まつげ育毛剤~豊かなまつげを育てる~<医師監修>
- 2023.1.23
コロナの流行や春からは花粉症でマスクが手放せない今、マスクで顔の半分以上が隠れてしまっているため、目元の印象が大事になっています。マスク映えのためにまつげの育毛を考える方も少なくありません。
まつげの役割
まつげは汗や強い日光、ゴミやホコリ、異物から目を保護し、眼球への傷や目の疾患、外敵から目を守る役割があります。まつげは眼球の乾燥や紫外線も防ぎます。また、目元の表情や印象をつくる役割もあり、まつげの魅力は長さ・太さ・濃さで決まると言われています。
まつげの生え変わる周期
まつげも毎日数本程度抜けます。体の毛は、生えて抜けます。それを繰り返すヘアサイクル(毛周期)というものがあります。一般的な髪の毛の毛周期は約3年~6年ですが、まつげの毛周期は約3週間~3ヵ月と髪の毛に比べてとても短いです。そのため、髪の毛のように長くなる前に抜けて生え変わってしまうと考えられます。
まつげ貧毛症
まつげ貧毛症とはまつげが不足していたり短かったり細かったり、不十分な状態をいいます。原因としては、マスカラやビューラーなどのまつげケアによるダメージ、加齢、アトピー性皮膚炎や乾癬などの皮膚疾患、抗がん剤等の薬の副作用などが考えられます。最近では、自まつげに接着して行うまつげエクステやまつげパーマの影響でまつげに負担がかかっていることも一因です。
まつげダメージの原因
・まつげエクステやまつげパーマといった科学物質の使用による科学物質によるダメージ
・ホットビューラーなどの熱処理によりタンパク変性を引き起こし毛髪内部の成分変化によるダメージ
・強い紫外線によるキューティクル損傷などを引き起こす環境によるダメージ
・落としきれないメイク残りなどの汚れによるダメージ
・過剰な力を加えて毛髪そのものに負担をかけ続ける物理的なダメージ
まつげ育毛剤
まつげを育てることを目的とした外用薬です。医薬品のまつげ育毛剤は、発毛を促進し毛量を増やし4か月程度で確実な効果が期待できます。ルミガンやグラッシュビスタは有効成分として発毛効果があるビマトプロストが配合されています。
ルミガン
ルミガンはもともと緑内障や高眼圧症の治療薬として開発されましたが、臨床試験で緑内障の患者さんにルミガンを使用したところ、46%にまつげが多毛になる副作用が見られました。たまたま発見されたこの副作用により、ビマトプロストをまつげ育毛剤に転用する研究が開始されました。ルミガンは、夜1回塗るだけでまつげの毛周期の成長期を延長の効能でまつげの長さが伸長し、休眠状態にある毛包を刺激しまつげの厚みや太さが太くなり、濃くする効果があります。個人差はありますが、2か月塗布した方のうち約50%に大きな改善が認められています。使用中止により数カ月で徐々に元に戻ります。
まつげ美容液
ラッシュアディクト
ラッシュアディクトはサロン専売品です。特許取得済みの日本初のノンニードルトリートメントである天然ナノペプチドが配合されています。まつげを伸ばすだけではなく独自開発のナノペプチドがしっかりと細胞に働きかけハリやコシ、ツヤを与え健康的なまつげへ導きます。まつげ美容液の中でも大変人気があります。
まつげを健康に保つために
生活習慣の改善
健康なまつげを保つためには正しい生活習慣も重要です。バランスの良い食事や質の良い睡眠、上手なストレス解消などを心がけましょう。
日常のまつげケア
まつげをこすったり、過度なメイクや乱暴なクレンジングをするなどまつげに大きなダメージを与えることは避け、マスカラはお湯で落とせるものを使用し、ビューラーの使用やめたり、丁寧に優しくクレンジングや洗顔を行ったり、まつげエクステやまつげパーマをしないなどまつげを刺激しないようなケアを行いましょう。
目の周りの血行促進
目元の血流が改善されることでまつげの健康に必要な栄養素が運ばれやすくなります。
まつげ育毛剤や美容液での保湿と栄養補給
傷んでしまったまつげは乾燥しがちです。ダメージをケアしつつ保湿効果のあるまつげ育毛剤や美容液で栄養を与えましょう。自分自身に合ったものを選ぶことが大事です。
まとめ
まゆりなclinic名古屋栄では、様々な悩みにお応えできるよう各種施術やドクターズコスメなど取り揃えております。カウンセリングは無料ですのでお気軽にご相談ください。