ほくろ除去後のダウンタイムは何日?テープ・赤み・洗顔・メイクまで経過を解説|名古屋
- 2026.10.16
ほくろ除去を検討している方にとって、「治療後はどのような見た目になるのか」「テープは何日必要なのか」「いつから洗顔やメイクができるのか」は気になるポイントではないでしょうか。
CO2レーザーでほくろを除去した直後は、皮膚の表面に小さな傷ができた状態になります。ほくろの大きさや深さによって差がありますが、最初の1〜2週間程度は創部を保護し、その後は赤みやピンク色の状態が少しずつ落ち着いていくのが一般的です。
まゆりなclinic名古屋栄では、ほくろの状態や深さを確認しながら治療し、必要以上に深く削りすぎないことを重視しています。
この記事では、CO2レーザーによるほくろ除去後の経過を、施術当日から数か月後まで時系列で解説します。
目次
ほくろ除去後のダウンタイムはどれくらい?
ほくろ除去後の主な経過は次のようになります。

これはあくまで目安です。大きいほくろや深いほくろ、身体にあるほくろなどでは、傷が閉じるまでに時間がかかることがあります。
治療後は「何日経過したか」だけではなく、実際に傷の表面がどの程度治っているかを確認することが重要です。

施術直後|ほくろがあった部分は小さな傷になります
CO2レーザーは、皮膚組織に含まれる水分に反応するレーザーを利用して、ほくろなどの組織を蒸散させる治療です。
ほくろを除去すると、その部分には一時的に小さなくぼみができます。
施術直後には、赤み、少量の出血、透明〜薄い黄色の浸出液、ヒリヒリした感じ、軽い腫れなどがみられることがあります。
これらは治療直後にみられる反応です。
治療後は創部を清潔に保ちながら、医師の指示に沿って軟膏やハイドロコロイドシートなどで保護します。
当院で使用しているレーザーについては、CO2レーザーについて詳しくはこちらをご覧ください。
施術当日からシャワー・洗顔はできます
ほくろ除去後も、施術当日からシャワー・洗顔は可能です。
治療した部分についても、強くこすらなければ、泡と流水でやさしく洗うことができます。
傷だからといって長時間まったく水に触れさせない必要はありません。大切なのは、創部をこすらず、清潔な状態を保つことです。
ほくろ除去後の洗い方
- 石けんや洗顔料をよく泡立てる
- 創部を強くこすらず、泡でやさしく洗う
- 流水で十分に流す
- 清潔なタオルやガーゼで押さえるように水分を取る
- 指示された軟膏や保護材を使用する
タオルでゴシゴシこすったり、傷を指で触ったりすることは避けてください。
湯船・温泉・サウナはどうする?
シャワーで短時間洗うことは施術当日から可能です。
一方、湯船・温泉・サウナなどは、身体が温まって血流が増えることで、治療直後の赤みや出血が目立つことがあります。
そのため、施術当日はなるべく控え、翌日以降も創部の状態をみながら再開してください。
特に長時間の入浴や、創部を長時間お湯につけること、発汗の多いサウナは、傷がまだ湿っている時期には避けることをおすすめします。
プールについても、創部が開いている間は避け、傷が閉じてから再開する方が安心です。
施術後1〜3日|浸出液が出ることがあります

治療直後から数日間は、傷から透明〜薄黄色の液体が出ることがあります。
これは浸出液と呼ばれるもので、創傷治癒の過程でみられます。
ハイドロコロイドシートを貼っている場合、浸出液を吸収してテープの中央部分が白く膨らむことがあります。
白くなったからといって、必ずしも膿が出ているわけではありません。
ただし、
・痛みが徐々に強くなる
・赤みが周囲へ広がる
・腫れが強くなる
・悪臭を伴う膿のような液体が出る
・発熱がある
といった症状がある場合は、感染などの可能性もあるため医療機関へ相談してください。
施術後4日〜1週間|新しい皮膚が作られてきます

