とくに、常に露出している顔の脱毛をしている方は、紫外線対策を徹底しましょう。
■医師に相談する
跡を何もせずにしておくと、そのまま残ってしまう可能性もあります。医療脱毛の場合は通っている脱毛クリニックへ、美容脱毛の場合は皮膚科医を受診してください。脱毛サロンによっては提携している皮膚科医を紹介してもらえる場合もありますので、まずはスタッフに相談をしましょう。
■出力の弱いレーザーに替えてもらう
これ以上跡を増やさないためにも、自分の肌に合った出力の弱いレーザーに替えてもらうことが大切です。また痛みを強く感じた場合にも、スタッフに伝えれば出力レベルを下げてもらえます。
医療脱毛クリニックなら、出力レベルについて医師に相談ができます。脱毛に関する肌トラブルが心配な方は、医療脱毛を始めてみましょう。
まとめ
脱毛後の跡について、跡ができる原因や治し方について解説していきました。脱毛後のアフターケアを怠ると、跡が残る場合があります。きれいな肌を目指すためにも、気になる症状が表れたら医療脱毛クリニックや脱毛サロンのスタッフに相談してください。
名古屋にある「まゆりなclinic名古屋栄」では、患者様の肌質・⽑質にあわせて施術できるよう、複数の脱⽑機を⽤意しております。肌状況にあわせて照射できますので、肌が弱い方や敏感肌の方でも安心して脱毛を始めていただけます。
肌への負担を減らすため、目視はもちろんのこと肌トーンとメラニンをチェックする機器を使用してお一人おひとりにあわせたパワー調整を行っております。万が一脱毛による肌トラブルが発生した場合には、専門医が適切な処置をいたしますので、ご安心ください。
当院での脱毛をご希望の方は、無料カウンセリングへお越しください。医師による肌診察を行ったうえで、脱毛の方や出力レベルを決定いたします。
そのほかにもカウンセリングでは「ニキビ跡があっても治療はできる?」「何回の施術で脱毛効果を得られるの?」などの悩みにカウンセラーが丁寧にお答えいたしますので、気になる点があればご相談ください。
医療レーザー脱毛を始めて、安心かつ安全にきれいな肌を目指しましょう。