ダーマペンはやめたほうがいいって本当?徹底解説します!!<医師監修>
- 2022.8.20
目次
やめたほうがいい?ダーマペンとは?
ダーマペンとは、髪の毛よりさらに細くなった超極細針を使用し、お肌の表面から真皮層までとても小さな穴を一時的につくり、『お肌の回復力』を利用して肌の再生を図り、肌質改善を行う治療法です。
お肌の自然治癒力も向上します。ダーマペンを使用することでお肌が本来もつ「お肌の傷を治そうとする力」を呼び起こすことでコラーゲンやエラスチンが増え、ハリ・ツヤ感が期待できます。
傷が治った肌は元の肌よりも若く新しい組織で作られるため、にきび跡や毛穴、美白、美肌、引き締め、小じわといったお悩みの改善やお肌全体の若返り、肌の衰えを防ぐ効果が期待できます。
ダーマペンは歴史があります。
手動で転がして施術を行うダーマローラーから始まり、今ではダーマペン4が一番最新機器となっております。
ダーマペン4は先端についた16本の超極細針がそれぞれ1秒間に120回もの振動を行うことで、最大1,920個/秒もの小さな穴を皮膚にあけることができます。
また、最大深度は3.0mmまで調整可能になったことで、従来のダーマペン3(最大深度2.5mm)に比べてより一層有効成分を浸透し、効果は向上しながらも治療時間は短くなり、
お肌への負担などのデメリットも軽減できるようになりました。
個人差はありますが1回の治療で効果を実感できる場合もありますが、複数回治療をすることでより効果を実感しやすくなります。
【Point】 微小な穴から美容成分をより早く、効果的に浸透させることで即効性のある美肌効果が得られます。
後悔する?ダーマペンのデメリット
上記の症状改善にダーマペン4は適しておりますが、「ダーマペンはやめたほうがいい」という口コミなど目にしたことはありますでしょうか?
そのように言われているのには、いくつかの理由があります。
- 施術後のダウンタイムが長い
赤み、ヒリヒリとした痛み、むくみや腫れ、内出血が出ることが多いです。
長くて一週間程度で引いてきます。
- 施術後の禁止項目が多い
ダーマペン施術後のお肌は大変デリケートな状態です。
赤み・腫れなどがひくまでの数日間は以下のことを避けることを推奨されております。
◆激しい運動
◆多量の飲酒
◆日焼け
◆温泉やサウナ入浴
◆施術当日の洗顔やメイク
当日、シャワーは浴びれますがなるべく濡らさない方がよいでしょう。
・痛みを感じることが多い
ダーマペンは皮膚に微細な穴を空ける治療であるため、治療前には麻酔を施して傷み対策をします。
一般的には麻酔クリームが用いられ、場合によっては笑気麻酔で対応することもあります。
痛みは、個人差はありますが「チクチクした痛み」や「ヒリヒリした痛み」という声が多くあります。
・しっかり効果を得るために数回通う必要がある
ダーマペンは1回の施術ですぐに悩みが解決し、肌質改善ができないこともあります。
基本的には、6週間に1回を最低3~5回 1クールで施術を推奨しているところが多いように思います。
お肌の土台作りをして、肌質改善を望むのであれば最低3~5回の施術が必要とわたくしも考えております。
ダーマペンの施術をやらない方がいい人
・あまり予算をかけずに治療をおこないたい人
1回で2万円前後が相場で、オプションをつけると5万円ほどになることもあります。
回数も必要になってくる治療です。低コストで肌質改善をしたい方は、費用が抑えられるケミカルピーリング・マッサージピールからスタートしても良いでしょう。
・妊娠中や授乳中の人
ホルモンの関係で皮膚が敏感になっており、皮膚トラブルが起きやすい状態になっています。
・肝斑の治療を望んでいる人
肝斑でお悩みの方は、スキンケア指導を受けたり、シナール・トラネキサム酸内服したりピコトーニングで治療するのがベストでしょう。
肝斑の部位に刺激を与えると炎症を起こして、色素沈着のリスクが高くなってしまいます。
・金属アレルギーの人
ダーマペンの針がステンレス製のため金属アレルギーの人は注意が必要です。
・大きなニキビなどの炎症がある人
皮膚の炎症がひどい状態だと、施術が出来ない可能性があります。
まずは皮膚科にかかり、ニキビの炎症を治してからダーマペンの治療を行いましょう。
「やらない方がいい」のは嘘?ダーマペンのメリットは?
ダーマペン4にできること
光老化の防止
表皮層を傷つけず安全な治癒反応を促すことで、自然なコラーゲンとエラスチンの生成を促します。
ダウンタイムはわずかでありながら、毛穴・小じわの減少、ハリ・弾力のアップ、透明感のあるキメの整ったお肌へと導きます。
また、目元・口元など、これまでの施術で解決し難かった部位にも効果的です。年齢のでやすい首の小じわ・質感の改善も期待できます。
ニキビ跡など瘢痕の改善
ニキビ跡、火傷による拘縮、手術後の瘢痕なども治療できます。
肝斑・色素沈着
一部のレーザー治療とは異なり、ダーマペン4は熱損傷と色素脱失のリスクがありません。
皮膚に1秒毎最大1,920個の微小孔を作成し、細胞機能の正常化を促します。メラニン色素がターゲットにされるため、治癒過程においてお肌の色ムラが均一になります。
さらに、美白成分を皮膚深部に浸透させることで透明感のあるお肌へと導きます。レーザー治療を受けにくい濃い色のお肌の方、色素沈着過剰の素因のある方にも効果的です。
ダーマペン治療はこんな方におすすめ!
ダーマペンがおすすめな人
それは、まずエイジングケアをしたい方です。
自然治癒力が働くと、皮下では繊維芽細胞が活性化されてコラーゲンの産生が始まります。
よって、ハリツヤ感につながります。あとは、ニキビ跡や毛穴の開きの改善、肌のたるみなどの改善が期待できる治療になっております。
しっかり定期的に施術を行うことも大切になので通っていただくことが大丈夫な方がいいでしょう。
また、一回の施術で激的な変化があるわけではなく、上記でもお話ししましたが3~5回で1クールの治療と考えていただきたいので
長い目で効果を実感できる方のほうがむいているでしょう。
ダーマペンを受けるにあたっての注意点
・治療に必要な回数を確認しておいてください
上記でも説明しましたが、ニキビ跡のような真皮層までダメージがいってる場合は一回の施術では効果を実感できないでしょう。
最低4回の施術をもって効果を実感できるようになります。
効果も緩やかに表れるので、長い目でみて効果を実感してください。
・ダウンタイムの期間の過ごし方を確認、予定を調節しておきましょう
治療後、2~3日間は赤み、痛みや痒み、内出血などが見られることがありますので、この点についても納得した上で治療を受けましょう。
ダウンタイムの期間は針の長さによっても多少異なりますので、しっかり確認をしてください。
まとめ
結局ダーマペン治療はどんな治療?
ダーマペンとは、髪の毛よりさらに細くなった超極細針を使用し、お肌の表面から真皮層までとても小さな穴を一時的につくり、
人体の自然治癒力『お肌の回復力』を利用して肌の再生を図り、肌質改善を行う治療法です。
異物の注入とは異なるため 異物反応などの心配がないというメリットもあります。
エイジングサインの改善、長年悩んできたニキビ跡、毛穴の治療は合理的治療ダーマペンはおすすめです。
当院も無料でカウンセリングを行っております。
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