数日経過すると浸出液が少なくなり、創部の表面に新しい皮膚が形成されてきます。
浅く小さなほくろであれば比較的早く傷が閉じることがありますが、深いほくろや大きなほくろではもう少し時間がかかります。
この時期に傷が気になっても、頻繁に触ったり、剥がれかけた皮膚を無理に取ったりしないようにしてください。
創部を清潔に保ち、必要な期間は保護を続けます。
ほくろ除去後のテープはいつまで貼る?
テープやハイドロコロイドシートを使用する期間は、傷の表面が新しい皮膚で覆われるまでが基本です。
多くの場合、1〜2週間程度が一つの目安になります。ただし、日数だけで終了を判断するわけではありません。
まだ保護を続けた方がよい状態
・浸出液が出ている
・傷の表面が湿っている
・赤い創面が露出している
テープ終了を検討できる状態
・浸出液がほとんど出ない
・傷の表面が閉じている
・薄いピンク色の新しい皮膚になっている
ほくろの大きさや深さによって治癒するまでの期間は異なるため、創部の状態をみながら判断します。

テープが白く膨らんだら交換する?
ハイドロコロイドシートは浸出液を吸収すると白く膨らみます。
多少白くなっているだけであれば、すぐに交換する必要がないこともあります。
一方で、
・浸出液がテープの端まで達している
・液体が外へ漏れている
・テープが剥がれている
・汚れてしまった
場合は交換します。
交換するときには創部をやさしく洗浄して清潔にし、新しいシートを貼ります。交換頻度は浸出液の量によっても異なります。
1〜2週間後|ピンク色になっても異常ではありません

傷が閉じた後、ほくろがあった部分がピンク色や赤色に見えることがあります。
「ほくろは取れたのに赤い」と心配される方もいますが、これは傷が治っていく途中でよくみられる状態です。
新しくできた皮膚は、すぐに周囲と同じ色になるわけではありません。
数週間〜数か月かけて徐々に赤みが薄くなり、周囲の皮膚になじんでいきます。
ほくろ除去後に茶色くなったら再発?
治療後しばらくして、除去した部分が茶色っぽく見えることがあります。
しかし、すぐにほくろが再発したとは限りません。
考えられるものには、
・炎症後色素沈着
・治癒途中の赤みが茶色っぽく見えている
・母斑細胞が残って再び色が出ている
などがあります。
治療直後の見た目だけでは区別できないこともあるため、一定期間経過をみて判断します。
傷跡や色素沈着、再発については、ほくろ除去後に跡が残る?傷跡・色素沈着・再発についてでも詳しく解説します。
💡関連コラムはこちら⇒「ほくろ除去後に跡が残る?傷跡・色素沈着・再発について」
メイクはいつからできますか?
顔のほくろを除去した場合、メイクについてもよく質問をいただきます。
当院では、メイク自体は翌日から可能としています。
ただし重要なのは、ほくろを除去した部分には、傷が閉じるまでファンデーションやコンシーラーなどを直接塗らないことです。
翌日以降のメイク、創部以外は通常どおりメイク可能です。
ほくろを除去した部分は保護テープなどで覆い、ファンデーションやコンシーラーは直接塗らないようにしてください。
傷の表面が新しい皮膚で覆われ、浸出液がなくなった後は、状態を確認しながらメイクを再開できます。

日焼け止めはいつから塗る?
ほくろ除去後は紫外線対策も重要です。
ただし、まだ傷が開いている部分に通常の日焼け止めを直接塗る必要はありません。
傷が閉じるまで
✅・保護テープ
✅・帽子
✅・日傘
✅・衣類
などを利用して紫外線を避けます。
傷が閉じた後
傷の表面が新しい皮膚で覆われた後は、日焼け止めを使用して紫外線対策を続けます。
紫外線を強く浴びることで、治療後の色素沈着が目立ちやすくなる可能性があります。
ほくろ除去後にかさぶたはできますか?
治療後に薄いかさぶたができることがあります。
一方で、ハイドロコロイドなどを使用して湿潤環境を保っている場合は、硬いかさぶたが目立たないまま治っていくこともあります。
そのため、「かさぶたができていないから治っていない」ということではありません。
かさぶたができた場合も、無理に剥がさないようにしてください。
仕事は休む必要がありますか?
デスクワークなどであれば、通常は翌日から仕事が可能です。
ただし、顔のほくろを除去した場合は、数日〜1週間以上保護テープが見えることがあります。
複数のほくろを一度に除去した場合はテープの数も増えるため、接客業や人前に出る仕事の方は、仕事やイベントの日程も考えて治療日を決めるとよいでしょう。
運動や飲酒はいつからできますか?
激しい運動や飲酒によって血流が増えると、施術直後の赤みや出血が目立つことがあります。
そのため、施術当日の激しい運動や大量の飲酒は控えてください。
少量の飲酒についても絶対に禁止というわけではありませんが、施術当日はなるべく控えることをおすすめします。
翌日以降は、出血や強い赤みなどがなければ、創部の状態をみながら通常の生活へ戻していきます。
ほくろ除去後に受診した方がよい状態
軽い赤みや少量の浸出液は、通常の治癒過程でみられることがあります。
一方で、次のような変化がある場合は一度ご相談ください。


深いほくろほど治るまで時間がかかります
ほくろには、皮膚表面に近いものから、母斑細胞が皮膚の深い部分まで存在しているものまであります。
深いほくろを一度に完全に取り切ろうとして必要以上に深く削ると、くぼみや傷跡が目立つ可能性があります。
まゆりなclinic名古屋栄では、ほくろの深さや形を確認し、必要以上に深く削りすぎないよう治療しています。
そのため、深いほくろでは母斑細胞が一部残り、再び色や隆起が出てくることがあります。その場合は経過を確認し、必要に応じて追加治療を検討します。
ほくろの治療方法やCO2レーザーと切除の使い分けについては、【内部リンク】ほくろ除去はCO2レーザー?切除?治療法・経過・再発まで医師が解説|名古屋をご覧ください。
「ほくろ」に見えてもレーザーをしない方がよい場合があります
黒色や褐色の病変が、すべて良性のほくろとは限りません。
例えば、
・急に大きくなった
・形が不整
・色がまだら
・繰り返し出血する
・最近急に変化した
といった病変では、診察によって悪性疾患との鑑別が必要になることがあります。
悪性が疑われる病変に対して、美容目的で安易にCO2レーザーを行うべきではありません。
必要に応じて病理検査などが可能な医療機関での精査を検討します。
まとめ|ほくろ除去後は傷が閉じるまでのケアが大切です
CO2レーザーによるほくろ除去後は、すぐに治療が完成するわけではありません。
治療直後は小さな傷となり、浸出液が出ることがあります。その後、新しい皮膚が形成され、ピンク色や赤みのある時期を経ながら、少しずつ周囲の皮膚になじんでいきます。
ほくろ除去後のポイントをまとめると、
・施術当日からシャワー・洗顔は可能
・創部も泡と流水でやさしく洗う
・傷が閉じるまではハイドロコロイドなどで保護する
・メイクは翌日から可能だが、創部には直接塗らない
・湯船・温泉・サウナは施術当日はなるべく控える
・施術当日の大量飲酒や激しい運動は控える
・創部が閉じた後は紫外線対策を続ける
・赤みは数週間〜数か月残ることがある
・強い痛み、腫れ、膿などがある場合は受診する
ことが大切です。
ほくろの大きさや深さによって、治療後の経過は異なります。
まゆりなclinic名古屋栄では、診察でほくろの状態を確認したうえで、傷跡ができるだけ目立ちにくくなるよう治療方法や照射の深さを判断しています。
当院での治療については、【内部リンク】まゆりなclinic名古屋栄のほくろ・イボ除去もご覧ください。
Q&A
Q1. ほくろ除去後は当日から洗顔できますか?
はい。施術当日から可能です。石けんや洗顔料をよく泡立て、創部を強くこすらずやさしく洗ってください。洗った後は清潔なタオルやガーゼで押さえるように水分を取ります。
Q2. ほくろ除去後は何時間濡らしてはいけませんか?
当院では「術後○時間は絶対に濡らさない」という管理にはしていません。施術当日からシャワー・洗顔が可能で、創部もやさしく洗浄して清潔を保ちます。
Q3. テープは何日貼りますか?
1〜2週間程度が一つの目安です。ただし日数だけでは判断せず、浸出液がなくなり、傷の表面が新しい皮膚で覆われるまで保護します。
Q4. ハイドロコロイドが白くなりました。膿ですか?
浸出液を吸収することで白く膨らむことがあります。そのため、白くなっただけで感染や膿とは限りません。強い痛み、腫れ、悪臭、膿などがある場合はご相談ください。
Q5. メイクは翌日からできますか?
創部以外は翌日から可能です。ほくろを除去した部分には、傷が閉じるまでファンデーションやコンシーラーなどを直接塗らないようにしてください。
Q6. 湯船やサウナはいつからできますか?
絶対に禁止というわけではありませんが、施術当日はなるべく控えてください。翌日以降も、出血や浸出液など創部の状態を確認しながら再開します。長時間の入浴や発汗の多いサウナは、傷がまだ湿っている時期には避けることをおすすめします。
Q7. 施術後にお酒を飲んでも大丈夫ですか?
大量の飲酒は施術当日は控えてください。少量の飲酒も絶対禁止ではありませんが、血流が増えて赤みや出血が目立つ可能性があるため、当日はなるべく控えることをおすすめします。
Q8. ほくろ除去後の赤みはいつ消えますか?
数週間〜数か月かけて徐々に薄くなっていくことがあります。傷の深さや部位、体質によって期間には個人差があります。
Q9. 茶色くなったらほくろの再発ですか?
炎症後色素沈着などでも茶色く見えることがあるため、すぐに再発とは判断できません。一定期間経過を確認して判断します。
Q10. ほくろ除去後に日焼け止めは塗れますか?
傷が開いている間は、通常の日焼け止めを創部へ直接塗る必要はありません。保護テープ、帽子、日傘などで紫外線を避けます。傷が閉じた後は日焼け止めを使用してください。
文責
まゆりなclinic名古屋栄 院長 加藤成貴
参考文献
- Krupashankar DS, et al. Standard guidelines of care: CO2 laser for removal of benign skin lesions and resurfacing. Indian J Dermatol Venereol Leprol. 2008;74 Suppl.
- Collawn SS. Re-epithelialization of the skin following CO2 laser resurfacing. J Cosmet Laser Ther. 2001;3(3):123-127.
- Early postoperative water exposure does not increase complications in cutaneous surgeries: A randomized, investigator-blinded, controlled trial. J Am Acad Dermatol.
- Smack DP, et al. Infection and allergy incidence in ambulatory surgery patients using white petrolatum vs bacitracin ointment. A randomized controlled trial. JAMA. 1996.
- Hydrocolloid Dressing vs Petroleum Ointment for Scar Appearance After Dermatologic Surgery: A Randomized Clinical Trial.
- Memorial Sloan Kettering Cancer Center. Skin Care Before and After Fractionated Carbon Dioxide Laser Treatment.
監修医師

まゆりなclinic名古屋栄 院長
<経歴>
三次救急病院、美容皮膚科・美容外科クリニックで、内科・外科・救急医療から美容医療まで幅広い診療経験を積む。2022年に「名古屋・栄の美容皮膚科」としてまゆりなclinic名古屋栄を開院。
医学的根拠に基づき、「本当に良いと思えるものだけを提供すること」を信条とし、効果が不確かな施術は採用せず、自ら体験して効果を実感できた医療だけを厳選して導入しています。
特にシミ取りレーザー(ピコレーザー)ニキビ跡治療(フラクショナルレーザーやクレーター状のニキビ跡に対する剥離治療[サブシジョン]など)、ヒアルロン酸やボトックスを用いた注入治療医療ダイエット(脂肪溶解注射・GLP-1など)を得意としており、一人ひとりに合わせたオーダーメイドな美容医療を提供しています。
わからないことや不安なことがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。医師の視点から、科学的根拠に基づいて丁寧にお応えします。








